劇場公開日 2023年12月29日

「スラッシャー映画好きなら楽しめる。 フェイク予告を知っているならなお良い。」サンクスギビング imaxmaxさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0スラッシャー映画好きなら楽しめる。 フェイク予告を知っているならなお良い。

2023年12月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

本作(2023)のどうでも良い予習。
アメリカでかつて「グラインドハウス」と呼ばれる低級で低俗な映画を見せる映画館があった。2007年に当時のグラインドハウスを再現するかのような映画『グラインドハウス』が製作された。2本の映画本編と複数の(本編は無い)フェイク予告編が作られた。その中に「サンクスギビング」が含まれていた。

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2007年のフェイク予告はかなりエログロであったが、2023年の今作の予告はマイルドになっていた。しかし、フェイク予告を知る人もその映像がどう生かされているのか、を含め今作は納得できる作品だと思う。
フェイク予告は ほぼ殺戮の映像のみであったが、本編では1年前の出来事から始まり、殺戮の動機付けが明確に示されており映画として完成されている。SNSのタグ付けを利用されるなど、現代ならではの味付けもされている。
続編の制作も決定したもよう。

クレジット順は保安官が一番手であるが、それはどうなの?
父が社長の店のセールに裏口から入店して、それが端を発して仲間と共に狙われていくのだから ジェシカがメインのような気がする。なんか「この保安官どういう役割?」と思ちゃうよな。キャリアからすればそうなんだろうけど。

imaxmax