「給食の道は1日にしてならず③ ~うまそげ~」劇場版 おいしい給食 Road to イカメシ TSさんの映画レビュー(感想・評価)
給食の道は1日にしてならず③ ~うまそげ~
私はこのシリーズが好きだ。
このシリーズを観るためにAmazon Prime会員になっていると言っても過言ではない。
だが、そんな事は決して周りに知られてはならない。ただ 心の奥底でこのシリーズを愛でるのだ・・・
劇場版第3弾は、北の大地、函館。
ドラマ版シーズン2から引っ張ったイカメシとついに相まみえる。
函館での好敵手、粒来ケンは、ストーブを焼き場にして給食を熱で調理するという「飛び道具」を駆使して、甘利田を翻弄する・・・。
前作にもまして、甘利田(市原隼人)の身のこなしはキレ味は磨きがかかっていて、特に校門前での酔拳は、この手の映画で披露するのはもったいないと思うほど。
ドラマシーズン3からの延長で演じられる劇中劇「ホワイトマン」も、何故かジワッとくるのが不思議。
甘利田のメッセージはどこまでもシンプルで真っ直ぐだ。
若干脱線する。
私の給食生活は小学校の6年間だけだったが、米飯のときも必ず出てくる牛乳(瓶ではなくてパックだった)にずっと疑問を抱き続けていたものだ(残さず飲んでいたけど)。シリーズのなかで「ミルメイク」という魔法の味変アイテムが出てくるが、パック牛乳だった私の町では、ミルメイクにお目に掛かることはなかった。残念だ・・・。
さて、甘利田が待ち焦がれたイカメシとの対面で、まるっと一気にかぶりついたのは勿体ないと思ったら、粒来がやってくれた。やっぱり、輪切りじゃないと。イカメシは。
ただ、「出されたものをそのまま美味しくいただく」真面目で律儀な甘利田に、給食と、給食を作る人たちへの心からの感謝の念を見た私は、何故か心が熱くなった。
食事は当たり前にあるものではない。感謝して食べよう。

