港のひかりのレビュー・感想・評価
全163件中、121~140件目を表示
古臭い雰囲気の漂う映画ですが、男気之ある舘ひろしや眞栄田郷敦の演技...
舘ひろしさんの凄みにシビれまくる、藤井道人監督の力作
久しぶりに骨太の東映任侠ものを味わえ大満足
『八甲田山』(1977年)や『復活の日』(1980年)など数々の邦画史上に残る名作を残した映画撮影のレジェンド木村大作 御大の撮った35mmフィルム撮影の素晴らしいこと、超昭和テイストのレトロな映像に惚れ惚れします
とにかく舘ひろしさんが激シブ、声が最高にセクシーだし所作がカッコ良すぎ、一番印象に残ったのは前半に椎名桔平さんにスゴむくだり、全身に稲妻が走るのほどシビれました、本作最大の名シーンだと思います
中高生の時から『西部警察』や『あぶない刑事』シリーズをリアルタイムで追っかけてきた身としては舘さんの俳優キャリアの集大成の様に見え何だか感慨ひとしお、しかも時折 渡哲也さんにすごく似てるとも思ったのは私だけでしょうか
そんな舘さんに対峙する最凶ヴィランを演じるのが椎名桔平さん、不敵な笑みを浮かべながらのハンパない残酷さに、観ていてマジで恐かったです、でもルックや出で立ちがメチャカッコよくもあり、この人も特に声がいいですね、素晴らしかったです
そして眉毛剃り剃りでヤバさMAXの斎藤工さんも憎たらしかったですね、
でもって出てきた瞬間 最高にアガった岡田准一さんも良かったけど、やっぱり眞栄田郷敦さんの存在感が凄い、若いのにあの雰囲気を出せる役者さんってそんなにいないと思います、良かったです
さらにその眞栄田郷敦さんの少年時代を演じた尾上眞秀さんもめちゃくちゃ印象的、ホントに目が見えない少年に見えたし、ピュアで切なくなる演技が素晴らしかったです
と、とっても見応えのあるキャスティングで贈る男の償いの物語、物語上かなりバイオレンス描写も激しいですが、それ以上に素晴らしい役者さん達の演技にグイグイ惹き込まれる良作、すごく良い作品でした
舘ひろしさん
の演技が良かった😎
ストーリー的にもわかりやすいし、楽しめたかな😀
元ヤクザと目が見えない家庭環境が悪い少年との交流。少年の人生を救った。めでたし、めでたし🎉
椎名桔平さんは最近はヤクザ役のイメージやけど
他の役のが好きかな。悪くはないんやけど笑笑
ピエール瀧さんもスジが通った漢って感じで良かった😎
港の雰囲気が良かった。どこなんやろ。また、パンフレット見たりするか😀
強さってなんだ
小さな漁船で少しの魚を獲って暮らす元ヤクザが、事故で両親を亡くした上に失明し、叔母夫婦と暮らす少年の交流の話。
小さな漁師町で地元の漁師から疎ましがられつつも、昔からの知り合いに世話になりつつ漁師をしている三浦が、同年代の子供にいじめられ、家でも虐待を受けている盲目の幸太を気になって、船に乗せて交流が始まって行く。
若頭時代、亡き先代組長の後釜と思われていたのに…という背景に加え、現組長の石崎とヤクザとの思想の違いをみせつつ、書かれ過ぎなあらすじ紹介の展開になって行く哀しい物語…というか、辞めてなおの任侠道ですね。
とても面白かったけれど、斎藤工演じる八代がちょっとチンピラ過ぎて、勿体なく感じてしまった。
ド直球なヒューマンドラマ
藤井道人監督ということで観てきました。
まずは配役が素晴らしい。
舘ひろしさん、あまりちゃんと拝見したことがなかったのですが、この役には凄く合ってらっしゃると思いました。
その他にも椎名桔平さん、斎藤工さん、市村正親さん、眞栄田郷敦さん、MEGUMIさん、ピエール瀧さんなど、全ての配役がピッタリで、こんなことある?と思うぐらいでした。
寺島しのぶさんの息子さん、尾上眞秀さんもとても良かったです。
欲を言えばもう少し早く幸太を大人にして欲しかったということと、予想外の事が起こらない、という部分。
予定調和通りなのでドキドキハラハラがない。
まあそれを全部おいておいたとしても、ド直球なヒューマンドラマとして良い映画だと思います。
あと岩代太郎さんの音楽が素晴らしかったです。
途中から曲を聞いているような部分もあったり。
あらためて良い音楽は良い映画に必要不可欠だと思いました。
舘ひろしのいぶし銀の情の演技が秀逸!
設定や舘ひろし演じる主人公三浦の出自は、正直好みではないし、
昭和的なにおいがするので、あまり鑑賞に乗り気ではなかったのだが、
舘ひろしの演技が望外に素晴らしく、とても感動した。
とにかく三浦の幸太(尾上眞秀・眞栄田郷敦)への愛情がハンパなく
三浦が親父(ヤクザの親父:宇崎竜童)に、強い=他人のために生きること
を実践しようと幸太へ心を尽くすシーンの数々は心に響いた。
三浦は元ヤクザだから、幸太のためとはいえ、やっていることは破天荒。
これが本作の本作たる所以だと思うのだが、どんな過去があっても
他人のために生きることはできることを実践してみせたのであろう。
三浦と幸太を支える荒川を演じる笹野高史の演技も素晴らしかった。
彼がいたからこそ、三浦も幸太も生きていけているのだと思う。
ラストシーンも幸太を優しく見つめる老いた荒川にもグッときた。
やはりもっとも感動したのは、三浦と青年になった幸太が再会するシーン。
ここでの舘ひろしの泣きの演技がもっとも素晴らしく、心を打った。
脇を支える俳優陣も素晴らしい。
市村正親のダチっぷり、椎名桔平のクズっぷり、斎藤工のハジけっぷり、などなど。
友情出演の岡田准一には驚いた。本当にちょい役だがなんて贅沢なんだと。
映画には直接関係ないが、私のうしろに座っていたお爺様・お婆様グループのマナーが
過去一といってもよいくらい悪い!
お茶の間かといわんばかりの上映中の会話、そして究極だったのはまさかの電話に出て
会話したこと。頼むから映画館ではやめてほしい。
私以外の観客もハズレ会だと思ったはず。
強さとは
日本映画らしさ満載、キャストが豪華でした。
漁師姿の舘ひろしが高倉健さんに似た雰囲気が感じられたのは私だけでしょうか。
昔やんちゃで歳を重ねて本当にいい歳の取り方してると羨ましい限り。
任侠映画の東映だけにそのシーンは迫力あります。椎名桔平の今時の悪い親分の演技は流石。斎藤工も。
現代のヤクザを描くと昭和の仁義と任侠のヤクザと現代の経済ヤクザ、クスリをハングレ闇バイトに売らせてしのいでるのはマストで暴対法の弊害が必ず描かれる。
けれどもこの作品はあくまで伏線であって人間の本当の強さとは、弱さとはを仁義に厚い元ヤクザが盲目の少年と出会ったことで人のために生きる自分のポリシーみたいなものを貫く強さと虚勢を張る弱い人間との対比を見事に描いた良作。藤井道人監督の人の中身を描くスタイルは好きです。
あと笹野高史さんが歳を取り老いていく歳月の流れを観るものに実感させるあたりは名バイプレーの本領発揮と言ったところですね。
幸太への"おじさん"の献身
昭和の画がそこにありました。
舘ひろしの《ヤクザの美学》に高倉健を見た。
舘ひろしさんは、まんま高倉健でした。
東映のヤクザ映画路線を引き継ぐ映画でした。
高倉健さんの映画に「冬の華」があります。
1978年の東映映画で降旗康男監督・脚本は倉本聰です。
プロットが似ていますし、流れる精神は同じに思えました。
“愛する者のためへの、自己犠牲“
それが男としての美学です。
「港のひかり」
元ヤクザの漁師・三浦(舘ひろし)は、白い杖をついて歩く少年が、
子供たちに虐められてるのを見て心を痛めていた。
親友の笹川(笹野高史)から、少年が失明した経緯を聞き、
世話になってる叔母の亭主に酷い扱いを受けているのも見聞きする。
少年は幸太という名前で、港でいつも出会い、
三浦は魚船に乗せて漁に出る。
沖に出た幸太は「海を見たい」とつぶやく。
三浦と幸太(尾上眞秀)は孤独な者同士、肩を寄せ合うようになる。
三浦は幸太の眼を心配して専門医に診て貰うと、
手術を受ければ回復する可能性があると言われたが、
費用は高額だった
とても元ヤクザの漁師に出せる金額ではなかった。
★このお金の捻出方法には、困惑しました。
★★完全にヤクザの理論です。
まぁ分からないでもない・・・宝くじにでも当たらなければ
用意できない額です。
★ヤクザよりタチの悪い叔母(MEGUMI)の亭主を叩きのめし、
暴力により叔母にも手術の同意書にサインせざる得ない状況にする。
暴力も性根の腐った人間には何より効果的・・・
だと知りました。
それから12年後。
三浦の尽力で幸太は視力を取り戻して、今は故郷で刑事として働いて
います。
12年間は三浦の刑事事件の刑期でした。
三浦は出獄して、笹川の助けでアパートを借りて、
タクシー代行の仕事に就きます。
笹川のすすめで三浦は初めて幸太に手紙の返事を書きます。
オジサンとしか知らされていなかった幸太
(成人した幸太は眞栄田郷敦)は、三浦の消息を遂に知るのです。
そして眼の手術のお金を出したことをやっと知ります。
三浦を待っていたのは幸太だけではなかった。
三浦の元いた暴力団の組長の石崎(椎名桔平)もまた、
待ち侘びていた。
弟分の大塚(ピエール瀧)の手引きで、覚醒剤取引の外国人との
ブツの受け渡し情報を得て、三浦はそのブツの代金を
ネコババしたのだった。
同時に外国人マフィアを殺して捕まったのだ。
三浦に迫る石崎一味の追手。
遂に三浦は石崎に捉えられてしまう。
刑事の幸太もアジトに現れての修羅場‼️
ラストがまた、賛否の分かれる所だと思います。
「お縄を頂戴します」的な三浦のシーン。
これは幸太に罪が被らないようにとの三浦の心配り・・
、と、思いましたが、そう単純に警察は鉾を納めますかね?
三浦は幸太や笹川には優しく人情に厚い義理堅い人物ですが、
そのためにトバッチリを受けたピエール瀧の命とか、
目的のためには自らの手を汚し手段を選ばない極道精神。
そこには涙しつつも納得はいかなかったです。
能登地方の険しい山肌や港。寒々とした冬景色。
撮影した木村大作の叙情溢れる風景の切り取り。
主演した舘ひろしの渾身の熱演。
眞栄田郷敦の若々しく凛々しい美しさ。
見どころは満載で好きな映画ですが、
ヤクザの流儀と考え方には疑問を感じるのでした。
監督・脚本の藤井道人さん。
三浦の男の美学は
身を賭して愛する者を守る・・・
究極の献身と自己犠牲・・・確かに胸を撃ちました。
しかし、
「ヤクザと家族The Family」の救いのなさの方が、
映画として現実味はありましたが、藤井監督が舘ひろしとの再タッグを
望みそれが実現した映画とのことですので、「ヤクザと家族・・・」の
スピンオフ的位置付けでもいいのかも。
【追記】
この映画の令和6年1月1日に発生した能登半島地震の直前・・・
ほんの数ヶ月前までに撮影を終了したそうです。
ですから、今は変わり果てた、大沢漁港、能登の朝市の様子。
それらを35mmフィルムに焼きつけた記録として、とても貴重な
ものになりました。
《能登半島地方の復興を願う》
その願いが込められた美しい映画。
ずっと愛されて皆さんの故郷として心に残るといいですね。
(25年11月18日・記)
令和の任侠映画そして命を紡ぐ映画
本作品を本日鑑賞致しました。
感想から申し上げますと、私個人は星10個です。
子供の為に義理の親へ殴り込みを荒々しく殴るシーンは涙が込み上げました。
監督、ずるいよ❗️
このワンシーンだけで星5つです。
そして暴力シーンを浄化させてくれる映像の風景(撮影・木村大作氏)に星5つです。
館さんのアップが一瞬、渡哲也さんに見えたのは私だけでしょうか?
映画としては評価分かれると思いますが、私にとってはとても好きな作品です。
港のひかり観てきました
【”人間の真の強さとは、誰かのために生きられるかどうかだ。”今作は元ヤクザの男と盲目の少年との12年に亘る、沁みる令和仁義任侠映画であり、震災直前の輪島の海を映し出した復興祈念映画でもある。】
■元ヤクザの過去を隠し、ひっそりと小さな漁村で小さな舟で猟師として暮らす三浦(舘ひろし)。彼は目の不自由な少年、幸太(長じてからは、真栄田郷敦)が、同級生から苛められている姿を見て、彼を自分の舟に乗せて交流を持つ。
幸太は、薬中毒のヤクザの車と両親が乗った車が正面衝突し、両親は即死。彼も後遺症で視力を失っていた。叔母(MEGUMI)に引き取られるも、彼女は酒浸りの紐男と幸太を蔑ろに、遺産だけ奪っていたのである。
そんな幸太の姿を見た三浦は、且つて若頭だった今や、クスリをバラまいてしのぎを得ている組から、クスリ売買の情報を彼を慕う組員(ピエール瀧)から得て、その金を奪い叔母と紐男を脅してから、幸太に対し高額な眼の治療を受けさせたのである。
12年後に出所した三浦は、且つて自分の事を”刑事だ。”と言った嘘を信じた幸太が、成長し、刑事になり且つての組のクスリ売買を阻止するために、活躍している事を知るのであった。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・亡き河村組長(宇崎竜童)と良く釣りに行っていた三浦は、二人で堤防で釣りをしている時に組長から””人間の真の強さとは、誰かのために生きられるかどうかだ。”と笑いながら言われる。そして、その後”もう、お前は組から離れた方が良い・・。”と寂しそうに言われ絶縁状を渡されるのである。
その後、暴対法施行後に、組はクスリを反グレに捌かせて、利益を得る様になって行ってのである。そして、組は組員からも信用されていない石崎(椎名桔平)が牛耳るようになっていたのである。
・人によっては、今作の物語展開を”二昔前の映画と重ねて観る方もいるだろうな。”と思いつつ、私は可なり沁みながら引き込まれて観たモノである。
それは、三浦を演じた舘ひろしさんの、圧倒的な存在感と目力の強さである。そして、彼が幸太を見る時の、優しい眼である。
三浦は、孤独な自分と幸太を重ねて見ていたのであろう。
だが、三浦はピエール瀧演じる組幹部や、)、且つて命懸けで自分を殴り込みの場から救い出した彼に多大な影響を与えて刑事(市村正親)、幸太が彼に出した手紙を届けたり、彼を陰ながら支援する荒川(笹野高史)達から、慕われ助力されている。ヤクザではありつつ、漢としての人柄であろう。
■三浦が出所してから、刑事になった幸太が彼の住む平屋のアパートを訪れるドア越しの、且つて三浦が買ってあげた魚のキーホルダーの音色で想いを伝えあうシーンが好きである。
そして、三浦は扉を開けて幸太を見て”大きくなったなあ。”と嬉しそうに言うシーンも、好きである。
・三浦が、幸太の身を案じて単身、石崎とその子分たち(斎藤工など)と対峙するシーンは、弱っちい奴ほど群れたがる典型シーンである。
三浦は激しく暴力を受けるが、そこに駆け付けた幸太に助けられ、満身創痍でその場を脱出する。一方、石崎は斎藤工演じる子分から”長年、偉そうにしやがって!”と罵られて、撃ち殺されるのである。
■そして、堤防の上で、三浦が幸太に両手を差し出し、”刑事だろ・・。”と言い、手錠を掛けられてから幸太から感謝の言葉を告げられた時に、絶句するシーンは実に沁みたモノである。
<今作は元ヤクザの男と盲目の少年との12年に亘る物語であり、令和仁義任侠映画である。又、最後のテロップで流れたように、震災直前の輪島の海を映し出した復興祈念映画でもあるのである。>
日本人が好きな昔ながらの内容だが、何度も胸が熱くなる
まるで昔ながらの中華そばのような味わいで、誰かのために生きる三浦のひたむきさに感動します。
冒頭の字幕で眞栄田郷敦さんの名前がありましたが、エンドロールが流れるまでは、青年期の幸太は北村匠海さんと思い込んでいました。
舘ひろしさんの渾身の演技が際だっていました。
終盤に幸太が1人でヤクザのアジトに行きます。
ヤクザに囲まれて、実際はピストルで撃たれてもおかしくない場面でしたが、無傷で助かりましたね。大勢で行動するのは、悪い奴らのすることだと三浦の教えを守りましたね。
昭和任侠映画
ニュースで撮影が2023年11月頃から12月にかけてだったと聞き、観に行きました。
地震と雨で失われる前の能登半島が映っていました。
海底が隆起した輪島市の大沢漁港や、焼失した輪島朝市……
あゝ、朝市通りのお土産屋台、尊い。
映画そのものは、懐かしの東映任侠ものパターンを踏襲し、「ザ・昭和」という感じ。
『ヤクザと家族』の劣化版的な風味もあり。
親分に愛され任侠を貫き「誰かのために強くある」男と、「誰からも捨てられた少年」の交流、そして親分のために働くが「親分に認められたかっただけ」で組を乗っ取った男の嫉妬に命を狙われるという、よくある図式。
新しさはないが、昔の高倉健よろしく、舘ひろしがカッコいい!
また、舘ひろしのために尽くす、ピエール瀧のカッコ良さも際立ちました。
「盲目だった少年」と「訳ありの元ヤクザの漁師」の交流を描いたヒューマンドラマです
・「盲目だった少年」と「訳あり元ヤクザの漁師」(舘ひろし)の交流を描いたヒューマンドラマです。ヒューマンドラマとしての出来は良かったと思いました。舘ひろし主演の映画は「終わった人」以来の鑑賞になります。
・薬物中毒のヤクザの暴走運転で両親を不慮の交通事故で亡くし、叔母夫婦にイヤイヤながら育てられている「盲目の少年」は、近所の子供たちからもいじめられ、そんな少年に「舘ひろし」演じる漁師は「元警察官だった」と偽って少年に寄り添って交流を図っていくシーンが印象に残りました。
・「盲目だった少年」は舘ひろし演じる元ヤクザからの資金援助により「目の治療」をして視力回復するが、その金は、ヤクザの薬物売買の資金を横取りしたものであり、彼は警察に出頭、12年の刑に服するのは(自己犠牲の行為)であり彼の優しさが現れていました。
・だが刑務所から出た舘ひろしが「12年」を経過した雰囲気は余り感じられなかった点がやや残念に思いました。
・盲目だった少年はやがて警察官となり、「眞栄田郷敦」が好演していますが、ヤクザの下部組織のチンピラを次々逮捕していきますが、ヤクザからは恨みを買うという展開になります。その後の展開はネタバレになるので詳述しませんが、刑事「眞栄田郷敦」は元ヤクザ「舘ひろし」に恩返しをします。
・任侠映画の描写も多く、1代目組長役「宇崎竜童」、2代目組長役「椎名桔平」(「夜がまた来る」でヤクザ役を好演)、組員役「ピエール瀧」(「宝島」でもヤクザ役を好演)組員役「斎藤工」(虎狼の血2でもヤクザ役を好演)」といった俳優陣がそろっています。「一ノ瀬ワタル」はチンピラ役ではなく警察官に昇格(?)しています。「任侠映画」描写に慣れていない方は注意が必要に思います。
・震災前の「北陸地方」の海辺の風景が見られたのは貴重だと思います。
全163件中、121~140件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。










