「虐待サバイバー当事者として」あんのこと りさんの映画レビュー(感想・評価)
虐待サバイバー当事者として
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私は虐待サバイバーです。
この作品を見て感じたのは希望です。
あんは凄い。
心が最後まで死ななかった。
希望を持っては無惨に踏みつけられて
それでも母親を払いのけてもがき続けた。
その気力がその強さが眩しかったです。
幼い頃から支配されてでもあんはおばあちゃん、私の場合は妹が人質として捕らえられているから逃げることもできない。
私は犯罪行為を強要されず、直接お金をむしり取られはしなかったけど、それでも殴られるたびに心は何度も死にかけていった。大人になった現在でも生き残ったことを喜べず生き残ってしまったと絶望にしている。
一度だって誰かに手を差し伸べてもらっていたのならその幸せな記憶ができるだけ温かいうちに私は空を飛んだだろう。
あんが羨ましい。
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