「×と○」毒娘 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
×と○
何だコレは。と、怖くもないし登場人物の変貌する現在と過去の汚点もさっぱり訴えてこないばかりか、×と○を垂れ流しにしているだけの無駄なところばかり。いい俳優やいいスタッフに巡られていても面白くない作品は出てくるものなんだな・・・
人間性が疑われ怖いと感じたのは、ダンスを踊る子を蜂に襲わせたシーンだけだっただろうか。こんなことがあっても警察沙汰にしなかったり、周囲では平和な雰囲気が続けられる。全く家庭生活、隣人関係にリアリティが全く感じられないのだ。考えてみればちょっとカルト作品に近いかも。
この手の作品によくあるのは、問題児ちーちゃんが実在しいなくて萌花の妄想と豹変といった展開なのだろうけど、それもない。しかも、ちーちゃん。橋の下で暮らしている!せめて固執する家の隠し部屋とかに棲んでいてほしい・・・単に「毒親」という言葉の言葉遊び的発想だったか。
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