「始まりから主題歌の終わりまで、綺麗な映像作品」青春18×2 君へと続く道 新人のマリちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
始まりから主題歌の終わりまで、綺麗な映像作品
回想シーンの青い美しさや、登場人物の心の中を描くのがとても上手で、完全に引き込まれた。
ありがちではある物語の設定の中でも、病についてはあまり語らないところに他とは違う角度の悲しみや切なさを生んでいるような気がする。
主題歌はMr.Children/『記憶の旅人』という曲であったが、まさにこの映画のための曲だと思う。見なきゃ分からない、感じれない切なさや信念が鳴らされていると思う。
曲調も、近年のMr.ChildrenにはなかったMr.Childrenっぽさが感じられ、自然に入ってくる。
ピアノとストリングスのアレンジにはイギリス人作曲家のサイモン・ヘイルが関わっている作品になっており、迫力と心地良さが映画に寄り添っていると感じた。かなり凄まじい音楽体験だと思う。
映画音楽も終始綺麗に鳴っており、アミとジミーの青春を支える支柱となっていたと思う。
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