「河合優実を観るための作品」あんのこと クリストフさんの映画レビュー(感想・評価)
河合優実を観るための作品
御多分に洩れず、「不適切にも程がある」で知った女優、河合優実。これまたとんでもない若手が出てきた❗️と歓喜してたら主演映画と。これまた何と絶妙なタイミング❗️
なんてーふしぎなーちからー😁
河合優実はドラマでもそうだったが、あまり笑顔を見せない。ホントに、記憶の片隅にある、山口百恵を彷彿とさせる表情。
そんな彼女が、あんとして、ネグレクト売春薬物から只管に更生に励む日々を綴った、日記の様な映画だった。
正直、彼女だけで充分だった。
脇を二朗と吾郎が支えるのだが、
二朗のいつもより抑えた演技は、それでもまだ抑えが足らない気がする。恐らくは彼のパートは彼任せであろうが、もっと凄みと感情の昂りを抑える感じにして欲しい。同じセリフを4回言うシーンは若干暴走気味。
吾郎はいつもの感じだね。飄々として裏で何かを企む。今回はそれでも、あんの更生を一番応援してくれてた理解者であるから、もっと二朗とコミュニケーションがあっても良かった。
いつもならこういう脇の人が終始寄り添うものだが、それすら阻んでいた新型コロナのパンデミック。
急とはいえ子育てするあんには、あまりにも過酷な現実。そこに飲み込まれていった人間は、彼女だけではなかったはず。
「薬物依存の女性が」云々というニュースが流れても、自分は眼もくれない。そんなの自己責任でしょ、としか思わないだろうが、そのバックポーンや「マンボウ」が及ぼした影響は知る由もない。「密です」と言って遠ざけて良い話ではない。
物憂げな河合優実を、これ以上なく浴びた。
また目が離せない女優が増えた。
あの母親は、
「52ヘルツのクジラ」を想起した方も多いかな❓
そして唐突な早見あかり。
二朗と吾郎は逆でも良かったかもね。
クリストフさん、コメントありがとうございます。
>あの毒親の事なので、娘に保険かけてたかも
あー。
あり得そうです。保険料も杏に稼がせて…。何だかなぁ
(…って既定事実みたいに書いてはダメですね・-・;)
>河合優実はドラマでもそうだったが、あまり笑顔を見せない
笑顔でも、どことなく儚さがつきまとう感じもします。
これからも要チェックな女優さんです。
コメントありがとうございます。
昨日放送の「だれかtoなかい」で河合優実ちゃん、ゆりあんレトリーバーのネタしてましたよ。楽しそうでした。TVerで見れると思います👍