劇場公開日 2024年10月5日

「黄色い消防車」本を綴る Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0黄色い消防車

2024年10月6日
Androidアプリから投稿

単純

幸せ

旅をしながら全国の本屋をまわりコラムを執筆する本を書けなくなった作家の話。

かつてベストセラーになった本を書いたが、その作品が誰かの灯火を消すことに繋がったことを知り、小説を書けなくなった主人公が、図書館や本屋を巡りながら、思いを届けたり、自分と向き合ったりするストーリー。

本屋がなくなっていく理由は活字離れに加えて、利益が少ないは万引きが多いはネットで買えるはというところでしょうか…そんな現状の中で、本を愛する人や本屋を営む人たちと交流していく展開だけど、残念ながら年に10冊程度しか本を読まない自分には思いは届かず…。
昔は倍以上読んでいたけれど、その時でも、本は読むけれど本屋に思い入れはこれっぽっちも無かったしね。

婆ちゃんのロマンスの話しも関節的だし、いくらか感情が入ってきたのは旅館でのやり取りぐらい。
決して悪い話しではないけれど、話しがピンポイント過ぎるのか、そんなものなのかねぇ…というだいぶ他人事な感じに終止した作品だった。

Bacchus