港のひかりのレビュー・感想・評価
全126件中、21~40件目を表示
昭和の任侠映画
小さなスクリーンを気にならないくらい感情移入できるくらいよい映画でした
とにかく格好良い!
ヤクザ映画でした
心優しくなる映画
昭和のヤクザ映画風
ほっぺプニプニ
この映画どいがけ?なーんもないちゃ
元ヤクザの漁師と幼い頃交通事故で、両親の命と自分の視力を失った少年の交流を描くハートフルドラマかと思って観に行ったら、予想以上に富山ヤクザの映画だった。さすが東映さん、いろいろ容赦ない。
最近の邦画の若い監督の作品もいくつかは拝見したが、利己的な描写が今ひとつ物語に共感できないと感じていた。
「人生で一番大切なことはなんだ?」
「強さです」
「強さとはなんだ?」
「誰かのために生きることです」
これですよ!
元ヤクザが漁師をするのは、能登半島の輪島が舞台なんだけど、他はほぼ富山。富山駅、桜町、松川、桜木町、日赤病院、富山刑務所。
同級生で富山でヤクザ業を営まれてる方もいたり、これまた同級生は富山刑務所の看守だったり、日赤病院は、昨年病気の母の付き添いで行ったなとか、もういろいろあって、普通に評価できない状況。
キャメラマンのベテラン、木村大作さんが富山好きなのも影響してるのかもしれない。富山県出身者には見慣れた景色でちょっとしたちょい役にいたるまで、演技巧者のオールスターキャストで楽しめた。
この時点で個人的理由から満点評価せざるを得ないが、石川、富山を知ってる人以外は気にならないことがどうしても気になってしまう。これは地の利を知ってるだけに仕方ない。
富山と輪島、あんな近い感じじゃない。
能登半島の復興と絡んだ企画ということも理解できるが、本来なら元ヤクザは立山の木こりとかにしたら位置情報的にも身を隠してる感も出たと思うし、ラストカットは、立山連峰の絶望的な巨大さでシメてもらえたら多分、席から立てないくらい泣いたと思う。
映像にしろヤクザにしろ昔が良かったと思った。
懐かしい良さがあった!
元ヤクザと盲目の少年の物語。最期のシーンで泣けた
久しぶりの舘ひろし主演映画🎥
尾上菊五郎で寺島しのぶの長男、尾上眞秀が盲目の少年幸太を演じ、大人になった幸太を千葉真一の息子、眞栄田郷敦が演じました。
また、端役ですがピエール瀧が覚醒剤販売をしている暴力団のヤクザ役として登場します。
ピエール瀧は妻夫木聡主演の宝島にも出てましたが、確かに「ヤクザ役」は嵌まり役(笑)
盲目の少年役は難しい役ですが、私は子役時代を演じた尾上眞秀君の演技も良かったと思いましたが、大人になった眞栄田郷敦の演技の方が感銘を受けました。
あと、ヤクザの親分役の椎名桔平はきっと本物なんだろうと思ってしまいました。
ストーリーは単純。
ラリったヤクザの運転する車に衝突され両親を失い、自分も視力を失った幸太少年が元ヤクザの三浦(舘ひろし)と知り合い、彼が手にした犯罪収益で手術を受け視力を回復する。
成長して刑事になった幸太に危害を加えようとするヤクザに命を狙われるが、三浦は幸太を守るために単身暴力団のいる倉庫に乗り込みヤクザたちと対峙するが、そこにヤクザから呼び出された幸太が乗り込み殺し合いが始まる。
三浦は幸太にヤクザの親分を射殺した自分に手錠をするよう懇願しながら絶命するが、このシーンには私の近くで映画を観ていたおじさんがすすり泣いていた。
定番の展開だが、楽しめた。
偏見や過去に囚われず眼の前の人に誠実に向き合えるか
元ヤクザと少年の直球のヒューマンドラマで、
今の時代に物語の設定がどうかしらと思っていたが全くの杞憂で
フィルムの映像の粗い質感や少し褪せた感じの発色が
ストーリーにも説得力を与えて、違和感がない。
背景や顔の皺からもひしと触感や豊かな情感が滲み出てきて、
それだけを見ていても飽きない。
それは映画館での鑑賞によって増幅されていると感じた。
演者さんについて、舘さんは貫禄の存在感で
ちょっと頑固で不器用だが一途で誠実な感じが渡哲也さんのようにもみえた。
真秀さんは拙さがいい感じで、郷敦さんへのシフトも自然。
過去や偏見にとらわれず、
目の前にいる人の今を見つめて正面から相対することができるか
という物語の通底にある問いかけに対して、
勇気を持って体現している登場人物たちにすごく感動した。
藤井道人さんの凄さを知れましたね。
黒島結菜さんが
藤井監督ゆえになかなかにシリアスな作品
全126件中、21~40件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。







