「ジョン・カーヴァーのサンクスギビングの晩餐会」サンクスギビング 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)
ジョン・カーヴァーのサンクスギビングの晩餐会
サンクスギビング発祥の地・マサチューセッツのプリスマを舞台に描くイーライ・ロス監督のホラー映画。
観た印象では「ハロウィンkills」の暗さに「スクリーム」の
女子高生(本映画ではかなり老けた女子高生)を混ぜたような映画でした。
ディスカウントストアで起きた一年前の惨劇。
従業員入口から、身内が先に入ったことから、
怒ってパニックになった群衆が店に雪崩れ込み惨劇が起こる。
ディスカウントストアのオーナーの妻・ジーナ・ガージョンは
真っ先に踏みつぶされて呆気なく死んでしまう。
そして一年後のサンクスギビングの日。
またしても惨劇が。
ジョン・カーヴァーと名乗る殺人鬼の復讐が始まったのだ。
ウェートレスが殺されて下半身だけの死体がビルに吊るされて
いたり、
突然、後ろから首を切断されたり、と残酷シーンが続く。
殺人鬼のジョン・カーヴァーはお面を被っている。
そしてサンクスギビングのご馳走のテーブルに付く
カーヴァーに名指しされた男女。
ディナーには一晩オーブンで焼いたキャスリンの丸焼きの死体。
・・・と、凶々しい。
なぜかあまり怖くなかった。
犯人が明かされても、爽快感はなくて、
消防士の不審な男もいて、
続編があるのかも知れない。
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