劇場公開日 2024年6月7日

あんのことのレビュー・感想・評価

全546件中、81~100件目を表示

3.5哀しみよりも怒りが先に。。

2025年3月14日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

周りの大人が責任放棄した結果があんちゃんにしわ寄せしちゃった内容でした…折角繋がった支援もコロナで休止、助けを求められない日々にあんちゃんなりの努力が実ってたのに。あんちゃんは出来る事を一所懸命やって生きたと思います。あの毒母をつくったのはお婆ちゃんだし…親の躾に教育や寄り添う事が子供には一番大切な事だと再確認出来ました。

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映画LOVE

3.5この怒り どこにぶつければいいのか

2025年3月12日
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鑑賞方法:VOD

話題作ということと、旬な河合優実主演ということで鑑賞。
なんの下調べも無しで鑑賞しただけに、本作の重さに言葉を失う。なんと辛い作品なのだろうか。とても令和とは思えない荒みすぎた家庭環境だし、すでに忘れつつあるが当時は前代未聞のコロナ禍の脅威もあらためて心に影を落とす。この理不尽さ、腹がたってしかたがない。
そんな中で様々な心に刺さる言葉が行き交う。特に多々羅の講演「だから、だから、まずは今日。それから明日。~一日一日の積み重ねだ。ちっちゃな1日が1週間になる、1ヶ月になる。1年になる。いいか、積み重ねだ」は、ありがちではあるが佐藤二朗の演技力もあってかかなり響いた。佐藤二朗つながりでいえば「彼女は薬をやめられていたんです」も印象的。
実話に基づいたストーリーはとても練られていて、心の深いところへ訴えかけてくる作品ではあるのだが、どことなく映画という観点からは映像・音楽等々物足りなさを感じた。
実は個人的には河合優美の演技は本作が初めて。評判通りの好演技ではあったが、実際には高学歴といわれている河合優美が演じるのは少々無理がある配役だったかも。

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いけい

4.0どことなく「神の子はつぶやく」のような

2025年3月9日
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鑑賞方法:DVD/BD

難しい

 母親に強要されて売りやらシャブやらのヒロインが河合優実なので母親がカルト宗教に入信したのをきっかけに「宗教二世」になったヒロインを演じた「神の子はつぶやく」に似通ってしまう。「神の子はつぶやく」は家族の再生が始まるところで終わるが「あんのこと」は救われないまま終わる。それでもシャブをやめたり押し付けられた子どもを育児し得たりした事を暗示したシーンがあるので辛うじて救いは残っている。ただしコロナ禍の時期のシーンで演者がマスクをすると口元が分からなくなるからかマスクをしないシーンが多いのは気になった。最初の頃のシーンで河合優実はカツラを被っているので「ふてほど」の純子みたい。何も「神の子はつぶやく」や「ふてほど」、「ナミビアの砂漠」のような余人には出来ないような破壊力があって印象に残る演技だけでなく「かぞかぞ」のような下手すると「24時間テレビ」あたりで放送するドラマの筋書きに成りかねないのが正反対なくらいに幸せな家族の中心に上手くハマったヒロインを演じ切れるのが河合優実という演者の持つ魅力だ。母親役の河井青葉がヒロインを蹴り付ける演技も見ものだ。河井青葉は同じNHKで放送した「神の子はつぶやく」のような「宗教二世」ものと違って「仮想儀礼」で男2人が生活費稼ぎに立ち上げたインチキ宗教に入信した信者役の1人だった。

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大阪マフ

3.5かわいそうだよー

2025年3月8日
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ハッピーエンドは望むべくもないだろうと思ってたはいたけど、杏ちゃんあんなにがんばってたんだよー。直前にナミビアの砂漠を見たので、あの死んだ目の人生に何の目的もない女から、境遇は恵まれないけど幸せに、どころか真っ当になるためにがんばる少女を演じられる、この河合優実という女優末恐ろしい、と思って勝手に同じ監督だと思ったら違いましたね。確かにチラチラと描写が雑でした。一番気になったのはね、記事が出てから稲垣吾郎くんがめっきり杏ちゃんのところに顔出さなくなったこと。あんなに頻繁に会って仲良くしてたのに、記事になって用がなくなったらあっさり切り捨てる、こういう人たちに裏切られ続けて杏はこういう人生に落ち込んだんだなと、そう思わせる演出なのかと思ったら、最後また突然出てきて泣き崩れて多々良に会いに行ったりしてたよね。これってあれ?未だに元スマップたる稲垣くんに冷酷な役はやらせられないという芸能界の闇なわけ?このせいでこの映画の質が一気に落ちた感じしましたよ。そしてナミビアの砂漠の監督だと勝手に思ってたから、あーこの頃はまだ下手だったんだねーなんて思ったけど、この監督が下手なだけ、もしくは元ジャニーズに遠慮してただけなんですね。

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三毛猫泣太郎

5.0河合優実は良い女優さんですねー

2025年2月24日
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鑑賞方法:VOD

杏さんは優しい人でしたー
河合優美の笑顔と暗い顔のギャップに心動かされました

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haitanio

2.5全てが

2025年2月22日
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過剰
それに尽きる
特に砂糖の言動
最後の嗚咽は学芸会レベル

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dk

3.0杏の想いが心に痛い

2025年2月14日
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鑑賞方法:DVD/BD

「救いはないのだが、受け止めなければならない」というのは、評論子が入っている映画サークルの先輩会員の本作に対する評でしたけれども。

評論子的には「救いがない」というよりは、おそらくは、「心の支え」としてきた3本の柱…やっと手にした介護士としての仕事と夜間中学の授業、そして信頼していた多々羅が、コロナ禍や彼の「別の姿」を知ることで、ついにポッキリと心が折れてしまったというのが、本当のところだったのではないかと、評論子は思いました。
本作を観終わって。

杏が選び取った「あの結末」は、決して肯定できるものではないのですけれども。
その決断に至るまでの彼女の心痛を思うと、本当に胸が張り裂けるような想いも、抑えることができません。

十二分な佳作だったとも思います。

(追記)
杏を、ただその鬱憤のはけ口としか見ていないような、彼女の母親・春海を「毒親」と、切って捨てることは、ある意味、簡単なことでしょう。

一方で、春海にしてみても、夜の世界の商売(スナックの経営)で、おそらくは苦労の連続で杏を育てて来た、ということでは、その憤懣(ふんまん)・鬱憤(うっぷん)は、まさか店の客に向ける訳にもいかないので、必然的に娘である杏に向かってきたのだろうと、評論子は思います。

春海のそういう態度を指して「毒親」というかどうかは、さておくとしても。

問題は、その「向かい方」ということで、春海の「幼児性」ということが、一番て、しかも最悪な問題点だったのではないでしょうか。

わが子である杏を「ママ」と呼び、その要求(娘が母親に求めるような甘え)が満たされないと、その返報として、容赦のない熾烈な暴力―。
あたかも、自分の要求が満たされないと駄々をこねて暴れる幼児(駄々っ子)を見ているかのよう。

春海のその幼児性と杏の「最後の決断」との間に、法的な意味での因果関係を認めることは、おそらく難しいでしょう。

しかし、それでも、晴海は杏の「最後の選択」を自らが犯した「罪」(自らが杏に選択させた結末)として、その十字架を、終生、背負って生きるべきだと考えたことも、おそらく評論子だけではなかったこととも思います。

(追記)
参考にさせていただいた映画.comレビュアーの皆さんの間でも、主演の河合優実の演技を評価する声が多くありました。
もちろん、評論子的にも、その賛辞には少しも異論はないのですけれども。

しかし他面で、評論子は、佐藤二朗の演技(と彼に独特の風貌・キャラクター)も、本作には欠かせない「味付け」になっていたとも思います。

別作品『さがす』『変な家』などと並び、いわば「ジキル博士とハイド氏」を演じた彼を、これからも観続けていく楽しみが増えた一本にも、評論子にはなりました。

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talkie

4.0どこかにいることを忘れてはならない

2025年2月11日
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悲しい

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しゅうへい

3.0依存先は多い方がいい

2025年1月31日
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まかの

3.0刑事は悪人ではないはず

2025年1月27日
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白猫ロック

3.5和製ダンサー・イン・ザ・ダーク

2025年1月26日
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泣ける

悲しい

和製ダンサー・イン・ザ・ダークって感じですかね。
ワンシーンが長ったらしく感じたところがあり、エンタメとしてマイナスに働いてる面もあるんですが、リアリティや説得力がマシマシに感じられます。
もう後半は主人公に感情移入しちゃって、自分が同じ状況なら一線越えちゃいますね。

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ジンクス

5.0なんとも表現しがたい感情

2025年1月22日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

難しい

救いは無いし、理不尽極まりないし、胸糞悪い部分もあるが、社会との繋がりが途絶えるとなんとも人間とはもろく、逆になんとも無垢なものかというのを思い知らされた。
そして、経験したあの世界が変わりゆく瞬間、主人公と同じ様にポロポロとこぼれ落ちて行く人たちを、たぶん私たちは知っている。彼らを忘れてはならない。

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nasuca

3.0誰も救われない胸糞悪くなる作品

2025年1月16日
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悲しい

自宅レイトショー『あんのこと』Amazon Prime Video

映画好きの皆さんの昨年のベストムービーに必ずランクインしてる作品

ある新聞の片隅に掲載された事件が元ネタらしいだけに地味にリアル
ここ数年超注目女優の河合優美主演の話題作

私的に配信待ちでいいかなって事で、アマプラ鑑賞
内容的にはR18ながら露骨な性描写をあえて無しにした感じのPG12
その部分が、誰も救われない虚しい悲哀と妄想を増長させる
なので下世話ですが、観てお得は無し。。。

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eigatama41

3.5こどもは親を選べない

2025年1月16日
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しろくろぱんだ

4.0ひたすらに救いがない

2025年1月8日
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主人公の人生は本当に救いがない。少し希望が見えたかと思いきやまた絶望。しかも絶望がたたみかける。このもう光を見いだせない深い絶望の描写に既視感を感じた。
あれだ、ジョーカーだ。ホアキン・フェニックス演じるジョーカーの1作目を観たときの感情に似ている。
ジョーカーは闇堕ちして別人になることで自分を守っていたけど、杏は闇堕ちと言うよりかは自分に失望してしまった。
杏の人生のどこかで、どんなきっかけがあったらこの子は救われたんだろう…そんなことをずっと考えている。

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ちゃんるー

3.5殺虫剤を撒く前に。

2025年1月6日
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単純

こんな悲惨な話がほぼノンフィクションなんて!という反応は、まんま日本人の平和ボケを象徴していると思う。
これが訳アリちゃんの胸糞ストーリーなら、全国に何百何千と実在する「あん」達の人生は胸糞って事なのか?それじゃ余りにも悲しいだろう。

救いがあるとすれば「頑張ったけどダメだった」ところではないだろうか。スタートラインにすら立てなかった者達がいる事を知るべきだ。
どうせ私たちに出来ることなんて他に何も無いのだから。

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や

3.5近頃の浮ついた自分への覚醒剤

2025年1月3日
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悲しい

この手のしんどい映画は敬遠している。
なんでこんなつらい映画を作るのだろう、
それが現実だとしても、他に方法があるのではないか?という思い。
しかし、友達がハマったという話を聞き、
最近、何か浮ついた自分を感じていたので、ガツンとやってもらった。
それは期待通り。

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ぜん

2.0貧困女性というジャンル映画

2025年1月3日
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悲しい

単純

「万引き家族」「百円の恋」「MOTHER」「市子」と、ここ数年の貧困を描くと当たる流れに乗った作品。「実話ベース」で合わせ技一本。
シングルマザー、毒親などの貧困女性を演じることが一流女優への登竜門となって久しい。「キューポラのある町」からの伝統ではあるのですが。
この手の作品は映画館を出る時に暗い気持ちになることが多いので、たまにはハッピーエンドを見たくなる。

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きょうこ

4.0あんのこと

2025年1月1日
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ヨーク

4.5考えさせられる映画でした

2025年1月1日
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泣ける

悲しい

怖い

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marimariパパ
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