「ドリルが進んでいたのに…」あんのこと eigaeigaさんの映画レビュー(感想・評価)
ドリルが進んでいたのに…
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なんともやるせない。
あん以外の、ほとんどの人物が嫌いでした。
いちばん嫌いなのは、母親ですが、祖母にも腹が立ちました。まだ65歳なら、あんと、家を出て二人で暮らせばいいのに。シャキッとしろよ‼️と、怒鳴りつけたくなりました。
あの家のゴミを全部捨てたかった。
多々羅にも腹が立ちますが、給与明細を自宅に送って、あんの居場所を母親にバラしておきながら、対して謝りもしない介護施設の所長にも腹が立ちました。
せっかく夜間中学に入って、勉強を頑張っていたのに。
神様はいないのか。
実話を基にした作品がこんなに救いがないのなら、やっぱり、私は、後味の良いように作られている作り話ばかり観てきているのかもしれない、と思いました。
あんの記事も、泣きながら読んで終わりにしている私も、彼女を見殺しにしている一人なのでしょう。
何ができる?
何をするべき?
答えはすぐには出ない、一生、出ないかもしれない。
でも、あんが生きていたことは、ずっと忘れないでいよう、と、心に誓いました。
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大吉さんのコメント
2024年6月11日
コメント返信ありがとうございました。この映画を観た翌日、たまたま県が主催するチャイルド・ヘルプ・ラインのセミナーの案内が職場に置いてありました(今まで気づかなかっただけかもしれませんが)。
参加はできませんがHP等を見て先ずは知ることからはじめたいと思います。