「苦悩する作家の旅、書店の試行錯誤」本を綴る belleさんの映画レビュー(感想・評価)
苦悩する作家の旅、書店の試行錯誤
この映画の観賞後、本がますます好きになり、
本や本文化はもちろんですが、「書店員さん」も大事だと再認識。
店員さんが、書棚と書棚の間で考えながら作業をしている姿は、知的で静か
な文化遺産そのものです。そして、店主の個性も魅力です。
『本を綴る』
役者さんは皆、自然体で、こういう人って絶対「いるいる」に笑います。
初主演になる矢柴俊博さんの、瞼までピクピクさせる熱演に乞うご期待。
矢柴さんの良質な演技の中に見え隠れする「鋼のような強さ」がこの映画を
貫いていて軸ぶれがない。終盤、彼の着地点が見つかる事によって、観る側
の気持ちもふわっと軽くなります。(本も応援したいので、星は多め。^ ^)
矢柴さんは「小さな作品ですが、皆さんと一緒に育てていければ、、、」
とコメント。一年かけて大きく育ち、また東京に戻って来る日が楽しみです。
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