「梟は、昼でも見えるよ」梟 フクロウ bionさんの映画レビュー(感想・評価)
梟は、昼でも見えるよ
清朝勃興期で、その余波をもろに受ける隣国の悲劇とも言えるが、歴史ミステリーとして期待した分、ちょっと肩透かしされたのも事実。
清朝皇帝の使節に臣下の礼を強要させられるシーンは、国際情勢を見誤った悲劇としてとても興味深く観れた。
幕末の日本で長州藩が欧米列強にコテンパンに負けて、攘夷という精神論を捨てることになるが、これに近いのかなぁ。何て思いながら鑑賞。
何となく、スッキリしない歴史的結末の後、チョッピリ溜飲が下がるエンディングでございました。
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トミーさんのコメント
2024年4月19日
共感ありがとうございます。
貴方視えてるんでしょ? の描写ももう一人、二人位必要だったと思います。あと“女に好かれる顔”の俳優、目がギョロッとして伊藤ナントカさん(名前失念)を思い出しました。