「佐藤二郎が人情味あふれる刑事…本当か?…うそだろ!?」あんのこと ノブさんの映画レビュー(感想・評価)
佐藤二郎が人情味あふれる刑事…本当か?…うそだろ!?
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「不適切にもほどがある」で好演していた河合優実が主演ということに惹かれ鑑賞してきました。
母親から暴力を振るわれ、身体を売って金を稼ぐよう言われ、麻薬中毒にもなり、そんなどん底人生だった杏が人情味あふれる刑事多々羅(佐藤二朗)と出会い、彼と友人のジャーナリスト桐野(稲垣吾郎)の助けを得て更生の道を歩み始めるのだが、世間ではコロナウイルスが流行し始め仕事も学校もなくなってしまう。母と祖母のいる家を出て一人暮らしを始めていたのに不運なことから母に居所がバレ、再び暴力を振るわれ売春して金を稼いでこいと言われ…
(感想)
・佐藤二朗の人情味あふれる刑事、ちょっと強引で昭和の刑事みたいだけど、親身になって杏を更生させようとしているように見えたのに、まさかの展開に呆然
・NHKドラマ「ひきこもり先生」みたいに杏の頼れる存在だと思ってたのにさすが佐藤二朗、ゲスい役はお手のものでしたね。見事に裏切られました。
・桐野もネタのために多々羅に近づいてたのですね、稲垣吾郎が演じるくらいだからクリーンだと思ってたのに…残念
・せっかく更生の道を歩き始めてた杏の道が突然すべて閉ざされてしまう過酷な運命に同情を禁じ得ない。
河合優実の熱演が光る映画であった、と同時に佐藤二朗の演技もこの映画の魅力になっているのは確かである。
悲しいストーリーではあるが。
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トミーさんのコメント
2024年7月28日
共感ありがとうございます。
二朗さんはまだしも、稲垣くんは仕事をしただけ。それがあんには全て裏目に出てしまう、こういう巡り合わせって結構在るのかもしれませんね、よく言われる負の連鎖・・やりきれませんね。