「いまの社会が見えたコト」あんのこと キャプテン・ポップコーンさんの映画レビュー(感想・評価)
いまの社会が見えたコト
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観終わった時、とても良い映画を観た、心から良い映画と出会えた。
という気持ちと同時に、この映画をどうオススメしていいか、わからなかった。
それでも、とにかく映画館で観てほしいという気持ちが先立った。
描かれていることは現実に起きたことであり、
現在進行形で発生している、個人や社会の課題。
重い物語、しんどい話・・・という感想が多い。
確かに、そうだけど、むしろ「重いけど、軽い」なんじゃないかと思っている。
なぜなら、本件の出来事を映画を通じて観られているからである。
ドラマの中には、起こった事件以外にも、
クスと笑えるドラマやほっこりするシーンがあった。
その時点で、だいぶ軽く(=観やすく、出会いやすく)してもらっている、
と思えてきたのである。
正直、映画を観ただけでは、自分には無力感しかないのかもしれない、
でも、この映画と出会ったことは、とても重要なことだっと思っている。
こういう映画を中高生のときに観てほしいとも思った。
感受性が豊かなときに、
「映画」という時代を映し出す鏡をみて、いろいろ考えてみてほしい。
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