劇場公開日 2024年12月20日

型破りな教室のレビュー・感想・評価

全140件中、101~120件目を表示

4.0好奇心は誰にでも

2024年12月29日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

フアレス先生の授業を受けた生徒たちは、どんどん目がキラキラしてきて好奇心に溢れてきましたよね。そしてフアレス先生も彼らの未知なる才能を発見しやる気がみなぎってきます。数学の天才パロマ、ものづくりが得意なニコ、哲学者になりたい女子などなど。

本来教育者とはフアレス先生みたいに生徒の好奇心を引き出しアシストする人だと思います。でも昨今では、先生は生徒のテストの点数などで数字管理されているから、テストで良い点数を取らすことを優先する刹那的な教育になってしまうんでしょうね。学校の現場を知らない教育委員会が教育要項を勝手に決めてしまうのだろうし、日本では受験勉強に勝ち抜いた文科省の役人が決めてますもんね。そりゃあ不登校にもなるわけだ。だってつまらないから!

あと、パロマの父親も子供の時は好奇心に溢れていたと思います。だから、ラストでパロマの気持ちに気がついたんです。そう、本来好奇心は誰にでもあるのです。そして人だけではなく、映画や本からも自然からも学ぶことができるのです。そんな老若男女の好奇心を社会がアシストすることで人類は幸せになれると思いました。

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ミカ

4.5可能性は無限

2024年12月29日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

知的

いやー良い映画でした
今年度かなり上位の作品
メキシコは治安が悪いのは知っていたけど
貧困、麻薬、盗難、ゴミ、家族、教育と
様々な問題を抱えた街の小学校
イカれているという型破りな先生と
その先生に影響されていく校長
テスト勉強ばっかりではダメ
自分で考えるという教育
これ日本にも取り入れてほしい
可能性は誰にでもあるから
それを伸ばすのが先生の役割
こんな先生に出会いたかったですね
是非観てください

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かちかち

4.0型破りな先生

2024年12月29日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

こんな先生が今もいたらいいね。実話だってね。凄くいい話しでした。生徒を信じて、能力を引き出して。
日頃の自分の仕事に置き換えなくてはと強く刺激された内容でもありました。素晴らしい先生です。最後の方はちょっと泣けました。

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ノブ様

4.0校長先生、最高!

2024年12月29日
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校長先生、最高!

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jung

4.5タイトルなし

2024年12月28日
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感情が揺さぶられる良い映画でした。

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Mr. Planty

4.0自分の頭で考えてる?

2024年12月28日
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ベタな教師モノと思っていたら、やはりベタなんだけど、国家が行う教育とは何かと改めて考えさせてくれる作品でした。メキシコでも治安が悪い地区にあり全国統一テストでは最下位の小学校にやって来た教師が、文字通り型破りな授業で生徒達を惹きつけるお話しです。わかってはいても、教師の一言で今まで考えもしなかった未来に子供達が眼を輝かせるのは、ジーンときます。この一言や教室で出される問題が頭にインプットされた子供達が、自主的にその事を考え続け結論を見出す過程が、微笑ましくも楽しいです。子供の個性を大事にと言う甘い教育論でなく、ネットに頼らず自分の頭で何が正しいのかを考え続け発見し答えを出すことの楽しさと大切さを強調しているのに好感が持てます。もちろん、子供達が全員ハッピーになれるわけでなく、厳しい現実もしっかり描いているのもいい所ですね。一方で、教育委員会のお偉方の目指す教育や試験は、国や社会の一員としてコントロールしやすい国民を育てることであり、映画のジャンルは違うけどキューブリックの『フルメタルジャケット』で新兵を同じ基準の兵器に訓練していたのを思い出しました。役者では、まさにエウヘニオ・デルベスの独壇場で、この人『コーダ』でも音楽教師役がハマってました。校長役のダニエル・ハダットもいい味でした。

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シネマディクト

4.5自分と同じ絶望を子供に押し付ける親たち。メキシコにも真面目に前向きに考える人がいるんだと初めて知る。

2024年12月28日
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ITOYA

4.5教育に携わる人間として、実話ベースであることも含めて希望になるよう...

2024年12月28日
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教育に携わる人間として、実話ベースであることも含めて希望になるような映画だった。

成績至上主義、学習指導要領至上主義よりも、子供の知的好奇心をくすぐること。子供に自らの可能性について肯定させること。教育者として理想的な展開だったと思う。

砲弾やら貧困やら逃げ場のない世界で、それでもね…とぐっとくる。

下の子をお風呂に入れることで浮力について知ったときの喜びの表情、どんなときも寄り添ってくれた校長先生、忘れられない。

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わたろー

4.5教育を根本から考え直す

2024年12月28日
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【可能性を信じれば、希望を持って生きていける】
教師と生徒の関係を描いた映画は数多くある。それでもこの映画は異彩を放つ。舞台となるのは、教育環境が厳しい地域にある国内最低レベルの小学校。ここで型破りな教師が子どもたちと出会い、彼らの人生に小さな光を灯す物語だ。教育を取り巻く困難や現実に直面しながらも、子どもたちが未来へ向かう姿を描いている。

【邦題からは伝わりにくい映画のテーマ】
「型破りな教室」という邦題は興味を引きやすい。しかし、原題の”radical”には「根本から覆す、根源に立ち返る」というニュアンスが込められている。主人公である教師の視点は、教育の根本的な問い——「どうすれば子どもたちは学びたくなるのか?」——に立ち返り、その答えを模索する挑戦そのものだ。この映画は、そうした問いに対するアプローチを観客に問いかけている。

【学習の根源は「人間の好奇心」】
どんな人間も本来好奇心を持っているが、子どもたちがそれを失う原因はしばしば大人にある。この物語では、意外性のある方法で生徒たちの好奇心を呼び起こし、学ぶ喜びを再発見させる教師の姿が印象的だ。

【教育者の役割を問い直す】
限られた資源や困難な環境の中でも、教師は子どもたちの可能性を信じ、その力を引き出そうとする。学びの場において、教育者は知識を与えるだけではなく、子どもたちの中に眠る好奇心という灯火を守り、燃料となる題材を提供し続ける存在であるべきだと、この映画は教えてくれる。

【境界を超えて学ぶ】
この映画は、知識に境界線を引くのは誰なのかという根本的な問いを投げかける。学ぶ意欲に年齢や環境の制限は必要ない。子どもたちの中に火がついた好奇心は、どこまでも進んでいく力となる。

【深く考えさせられるもう一つのメッセージ】
映画は、教育をめぐる現実の問題にも目を向ける。教育の機会が与えられない子どもたちがどれほど多く存在するのか。学校や教師だけでは解決できない社会全体の課題であることを、この映画は静かに訴えている。未来を担う子どもたちのために、大人として私たちは何ができるのか。この映画は、教育を社会全体で考える必要性を改めて問いかけてくれる。

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ブログ「地政学への知性」

4.5Radical

2024年12月27日
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ブレミン

4.0人生の舵は自分で取れ

2024年12月26日
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こころ

4.5本作が実話からどれだけ脚色されているかは不明だが…

2024年12月26日
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フォーカスする生徒を3人絞ったのは良かったと思う。
特に哲学を学ぶ少女が良かった。
その理由は、少女の口から「避妊」を語らせたこと。
メキシコは敬虔なカトリックの国。
中絶はもちろん避妊だって忌避される国のハズ。
にも関わらずその物騒な話題を扱い、あまつさえ少女に「避妊すべき」と言わせるのだからメキシコ本国の反応はどうだったのだろうか?

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みっく

4.0【”生徒自身に自らの可能性を想像させる授業。”今作は、既成のカリキュラムに捉われず、子供の好奇心を刺激する授業により飛躍的に学力向上を実現させたメキシコ人教師の実話の実写化作品である。】

2024年12月26日
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悲しい

知的

幸せ

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NOBU

5.0知的好奇心こそが、私たちの最も偉大な業績を推進する燃料である。

2024年12月26日
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おひさまマジック

5.0メキシコの貧困の現実。子どもたちの可能性、潜在性。

2024年12月26日
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メキシコの貧困の現実。子どもたちの可能性、潜在性。

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えみり

4.0面白い先生

2024年12月25日
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成績悪かったけど、ホントはめっちゃ頭がいい。

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完

4.0すごく良い映画

2024年12月25日
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ダイヤの原石をどうやったらダイヤにできるのか。
先生が優秀で熱意がなきゃいけない。

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チャーリー

4.5導くことの素晴らしさ

2024年12月24日
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詰め込み教育への問題定義と挑戦を描かれている。主人公の先生ごスペシャリストではなく、自主学習からのチャレンジ。無理やり覚えさせるのではなく、やる気を産み出すコーチングを教師が行う姿に理想の教育者が見える。

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ショカタロウ

3.5子供が家で勉強していると親が止めさせようとする世界の話

2024年12月24日
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2011年、当時のメキシコにおける治安の悪さを象徴するかのように、本編のドラマとは関係なくずっと銃声や悲鳴が聞こえている作りで、今年公開の『関心領域』みたいと思ったが、『関心領域』と違うのは、この構造が物語後半の展開に直接関わってくるところ。

先生や生徒の台詞の中に、人生の教訓になりそうな哲学的な内容が多かった印象。
納得できることもあれば、それはどうかなと思うこともあった。

個人的に一番同意した部分は、学校の教師が「生徒に舐められたらダメ」というのに対し、主人公の教師・セルヒアが「僕とは正反対の意見ですね」みたいなことを言う場面。
昔あったCMの台詞で「教師は嫌われるのが仕事」というのがあったが、個人的にこの意見には反対で、まず教師は生徒から好かれて尊敬されることを目指すべきだと思う。
その方が教師の伝えたいメッセージが生徒に浸透しやすいと思うのだが。

やる気のない生徒が、セルヒア先生の型破りなやり方で授業に夢中になっていく場面は、2021年公開のデンマーク映画『アナザーラウンド』の授業シーンと比べると、説得力が弱かったように感じた。
というか、『アナザーラウンド』の授業シーンは、映画史に残る名授業だと個人的には思ってる。

両作共通のメッセージは「教師は生徒が興味を持つような授業をしろ」ということで、そこを否定する教師はいないと思うが、それって実はものすごく難しいことなのでは?
たぶん、そこそこ儲かっているお笑い芸人ぐらいの人を惹きつける能力が必要で、日本全国数万人の教師全員にそれを求めるのは厳しいものがあると思う。
努力すべきだとは思うけど。

本作のような映画でありがちなのは「通常の授業のやり方を全否定して、こっちのやり方が正しい」という見せ方。
子供は多様で、勉強のやり方の合う・合わないは人それぞれだ思う。
「セルヒア先生の型破りな授業」より「定番の授業」の方がやりやすい子供もいると思うので、今までのやり方を全否定するのではなく、こういうやり方もあるよ、ぐらいの描き方の方が良かったように思う。

この映画で不幸だと思ったのは、親が子供の勉強を否定してしまうこと。
子供が家で勉強していたら、日本だったら泣いて喜ぶ親ばかりだと思う。
親が子供を自分の所有物と思っているから、こういうことが起きるのかなと思った。
でも、自分の将来を楽にするために子供を作る親は、日本にも多い印象。

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おきらく

4.0興味ある分野を伸ばすことと、基礎学習を均一化することの境界線はどこにある?

2024年12月24日
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悲しい

知的

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Dr.Hawk