「このシリーズが好きと実感できた幸せ」ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ 世界のメガネさんの映画レビュー(感想・評価)
このシリーズが好きと実感できた幸せ
初めてかえでと会ってからのバトルが、とにかく楽しい。銃劇と肉弾戦を交えながら、逃げるターゲットを追って3人が廊下を走りまくって階段を飛び越える場面は、まひろのアクションは待ってました~っと拍手したくなるし、ちさとのアクションももっとイケーっと声援を送りたくなるし、何よりもかえでのアクションに目を見張るものがあった。終盤になると、早いアクションに目と集中力が追い付いていかず、オジサンには少し疲れる程だった。
しかし、私にとって初めての劇場でのベイビーわるきゅーれ、感激のあまり途中落涙しました(それにしても、どうして上映館がこんなに少ないんだあっ!)
もちろん、それはシリーズをずっと観てきたからで、今までのような、2人が部屋で過ごすダラダラとした日常をもっと見たかったなあとも思った。
今回は出張先の宮崎が舞台で、2人の日常生活に寄り道せず、話の展開が早い。その分、池松さん演じるかえでの日常が描かれ、孤独の中でもがく姿が2人とはとても対照的だ。私も超内気な人間なので、人と関わるのが苦手で殺し屋になったのに人と関わりたいとも思っているという、矛盾した気持ちはよく分かる気がする。だから、まひろはよく成長したな~と嬉しく思うのだ。
それに高石さんと前田さんの言い合い、楽しかったなー。ちさとの顔芸サイコー、もっと見たかったな。朝ドラとかで、毎日見たい。
農家の暗殺集団も面白かった。次回作は、どんな殺し屋が出てくるんだろう?
このシリーズ大好きなんで、クレヨンしんちゃんのようにタイムスリップして時代劇になってもいいし、ずっと続いて欲しいと思う、幸せな時間でした。
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