「心でしか感じ取れない人間の強さを一瞬々で描く」彼方に いけいさんの映画レビュー(感想・評価)
心でしか感じ取れない人間の強さを一瞬々で描く
第96回アカデミー短編実写映画賞ノミネート作品ということで鑑賞。
観終えてすぐは、あれっ…て感じがしたが、流れ行くエンドロールを眺めながら、じわりじわりと本作の奥深さが垣間観えた気がしてくる。
やはり人間は強いのだ。この明日への勇気に変わっていく余韻はとても良い。
この年のこの部門受賞は、ウェス・アンダーソン監督作品でベネディクト・カンバーバッチ、レイフ・ファインズの出演作か…。この2作を比べてしまうと、予算や格は天地ほどの差に感じていまうが、作品の魅力としては大差はないように思う。
コメントする