「爽快だから許せるオチ(笑)。」レオ ブラッディ・スウィート やまちょうさんの映画レビュー(感想・評価)
爽快だから許せるオチ(笑)。
家では綺麗な妻を持ち一男一女を育てる頼れるパパの主人公、パールティバン。カフェを経営する実業家で、動物愛護の活動をする慈善家でもある彼は、不幸にもギャング団の襲撃を受けやむを得ず(?!)すべて返り討ちしてしまうことから始まるクライムサスペンスです。
パールティバンは、普段は娘を可愛がったり、息子に正しい道を説いたり、妻の尻に敷かれたりと(笑)、マイホームパパなのですが、家族が危機に瀕したりするとバーサーカーのごとく信じられない戦闘能力をを発揮し無敵、無双状態になります!このジキルとハイド的豹変がなかなか見応えあって素晴らしかったですね。
一大ピンチを脱したあと、ギャング団の遺族のやまない報復を、どうやってかわしていくのだろうかと彼の行く末を案じていたところ、さらに大きな犯罪組織から狙われるというなかなかハードなシナリオは手に汗握りました!
長尺のインドダンスはストーリーの中に必然性を保ち溶け込み心踊る様ですし、肉弾戦中心の殺陣もいろんな武器、工具?を使ってみるからに痛そうで迫力満点でした。
ただ、最後のオチが「ええっ!(笑)」て感じで、その設定の強引さと説得力の無さは唯一の減点ポイントと思いました。
爽快だったから許しますけど!
では。
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