「武芸には裁量が必要」シャクラ サプライズさんの映画レビュー(感想・評価)
武芸には裁量が必要
「ジョン・ウィック4」で大きな話題を呼んだ、ドニー・イェンの監督・主演最新作。元々「イップ・マン」が大好きで、本作も結構期待していたんだけど...。見事にハマらなかったな。劇場公開される機会と、それに伴い経験数が少ないというのもあるけど、個人的に中国映画は結構苦手。ドニー・イェンだと大丈夫だと思ってたのにな〜。
とにかく長い。ビックリするくらい時間が経つのが遅い。終わる雰囲気出して、まだ続けての繰り返し。疲労感も半端じゃない。それなのに、後付け設定&続編作る気満々のラストですっごい消化不良。でもアクションは美味。若干古臭いけど、逆にそれが味になっていて、木造の建造物を所構わずぶち壊していくのは、なんとも中国映画らしくて好きだった。なんでもあり感凄いけど笑
読めない漢字や理解できない言葉が多すぎて、ストーリー自体はシンプルなのに全然ついていけない。演出もしつこ過ぎてかなり飽きる。見た目は完璧なのに、中身が粗い。ドニー・イェンだから魅せられたけど、脚本はどうしても受け入れられなかった。まぁ、単純にこの手の時代劇が苦手というのもあるけどね。
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