「同化した映画」青春18×2 君へと続く道 あすか りたさんの映画レビュー(感想・評価)
同化した映画
自分の人生上の何かの選択を違えていれば、この映画は自分のことだったらかも知れない…と感じた。
少し手を伸ばせば、触れられるような距離感の、憧れでありつつ、どこか懐かしい。だから、胸に染み入りました。
人生の運命・無念・再生が、過剰な演出がなく、観る側が同化出来るように、描かれた、人生の節目節目で観たくなる映画です。
若い時は、知恵も度胸もお金もなくて、何も考えられなかった…。それほど後悔はしていないけど、残念だったと思うのは事実。(もっといろいろ出来ただろう!と)
こういう映画に触れて、少し後悔が埋められていく…感じが自身にとっての救いになっているのかもしれません。
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