「自由の不自由さ」青春の反抗 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
自由の不自由さ
1994年台北の大学の美術科の学生たちが職権乱用で不当に生徒を評価をする学科主任を解任させるべく抗議活動をする話。
1987年に戒厳令が解除され自由な体制になった筈なのに、意にそぐわない学生の評価を貶める学科主任と養護する学校を相手に学生たちがストライキを起こすけど…。
学生VS学校というより、学生同士のゴタゴタが強いし、学生たちの主張や行動は良かったものの、折角マスコミを入れての学校との対話でもロジカルに話さず感情論のヤジを飛ばす学生たち。
そこはリーダーがしっかりしないとと思ったけれど一切そういう流れにはならず。
ある程度はわかるけれど、結局は先導するカップルのすれ違いと、そこに巻き込まれた主人公をみせる恋愛映画かよという感じで自分にはハマらなかった。
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