「Asianアクション映画の基準線」犯罪都市 NO WAY OUT Haihaiさんの映画レビュー(感想・評価)
Asianアクション映画の基準線
2023(日本は2024)年公開、韓国映画。
【監督】:イ・サンヨン
【脚本】:チャ・ウジン
主な配役
【マ・ソクト刑事】:マ・ドンソク
【一条組のヒットマン・リキ】:青木崇高
1.安定の品質、さすがの人気シリーズ
マ・ドンソクの大ヒットシリーズ。
マ・ドンソク、いいなあ。
現在、これに当たる邦画がないのが日本人としては悔しい。
もちろん、
あったとしても、本シリーズは文句無しにオモロイ。
アクション、セリフなど脚本が良く出来ていて、
笑いも取るのだが、無理に笑わせようとしてない。
ストーリーにも、いわゆる「中だるみ」がない。
本作は、
◆日本のヤクザ・一条組
◆一条組の収益の横取りを画策する日韓合同チーム
◆マ・ソクト率いる広域捜査班
が、組んず解れつ抗争を展開するストーリー。
過度に ″アンチJapan″ でないところもよい。
正月にお屠蘇気分で観るのに最適だ。
2.香港からアジアトップの座を奪った
勧善懲悪のアクション映画、以前は、
サモ・ハン・キンポー、ジャッキー・チェンなど
次々とアクションスターを生み出した香港映画の独壇場だった。
いまや、どうだ?
完全にその座を奪ったのは韓国映画だろう。
アジアにおけるアクション映画の基準線を引いてるのは、
韓国だと言い切れるのでは?
3.まとめ
小賢しいヒネリも、あっと驚くタネ明かしもない。
でも、単純に面白い。
それで十分です!
☆4.0
コメントする