「恋愛映画苦手な人に見て欲しい」青春18×2 君へと続く道 ゆーさんの映画レビュー(感想・評価)
恋愛映画苦手な人に見て欲しい
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恋愛映画は苦手です。もう40歳だし。キラキラした恋ではなく、冴えない日常にある愛を描く映画はないのかなぁ…なんて。
そして予告だけでも透けて見える事情ありの恋愛もの、最近多すぎないか。
そう思いつつ、主題歌がミスチルであること、映画サイトの評価が良いことに釣られて、まぁ期待しないで観に行ってみるかーと映画館に向かいました。
序盤のボーイミーツガールはキラキラと眩しいのだけど嫌味がなく、アミの笑顔と年下相手にお姉さんぶる姿に魅了され、ジミーのカタコトの日本語と不器用さに魅了される。かと思えばジミー現代パートでは憂いのある36歳の旅人を演じていて、主演俳優さんをすっかり気に入ってしまった。
アミとジミーがランタンあげに向かうシーン、イヤホンをでミスチルを聴きながらジミーが切なげに想いを口にするシーンで泣きました。ジミー😭
そこから先は度々涙が溢れましたが、最後、ジミーが再び地元駅に降り立ち、新しい生活をスタートさせていく姿を見て、ジミーの未来は明るいものになるという希望を感じました。
旅先で出会った青年とラインを交換した後のシーンで、彼にはもう会わないだろうといった台詞があったのですが、個人的にあの台詞が好きでした。旅先の出会いって、そうゆう所があってそれが魅力でもある。
休みはその先の長い旅のため、これも好きでした。
ただの恋愛映画に終わらず、人生に躓いた人の再出発といった趣きが強く、観てよかったなぁと温かい気持ちで帰りました。
トイレに寄ったら、マスカラがほぼ落ちていました。
ミスチル の主題歌は言うことなく素敵でした☺️
岩井俊二さんのラブレターを次に観ようと思います。
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