「イッッヌ!U^ェ^U」マイ・ハート・パピー ゆきさんの映画レビュー(感想・評価)
イッッヌ!U^ェ^U
今でもSDPの
「5th WHEEL 2the COACH」
♪猫だーい好き 犬も好き イルカも好き あと人も好き〜♪を口ずさんでいますよ。
ちょいとゆるダサフライヤーの本作。大丈夫かな?と若干の不安ありで、スルー候補だったのですが、
《消耗品軍団》の前に時間が合ったので、鑑賞してきました。
ペットに関する社会問題を軸にはしていますが、コメディタッチで観やすく面白かったです
(^ ^)
ミンスは愛犬ルーニーと2人暮らし。
恋人のソンギョンにプロポーズしてOKをもらい、3人で新居に引っ越すつもりでいたのだが。。
何と!彼女は犬アレルギー!!
3人で暮らすのは無理だとなって、従兄弟のジングクとルーニーの里親探しをする事に。。ってお話しです。
まず、付き合う事になった時点でソンギョンはミンスに犬アレルギーだって言わないと(°▽°)
アレルギー、ナメてたら4にますよ
( ̄∇ ̄) とか、
ルーニー11歳なんでしょ。
もう老犬。結婚を後、数年遅らせるべきじゃん。自分でも言ってたじゃん。それ一択でしょ! とか、
アポ無し突撃ばかりなんだが。。
などなどのツッコミは無しで♪
ミンスがルーニーをクンクン♡
臭い確認!わかりますわかります。
犬って時々モーレツに臭いの何で?w
でも愛犬のニオイだと愛おしいの何で?w
うちは今はニャンがいるけど、私も毎日
「ねこ吸い」やってますw
(ニャンはほぼ無臭〜でつまらない)
健康的で、美味しく食べられるご飯を用意したり、常に話しかけてしまうのも、抜け毛がすごいのも、わかりみが深く観てました(^。^)
ルーニーに接するミンスの表情から愛おしさが溢れ出ていて、観ている私もニヤけていたと思いますw
しかし、そんな癒しの塊を里子に出さなければなりません。
おろろ〜〜ん!!(T . T)
私には無理ですが、、
百歩譲ってそんな状況になった時、やっぱり、その子が最期まで、幸せに安全に暮らせる事が1番!
里親選びは重要です!!
ミンスとジングクもルーニーの幸せを考えて里親候補に会いに行くのだが。。
思う通りには進みません。
それどころか、叔父の飼えなくなった黒ラブの面倒を見る事になったり、捨てられた子犬4匹!を見つけてしまったり。。
保護センターに頼るも、そこも、もういっぱい。
「安楽死」という言葉を聞いて、ミンスは子犬達を置いて来られず連れ戻る。
その際、この後安楽死予定だというパグを抱っこしてしまったジングクは、そりゃ、もう見捨てられない。
この子も連れ戻る。。
手放さないといけないのに、どんどん増えるワン達w
とどめは、宿泊先の主人に虐待されていたワンも買い取っていまう。
(犬鍋!(°▽°)
笑える要素を散りばめながらも、家庭の事情で面倒みれなくなったペットの問題、安楽死や虐待にも触れていて、心が痛みます。
何人かの里親候補に会うも上手くいかない。
最後の望みは、豪邸で保護犬を引き取り暮らす女性。みんなで済州島に迎う。
しかしその女性は病を患っていた。
その為か、まるで自分の事を言っているかのように「必ず死ぬから」と言って、犬達に名前すら付けないという。。
ここでミンスの愛犬家魂に火がついて、ワンの魅力を熱弁し、その愛くるしさと温もりに触れた女性が、ワンの素晴らしさに目覚め〜〜なんて展開にはならない。
治る事はない、そして確実に進行していく病に冒された彼女の発言は、正に真実であり、重くのしかかってきた。
後味が悪く寂しくなったが、いつかワンの温もりを感じ、生きる希望を持って欲しいと願わずにいられなかった。。
結局8匹みんな連れ帰る事になり、
ラストは〜〜。。
わかりやすいフリが序盤にあり、オチもその通り♪
ミンスとジングクの掛け合いも微笑ましく笑えるし、ワンがみんな可愛い。
みんなに明るい未来が待っています様に!と思ったよ(^。^)
スラムドッグスとは違い、愛犬家の皆様にも安心してご覧頂ける作品となっておりましたよ♪
後ろのオバ様方、そんな泣く〜?って位泣いておりましたよ。