ガンズ&バレッツ CODE:Whiteのレビュー・感想・評価
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バスタブには意味が?いいシーンだったけど・・・
もしかしたら無名俳優を使ったほうが面白くなったかも・・・などと考えてしまった。高額ギャラの俳優をふんだんに使った結果、予算が足りなくなり駄作となる映画は多いけど、なんとなくその仲間のような気がしてならない。
そんな中、最も将来期待できるのがラテン系殺し屋カルロ。SSのタトゥーというネオナチスタイルで目立つ革靴。ヴェラスケス暗殺をフリン刑事らに目撃されたため、トラブルとなってしまい、メキシコ系ギャングやロシア系ギャングを巻き込んで戦争状態になるストーリー。
厄介なのは警察にも組織の内通者がいたため、情報も筒抜け。ただ、これが序盤にあっさりわかってしまうのが重厚感を無くしているのだろう。
老齢ブルース・ウィリスとマイケル・ルーカーの二人。それにオルガ・キュリレンコが絡んで面白くないわけないのだが、アクションも派手じゃないし、銃に頼ってばかり。ちょいと間抜けな死に方する悪党や、どこが要塞なんだ?と思わせるのはわざとか?パニックルームであるはずのバスタブも笑っていいのか迷う。タイトルにもある「白い象」もゲイブを神格化させるものなのかなぁ?それとも幸運を呼ぶ象ってことかな?
割り切った構成で、スカッとした!
2023年公開のアメリカ映画。
監督と脚本はジェシー・ジョンソン、
原題は『WHITE ELEPHANT』って、邦題は何?(笑)
ブルース・ウィリスは悪の親玉アーノルド。
主役ではないが、存在感は衰えていない。
アーノルドの旧友で殺し屋のゲイブにマイケル・ルーカー、
警官のフリン役にウクライナ出身のオルガ・キュリレンコ、
という配役で、このゲイブとフリンがW主演。
ゲイブとフリンの戦闘力が、とにかく凄い!
ランボーが2人いる感じ(笑)。
いや、あのランボーでさえも、一度は敵の罠や身内の裏切りにより捕まって痛い目にあったりするのだが、ゲイブとフリンに限っては、そんな凡ミスはない。
”ハラハラドキドキ” とは無縁な存在と言えるだろう。
私はアクションものにお色気シーンがあると、
「時間稼ぎのため」か
「どちらかに死亡フラグたてるため」
と受け取るひねくれ者だが、
本作には余分な脱線が一切ないのが嬉しい。
製作者に失礼なのだが(お許し下さい)、
ラスト20分だけでも十分に楽しめる。
ゲイブの自宅(実は要塞化されてる)にフリンと共に立て篭もり、モブどもを一掃する。
これを見てスカッとしてしまうのだから、やはり、
人間は残酷な生き物なんでしょうね…
深みや味わいは少ないが、
割り切った造りに賛同の意を表して、☆3.0
屋敷の窓が防弾ガラス・・・とか、罠がある・・・とか。
組織の殺しを目撃した為に命を狙われる女性刑事の苦闘を描く物語。
ブルース・ウィリスが脇を固めるB級アクション。
正義を志、不正を憎む女性刑事。
ボスの命令に従いながらも、悪に疲れる初老の殺し屋。
物語の構成としても、人物の配置も悪くありません。
でも、B級なんですよね。
ガンアクションは派手だけど、派手なだけ。クライマックスのガンファイトなんかは、工夫次第で幾らでも面白く出来たのに、銃の迫力だけに頼っちゃう。
ドラマとしても、勿体ない。序盤にもっと初老の殺し屋にフューチャーしていれば、その後の彼の行動にも説得力が生まれ、ドラマもより映えるのに、それをしない。
B級のB級たる所以ですね。
不運な運試し
ギャングの始末現場を警官に目撃されてしまった殺し屋が、師弟コンビで目撃者である警官を探し出そうとするが…と言った物語。
小規模作品ですが、思いの外出演が豪華ですね。内容もこの規模でこのテの作品にしては(⁉)ストーリーがしっかりしているし、構図もわかりやすく上映時間もサクッと90分程。激しい銃撃戦も満載で面白く非常に観易い作品。
序盤は弟子の殺し屋の尻拭いに奔走するゲイブ。しかし後半は標的であったハズのフリンと共闘する立場になり…。
妻を重ねてしまい…とのことだが、そこまで命を懸けてフリンを護る理由は良くわからないけど、2人の共闘でバリバリ闘うシーンは痛快!
5分の話し合いシーンは緊張感がありましたね。
男と男の真剣勝負…ってまだ話してる途中でしょうがッw‼このスキは若さ故?
何だかんだで仲間に寝返る展開だったら個人的にはもっとアツかったのになぁ…。
んで、実は弟子との時間は2ヶ月くらいしかなかったんですね。もうちょっとここら辺を深くしてくれたら泣けたかもしれないんだけどな~と思いつつも、休日の空いた時間にドンパチで分かり易いB級作品でも…と思った日にはピッタリの良作だった。
しかしフリンは本当に不運すぎますねぇ、警官として現場を目撃してしまったばかりに…(笑)まだまだ続きを描けそうな作品なので、その後の展開も是非観たいと思った作品だった。
大好きな俳優だらけ
適者生存
麻薬組織のボスに仕える殺し屋軍団のボスが足を洗おうと謀反を起こす話。
敵対する麻薬組織のボスを弟子に任せたら、警察官に見られてしまい48時間以内に警察官を始末する様指示されて巻き起こっていくストーリー。
妻を亡くし意気消沈の中、弟子の尻を拭う為、ターゲットの警察官を調べたら、誕生日が…となって行くけれど、殺し屋軍団は麻薬組織の用心棒的な位置づけで、実力あるのはボスと加入2ヶ月の弟子ぐらい?なんて、ちょっと塩っぱい感じはあるものの内通者もいたり他にも敵対組織がいたりと、難しいストーリーではないものの話しはなかなか凝っている。
なかなかなドンパチをみせてくれるし、テンポも良いし。
そんな感じで元海軍エリートvs元海兵エリート無いのかよ!は、まだ仕方ないけれど、かなり面白かったのに、ドラマ的にもアクション的にも後ひと盛り上がり!というところでぶった切る様に終わられて、一応話しはついてるけれど不完全燃焼。
撮影を打ち切った訳じゃないですよね?非常にもったいない。
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