劇場公開日 2025年2月28日

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TATAMIのレビュー・感想・評価

全102件中、81~100件目を表示

4.5イスラエル出身監督とイラン出身監督による合作モノクロ映画

2025年3月1日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

興奮

柔道に限らずスポーツ観戦にもスポーツニュースにも関心がないのにこの映画を見たのは、イラン、イスラエルという二つの国名を見つけたからだ。「聖なるイチジク」「ノーアザーカントリー」「セプテンバー 5」と、イラン、パレスチナ、イスラエルに関する映画を立て続けに見たので見ない訳にはいかないと思った。

映画の冒頭で世界柔道選手権(女子)の開催国の風景が映る。あれ?映画「ゴンドラ」のあのゴンドラが見えた!そうです!ジョージアが開催国。イランの女子柔道チームで金メダルを目指すレイラ。柔道着を着て髪はぴったりした黒いヒジャブで覆われている。祖国イランでは夫も小さい息子もきょうだいも友達もみんなが集まりテレビの前で応援している。たまにスマホで夫ナデルと会話するレイラ。イランチームのガンバリ監督はソウルオリンピックにも出場した女子柔道選手だ。レイラは順調に勝ち進む。が、ガンバリ監督のもとにイラン柔道協会・会長(男)から電話がかかる。レイラを棄権させろ。同じく勝ち進んでいるイスラエル選手と戦わせないためだ。決定はイラン政府、命令だ(イランはイスラエルを国家として認めていない。スポーツにおけるイスラエル・ボイコットは競泳、チェス、レスリングなど多くの国際競技大会で問題となっている)。言うことを聞かなければ、親や家族が拘束され拷問を受けることは監督もレイラもわかっている。監督はレイラに棄権するよう言うがレイラは聞かない。ジョージアにくる前から、レイラと夫はあらかじめ心と行動の準備をしていた。

後は是非、映画館でご覧になってください。フィクションですが、イランの男性柔道選手に実際に起こった事件がベースになっています。

「聖なるイチジク」でもそうだったように、家の中でテレビ観戦している女性達は男性が一緒でも全員スカーフ無し。ジョージアに来る前のレイラの回想シーン:夫のナデルと夜、クラブに行き、入るなりスカーフをかなぐり捨て二人で情熱的に楽しく踊る。スカーフのないレイラは若く美しく可愛らしい。

追記
レイラ役の俳優アリエンヌ・マンディはすべての柔道シーンで自ら演技し、実際のオリンピック選手と対戦しています。パンフレットがとても充実していて助かりました。

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talisman

3.5中東で戦争が無くならない理由

2025年3月1日
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悲しい

くだらない面子(敵対しているイスラエルの選手に負けるかもしれない)のために選手やその家族、はたまたチーム監督の家族まで巻き込み試合の棄権を迫る冗談みたいな話。
こんなことに拘って人の人生を平気で踏み躙るような人間たちが指導者でいる限り、そりゃ戦争が無くならないですよ。体制に尽くしてきたチーム監督が最後に振り絞った言葉「イラクには帰りたくない」、これが全てでしょう。

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noriske

1.0勧善懲悪で試合の描写も単調

2025年3月1日
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鑑賞方法:映画館

タチの悪い勧善懲悪のアメリカ映画を観ているようだった。
今だにイラン悪という印象を植え付けたいプロパガンダ映画のようにも思えた。なぜイラン政府はイスラエルとの試合を拒むのか、また、外交官などが、国家の理不尽とも思える決定に従順に遂行するのかを納得させる理由が演出としてなく、イラン映画の「別離」を観たことのあるものとして、悪役とされた側の、まるで北朝鮮のような洗脳された工作員や外交官の無情で理性のない拉致・脅迫に違和感を抱いた。試合の演出はスポーツ映画より迫力がなく、政治問題としては一方的な見方しかない。スカーフを外すことがまるで国家的束縛からの解放、自由を尊重する意味としての演出が主張しすぎていて呆れた(イスラム教自体を否定しているのか?)。こんな映画が賞をとれるなんて、審査員はアメリカかどこかから資金提供されているのか?この映画を評価する方は今までどのような政治テーマの映画を見てきたのだろうかと疑うほど稚拙な映画だった。

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Takk

4.0イランでありがとうは、フランス語

2025年3月1日
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鑑賞方法:映画館

この何年かは、年に何本かイラン映画を観賞することがあるが、ありがとうはmerci何ですよ。本作みたいなシリアスな状態でも。昭和の日本でチャオって言っていたのが、定着したのでしょうか。ペルシャ語にありがとうに相当する言葉がなかったりして。

今日は映画の日ではあったのですが、この地味な作品は結構人気のようで8割席が埋まっていました。

ジョージア(旧グルジア)で開かれた世界柔道に出場したイランの女子選手が、棄権するようにイラン政府から圧力を受けるというお話。実際に、2019年の東京大会で男子選手に対して起こったエピソードをベースにしているようです。イランはイスラエルの選手と闘わせたくなかったのか、同じ表彰台に登らせたく無かったのか、詳細は簡単に調べただけでは良く分かりませんでした。

時間経過としては世界柔道の大会が行われている数時間ですが、同時にイラン政府のエージェント(秘密警察?宗教警察?)に狙われる、主人公の家族の逃亡劇が同時に描かれます。コントラスト強めの、スタンダードサイズ(たぶん)の画面はきれいに撮影されており、太鼓を中心とする劇伴とあわせて、黒澤明っぽいです(ほんとは良く知りません)。柔道シーンは近くから撮影しているため、キャストが本当に柔道ができるのか良く分からないようにされています。柔道のルールも良く分からなくても、問題ありません。

柔道映画でありますが、日本人はおろか、東洋人は出てきません。テレビ(?)の実況では、『たたみ』『絞め技』『巴投げ』など日本語のままの柔道用語が頻発します。前述のとおり黒澤明風です。ベースになる話しも日本で起こったことです。でも、なぜか日本が置いてきぼりにされているような気がしました。かつて存在した、どくとくの映画文化を築いた国、誇り高い武士道のあった国、もう滅亡した日本。日本の大会スタッフは、映画の中の方々のように、選手の尊厳を守るため毅然とした態度をとることができるのでしょうか?

本作を見ながら考えたのは、Black Box Diariesをめぐる騒動です。伊藤詩織さんはアカデミー賞という大会の選手です。ノミネートされているのに、日本ではほとんど報道されません。なぜ、国をあげて応援しないのでしょう。許諾問題があったとしても、批判するのではなく、どうしたら国内上映できるかをいろんな方面から検討すべきではないでしょうか。本作が女性を主人公にしたのは、こういった尊厳の問題をより明確にするためだと思います。

女性の尊厳を守らない、スポーツに政治を持ち込むイラン。それを描く、テルアビブ出身の監督。女性の権利を守れない日本のモチーフ。置いてきぼりにされているのが、よく分かるさ。

星を五つにしなかったのは、なぜ棄権させたかったのか良く分からなかったこと、圧迫されるイランに残った家族の描写が足りないので、サスペンス感が薄かったこと(ワザとかも知れない。)、結末がわりとあっさりしていることからです。

昨日はゼレンスキー・トランプ会談がありました。この駄文をたまたま読んでくれた方には、反対の方も多いかも知れないけど、日本国憲法前文に謳われているように、「名誉ある地位を占めたい」です。

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Lhowon

3.5面白い

2025年3月1日
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ホセイニの勇気ある決断に純粋に感動した

つい先日観た"聖なるイチジクの種"でもガッツリ描かれていたけど、イラン政府のやること本当に汚い。家族を人質に国民を脅すなんて、王道の悪役みたいなことしてて救いようがない。

柔道の熾烈な試合と、工作員の手から逃れようとする夫・息子のシーンを重ねることで、より緊迫感を増しているのが上手い

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ボブす

1.0わざわざ白黒にする映画は面白くない(主観)

2025年3月1日
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「敵」もそうだけど、現代の話しをわざわざ白黒にする意味ある?
この作り手の変なこだわりが随所にきいていて私の無関心、退屈を引きお越し睡魔へと変わっていく。
ほとんど寝た。

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チャーリー

4.0けっこうよかった

2025年3月1日
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悲しい

興奮

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吉泉知彦

3.5想像を絶する信念と葛藤

2025年3月1日
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ひでちゃぴん

3.0大傑作になり損ねた良作

2025年3月1日
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ケージ

5.0スタイリッシュな政治もの

2025年2月28日
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最近見た「聖なるイチジクの種」もイランの反体制ものですごい作品だったけど、本作も同じイランの体制批判の作品ですごかった。

まず出だしのラップの曲のクオリティが良くて聞き入ったんだけど、それはほんの序の口で、全体を通して白黒の映像の質が高いだけでなくて、カメラワークや演出もカッコよく、音楽の使い方も印象的。編集のつなぎ方もテンポよくてサスペンスの緊張感を高めている。この監督は、こうした映画としての見せ方がうまい。

それにしてもイランのイスラム権威主義体制のクソ振りがヒドイ。女性蔑視だけでなく、個人の人権意識がとでも低く、国民を国家の権力に従属する奴隷のように扱ってる。

イランの作品ということでなじみが薄くスルーされがちかと思うけど、とても質が高いので是非見てほしい。

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CR7

4.5畳の上だけではない敵

2025年2月28日
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苦しかった。ラストの二人の姿に少しだけ救われた。

スポーツと国の情勢。それは別とも思いたいがパリ五輪に国としてロシアの姿はなく、日本も1980年のモスクワ五輪をボイコットしている。現実として繋がってしまうもの。

祖国の束縛を受ける者達。国旗を背負って戦うことの意味が国によって変えられてしまう。このようなことは柔道に限らず他のアスリート達にもあるのかもしれない。

いつか全ての競技が何のしがらみもなく、選手達の全力勝負のみで行なわれるように、とは夢の話なのだろうか。

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豆之介

3.5やっぱり『有効』は必要だよね。

2025年2月28日
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1本!と技あり!だけな柔道は後半の勝負掛けがイマイチで面白さも半減だと思ってた。

柔道シーンはアップが多くてイマイチです。
引き手も奥襟ばかりが目立って駆け引きの流れが無い。
まぁ本物の選手がやっているわけじゃ無いのでアップで誤魔化すのは致し方が無いんだろうけどね。

その中で政治的な部分を盛り込んでの見せ方は面白いなと。
実際に有った事がベースなんだけど日本に産まれてホント良かったー(笑)
次の国際大会でイランの制裁が解かれてたみたいだけどそこスルーなのはちょっと寂しいよね。
結構大事なとこだと思うんだけど…

日本選手や関係者が全く出ないのも寂しかった(笑)

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REGZA521

3.0JUDO

2025年2月28日
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悲しい

柔道という題材が特段重要ではなく、国の圧力というものが、分かりやすいくらい過剰に描かれていたという印象。柔道の試合もしっかりとリアルに描かれているけれど、あくまでスポーツであり、実際に発生した現場が柔道会場であったというだけのことで、メインは国家と個人というところ。個人というところに焦点を絞るのには柔道というものが最適だった印象は持ちましたが─。
展開的に、政治的介入の仕方というか描かれ方が、何となく不自然に感じてしまって、某国の圧力は確実にあるとは思うのですが、あまり現実味を持てなかったというのが正直なところ。特に、その告発めいたところを見ようとしたわけではなく、個人的な興味はあくまで柔道だったので、ちょっと消化不良といったところ・・・というのは単に個人的な思いでしかないのですけれど・・・

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SH

5.0文句なし❗️改めて考えさせられる政治とスポーツ

2025年2月28日
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怖い

興奮

難しい

イラン映画は熊は、いないに続いて2作目。
熊は、いないも色々考えさせられた作品だが、この作品も然り。
改めて、スポーツと政治はつながっていると
思い知らされた。柔道イラン代表のレイラとコーチマリアムは柔道世界選手権に出場し、優勝を目指していたが、イスラエルの選手との対戦を避けるために棄権しろとイラン政府から圧力がかかる。試合に勝ちたいが、家族を守りたいレイラの葛藤とレイラを優勝させたいが、政府から圧力を受けたマリアムの苦悩が分かりやすく描いていた。レイラとマリアムの心境の描き方が素晴らしかった。白黒、音楽も◎。見事な作品。2025年上半期、いや年間ベスト候補にふさわしい作品。おすすめします。

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ナベさん

4.0傑作、悲しい物語

2025年2月28日
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これほど不条理な話はあるだろうか?国家によって勝敗が決まるなどあってはならない。
メッセージ性の100%の映画であり、リアルな現実の話。
演出、カメラワークなど面白く、ファーストカットとラストカットが同じなのも面白い。
ストーリーも結局はどちらも勝ち上がらず何をしたのか、していたのかの不条理が現実と重なっていて良い。
ラストの試合相手もかなりの皮肉を語っている。
この映画が万人に観られてこの問題を少しでも話し合いの機会があると世の中少しでも平等で平和な世の中になると思う。

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るい

4.0理不尽、不条理、怒り

2025年2月28日
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悲しい

前日に「ノー・アザー・ランド 故郷は他にない」を見てなんて理不尽な話だと思ったが、この映画もなんて理不尽と不条理に満ちているんだと思った。
また実際の事件が元になっていてそれが日本で起きたことだったということに驚いたと同時に知らない自分が恥ずかしくなった。
「聖地には蜘蛛が巣を張る」でザーラ・アミールを知ったのだけれど、彼女自身の経験と心情がこの作品にも色濃く出ているように思う。

全編白黒だしなんか画面ちっちゃくないか?と思ったがこの作品全体を包むどうにもならない閉塞感を表しているのかなと段々違和感はなくなった。
むしろ白黒であることで試合シーンなんか特に迫力が増しているように感じた。
レイラの状況を知らないはずなのに彼女の心情とリンクするかのような実況が没入感を生みつつもちょっとわざとらしいかなとは思った。

喜怒哀楽なら怒りが一番エネルギーになると私の夫はよく言う。これはまさにそんな映画だ。それと同時にレイラや監督の、家族や故郷やなにもかもを捨てるしかない計り知れない悲しみにも満ちている。
ぬくぬくと暮らしている私にはその怒りも悲しみも全てを理解することは難しいのかもしれないけれど、全てのスポーツ選手の自由を願わずにはいられない。

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クロネコ。

5.0タイトルなし

2025年2月28日
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コーチと込みでの映画。コーチが選手によって変わる物語が感動する。

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Emiri

3.0レイラ

2025年2月27日
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政府に止められ、棄権を監督にも勧められた。

試合に出続けた。

準々決勝で涙。

1年後、監督と一緒にイランと戦った。

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完

4.5後の先

2025年2月24日
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ブレミンガー

4.5柔道試合の迫力満点

2025年2月22日
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怖い

興奮

難しい

イランの女子柔道選手の物語
モデルは、実際に男子柔道でおきたことだそうで、
棄権させようとする国家権力にたちむかう・・・
迫力ある試合シーンと棄権を迫る国家権力の手先との展開が迫力です。
#TATAMI

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わせい
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