フジヤマコットントンのレビュー・感想・評価
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まずは、ここから
何と言ってもこのタイトルが素晴らしい。
富士山を仰ぐ山梨の地の障害者福祉施設で一人一人に合った作業に勤しむ人々を記録したドキュメンタリーです。施設の説明などは殆どないままに、種まきから収穫までの綿づくり、それを紡いで織り上げ、また花づくりに打ち込み、或いはひたすら絵を描き続けるなど様々な過ごし方がただただ記録され続けます。カメラが一人一人の直近にまで自然に寄って行く事から、入所者の方々との間に確かな信頼関係が築かれている事が窺えます。
この様に、一人一人の日々をただ記録し続けるだけで、力こぶを作って何かを訴える訳では全くありません。でも、それだからこそ強く、しかし優しい力で何かを観る者に訴えて来るのです。
「現実は、そんなに甘くは・・」なんていう言葉も聞こえて来そうですが、そんなの知った事じゃありません。まずは、ここからです。
めぐさんとゆかさんの穏やかながら軽妙な遣り取りと精緻な手作業が素敵だね。おおもりくんの一人ぼっちの姿が心に染みるね。
まずは、ここからなのです。
障害者の仕事
富士山の見える山梨県甲府盆地の中心部にある障害福祉サービス事業所「みらいファーム」で障害を持つ人たちが仕事に取り組む様子を撮ったドキュメンタリー。
花の世話、綿花の栽培、絵を描く、布を織る、などの仕事をしている様子を観て、仕事を楽しまれているようで良いな、って思った。
ただし、単調で眠かった。
甲府盆地にある、障害福祉サービス事業所。そこに集う人々の日常のお話...
甲府盆地にある、障害福祉サービス事業所。そこに集う人々の日常のお話。
それぞれの個性に応じて、
機織りに励む人、
絵を描く人、
植物に丹精込める人、
など、穏やかな日々を過ごす様子。
すぐ隣に寄り添ったような、どこまでも普段通りで自然体な、ほっとする映像でした。
密着ドキュメンタリーでは、中の人とどう近づくか、違和感なく接するかが、いつも関心事になりがちですが
青柳監督が舞台挨拶でおっしゃるには、母の勤務先がそこで、子供のころから出入りしていたと。
どうりで、違和感のない、じかに隣に居るような目線で、映像が撮れたわけです。
頭が下がります。
それぞれの生活
自分にとっての居場所があるということは大事だなと改めて思えた映画だった。
ファームで生活する方々の大事な時間を切り取って観れたようで、欲を言えば、もうちょい的を絞っても良かったかな?と思った。
でも、素敵な場所にファームがあるなぁ……いいなぁ……
日常の尊さ
普段の様子が描かれているだけなのに、とても温かく気持ちの良い映画。かといって甘ったるくはない。まさに日常そのもの。登場人物同士のやりとりやエピソードひとつひとつに、笑ったり胸が詰まったりした。綿花を育て、やがて布地に織り上げる時間の流れを描きながらの展開もステキだった。
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