「海外から見た日本観に共感できないパターン」めくらやなぎと眠る女 ひでちゃぴんさんの映画レビュー(感想・評価)
海外から見た日本観に共感できないパターン
ハリウッド映画でも何ちゃって日本が描かれるとゲンナリしてしまうのですが、
今回もフランスはじめいろいろな国の合作アニメーションで、
案の定ゲンナリしました。
まずもって絵柄が全員おっさんくさいキャラクターになっていて全然感情移入できず
話も入ってきづらいんですよね。
何となく新しいアプローチのアニメーションだなぁというのはわかるのですが、
それと内容とは別ですね。
話としてはファンタジー軸なんですよね。
小村とキョウコ、かえる🐸くんと片桐、基本この2本のストーリーなのですが、
いずれもファンタジーです。
かえるくんはマジでわかりづらいというか、ファンタジーと割り切らないと頭に入ってこないですし、
小村とキョウコも現代ファンタジーですから、割り切らないとよくわからないです。
キョウコが職場であるレストランのオーナーにどんな望みを言ったのか、結局わからなかったりしますしね。
村上春樹の原作は読んでおりませんが、
割と期待していただけに、ゲンナリ感がハンパなく大きかったです。
しかしながら、日本語版の俳優陣はすごく豪華なんですよね。
これだけでも観た甲斐はあったかなと思います。
コメントする