劇場公開日 2025年2月28日

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TATAMIのレビュー・感想・評価

全102件中、21~40件目を表示

4.0案外知られていないイランの暗部

2025年3月21日
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鑑賞方法:映画館

私たちはロシア、北朝鮮、中国の暗部は良く知っているが、イランにもこうした秘密警察がいて、国民を縛る体制であることをあまり意識していない。いわば自分と家族の人生を賭けて国禁を犯しても皮肉な結果に終わるストーリーは、ズシリと心に響く。それにしても国際スポーツ団体もこういうややこしい、いや、危険な事態もあり得るなかで、それに備えるとは大変だなと痛感した。よくできた人間ドラマ。

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Boncompagno da Tacaoca

4.5なんのための闘いだったのか…

2025年3月17日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

知的

柔道の世界選手権、勝ち抜き戦の最中に政治的な配慮で発せられた祖国からの指示に翻弄される選手、監督、家族の姿を描いています。
事態を察してできる限りのサポートを試みる世界柔道協会のスタッフたちを交えて、容赦ない試合の進行を緊張感に満ちたモノクロの映像が追います。
尖ったカメラワークが緊迫感を更に煽ります。
そして…

観客という第三者の目線で観たこの闘いはいったいなんだったのか、徒労感しか感じられません。
けれど当事者にとっては絶え間なく迫られる決断の一つ一つに力の限り立ち向って手に入れた勝利なのかもしれません。

観終わった後で想いました。
これが女子選手権でなく、選手も監督も男性であったなら、また違う展開、違う感情があったのだろうかと。
イスラム教国での女性の立場を斬新な視点で描き出した傑作です。
息をもつかせぬ2時間でした。

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さとうきび

4.03.8ぐらい

2025年3月17日
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風邪ひいて10日振りの映画鑑賞。
試合は待っちゃくれないからねテンポよく運ばれつつも、ジンレンマや苦悩が伝わる。会長との電話、日常の不便さ、鬱憤を晴らす髪を振り乱して踊る様を挟みつつ、なかなか見応えがありました。

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Oyster Boy

4.0柔道家として単に見ただけだったが、圧巻の映画だった

2025年3月17日
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泣ける

知的

世界大会において勝ち進む中、政府から負けるよう指示されたイランの柔道家を描いた映画、TATAMI。政治や宗教とスポーツが絡むことのない日本人にはとても新鮮で迫力ある映画だった。柔道に興味がない人にも見て欲しい映画。
特に彼女が試合中に頭のヒジャブを外すシーンは、目の前の試合に全力で臨む覚悟が感じられ最高だった。
余談にはなるが、一回目の計量失格のシーンは何のためのシーンだったのだろうか笑

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CROSBY

4.0肉を切らせて骨を断つ

2025年3月16日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

世界柔道選手権に出場したイラン代表の女子選手は順当に勝ち進み、決勝でイスラエルの女子選手と対決の可能性が高まる。しかし3回戦直前にコーチにイランの柔道協会から棄権するように命じられる。
国を背負って大会に出場するも勝ち進んで行くにつれ自国からの圧力、コーチの説得、侵入して恐喝する外交官、そして対戦相手。自らの心を激しく揺さぶられる。
しかし自分の心の信念は揺らぐ事はなかった。
自由と尊厳を貫く姿勢に、準決勝には進出しなかったが、試合に負けても勝負に勝つ事は出来たのでないか。肉を切らせて骨を断つ事により、魂と自由と尊厳が守られた傑作であった。

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makoto

4.5かつてない緊張感

2025年3月14日
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すごく緊張感あふれていて、観ている最中は手に汗握って、冷や汗と鳥肌に襲われました。
怖いし腹が立つし可哀想だし。
スポーツ選手として勝敗に賭けるギリギリ感が、政治的恐怖に塗り替えられていき、家族が人質にされ棄権を強要され、最後には自分自身の命さえ危ぶまれる展開。
大使館の職員や外交官たちに捕まらないように逃げるところなどは、『アルゴ』を思い出したりもして。

本作は、実際に起きた事件を基にしているらしいです。
女子柔道選手レイラ・ホセイニとして描かれてしましたが、イラン出身の男子柔道選手で2020 東京五輪の銀メダリストであるサイード・モラエイの身に起きたことを、そのまま映画へ落とし込んだそうで。

理念上かつ建前では、政治とスポーツは別と言うのが原則ではあるものの、独裁的宗教指導者が支配する国では絵空事に過ぎず、選手は国の駒であって人権などないものとして扱われ、一種の代理戦争的な意味合いすら持つという現実をまざまざと描き出していました。

自分的には「すごい」とひたすら賞賛。
映画好きなら観ておいたほうがいい、とお勧めします。

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コージィ日本犬

4.0スポーツと政治 アスリート目線の緊迫感

2025年3月13日
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凄く良かった。製作陣の強い想いが強烈に刺さる作品だと思います。

全編モノクロの物語はアスリートの息づかいや緊張感を存分に感じさせる人間目線で、リアリティーがもの凄いです。

スポーツの政治介入はあってはならない、背負うべきは自身の誇りであって欲しい。

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monchan

4.0政治色には染まりません‼️

2025年3月13日
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泣ける

悲しい

怖い

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活動写真愛好家

3.0闘い続けることの意義

2025年3月13日
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 実話なんですね。余りにも理不尽な話なので、世の中の不条理を象徴する、寓話だと思ってました。スポーツに政治を持ち込むな、の建前すら持ち合わせない現実のほうが、作り話みたい。
 チラシ見て驚きました。この映画に参加したイラン出身者が、全員亡命。この出来事だけで一本、ドキュメンタリー映画いけますね。

 みんな、闘い続けているんですね。

 そんな、やりきれない世界だからこそ、このチラシに記載されたメッセージが、刺さります。

 全てのアスリートが、自由でありますように。

 ついでに全ての映画人も、自由でありますように…。

 きっと、この映画創った方は、生まれ故郷を大切にしたいんですよね。だからこそ、欺瞞と抑圧に満ちた現状と、闘い続けるんですね。
 多くのものを手にするには、多くのものを手放すことになる。故郷で映画製作を禁じられ、海外で活動される方は、けっこういるそうです。

 クニを憂うが故に、クニを棄てる
 されど、残された家族への想いは…

 政治家の悪口、いくら言っても逮捕されない私からすると、想像すらできない場所で、闘い続けるヒトがいるんですね。

 私は、何を手放し
 何を手に入れようとしているのだろう?。
 え?、そもそも闘っていないって?。
 これは、一本取られましたね~。

 皆様のTATAMIは、何を求める闘技場ですか?。

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機動戦士・チャングム

人々の結束も分断も産む国境

2025年3月12日
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鑑賞方法:映画館

 女子柔道の世界選手権において、国家承認していないイスラエル選手との対戦を避けるべく、イラン政府が自国の選手に対して棄権する様に圧力を掛けるという実話に基づく物語です(本作のモデルとなったのは男子柔道選手でしたが)。

 この大会の為に厳しい練習を積み、絶好調だったイラン人選手は順調に勝ち進むのですが、イランの柔道協会から棄権しなければ家族の身の安全は保障できないとの連絡が入り、棄権を訴える父母の映像も添えられます。更にその脅迫は監督にも及ぶのです。激しい動揺を抱えながらTATAMIの上で繰り広げられる対戦の映像はスピーディーで迫力もたっぷり。絶対に危険などしたくない、でも家族の安全は・・イスラエル選手が勝ち進むとは限らないからその結果を待ってもよいではないか・・様々な要因が絡み合います。スポーツ映画と政治映画が混じり合い、時限爆弾を抱えた様な緊迫感を盛り上げるのです。

 こうなると、本作のモデルとなったイラン人柔道家のサイード・モラエイがこの選手権をどう戦い、その後どうなったかを知りたくて調べてみました。2019年の東京での世界選手権81キロ級で彼は準決勝に進出しながら、急に心ここにあらずという戦いぶりで敗れてしまいました。その試合では、監督もコーチも会場から退席していました。つまり、国からもチームからも見捨てられていたのです。この時、イスラエル人選手は決勝進出を決めており、モラエイ選手が準決勝で勝っていればイラン対イスラエルの対戦が実現する筈でした。大会後、彼はイランのスポーツ大臣から棄権を強要された事を明かし国を捨て、現在はアゼルバイジャンの国籍を取得しているそうです。また、2020年の東京オリンピックでは銀メダルを獲得しています。

 国境というのは、その内側で暮らす人々の強い結束を生み出す一方で、愚劣な分断線にも成り得るのです。

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La Strada

4.5戦いには負けたが、闘いには勝った。

2025年3月12日
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戦いには負けたが、闘いには勝った。

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ボブ

4.5

2025年3月12日
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礼節を重んじる柔道家であり、美しい妻であり、愛情深い母でもある。一人の女性の芯の強さと人生を賭けた決断をたった1日の出来事を通して描き出す。めちゃくちゃ良かったです。

柔道世界大会で予想外に勝ち上がってゆくイランの選手が、敵国であるイスラエルの選手との対戦を避ける為に棄権するよう政府から圧力をかけられる。首を縦に振れば国に帰って家族と暮らせる。拒否すれば全てを失う。万一に備えて万全の包囲網を敷いていた政府側の本気度。この用意周到さ。まるであらゆるスポーツで幾人もの選手に行ってきた所業だとでも言うかのように。

この展開なら最後の1カットはカラーになるのかなって思っていたけど、モノクロで通したところに、そんな簡単なことじゃないんやぞと諭された気がした。残念ながらスポーツも政治に利用される。一番被害を被るのはもちろん選手だ。

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はるたろう

5.0必見 傑作

2025年3月12日
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脚本、女優、演技、カメラ、どれもが素晴らしいです。エンタメと、社会的メッセージが見事に融合。見応えあり。

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ごまめ堂

4.0このような映画があるのが驚き

2025年3月11日
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怖い

難しい

イラン政府に真っ向から逆らう主人公。普段表には出てこないテーマでの映画。なんとも言えない気分。

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nitty

3.0イランは自由が無く女性が生き難い国と プロパガンダ映画とも見れる

2025年3月10日
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東條ひでき

4.5気迫が凄い。

2025年3月9日
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敵国イスラエルをやっつけろ!勝てば英雄、負ければ重罪。では無くて、対戦するな棄権しろだと?
イスラエルとの対戦の可能性あるなら始めから参加するなよ。
柔道以外の競技、レスリングとかサッカーとかもそうなかのか? 脅迫にも耐え戦ったレイラに賛辞を。

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あらじん

4.5TATAMI

2025年3月9日
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迫真に迫る緊張感。

平和ではないということは、理不尽な決断を迫られること。

俳優さんたちの、超越した演技力には圧倒されました。

今改めて、平和の礎は次世代に繋いでいかなくてはならないと、痛感させられた作品でした。

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デイジー

4.0スポーツマンシップ

2025年3月8日
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柔道イラン代表のレイラが世界選手権で試合を棄権するよう政府から強要され、葛藤する様子を描いた作品です。

勝って金メダルを獲りたいだけなのに、お国の事情で棄権だなんて酷ですよね。オリンピック見てても思いますが…。レイラの憤りと試合中の息遣いもリアルで、終始緊張感があり見応えがありました。

味方でいてくれた夫に👏

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Yum

4.5柔の道に政治は介入してはいけない

2025年3月8日
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映画は白黒映像。全編のほとんどが畳(TATAMI)の柔道競技場でのリアルな試合と控え室での緊迫なやり取り。テーマは政治のスポーツ介入。それも執拗なまでの暴力的な介入である。
映画は2019年、武道館での世界選手権で実際に起きた理不尽な事件にインスパイアされ、更には2022年、イランで起こったマフサ・アミニ事件(ヒジャブを適切に被らなかったことを理由に拘束され死亡した事件)にも触発されたとのことである。同時期に公開されてる「聖なるイチジクの種」に引き続きイランという強権的な国家の実像を見せつけられた。又同じように映画は秘密裏に制作されスタッフは亡命してるとのことである。
イランはイスラエルを国家と認めていないので、そのような国と戦わないということなのか、戦って負けたりしたらシャレにならないからなのか、よくわからないが、スポーツマンシップというものを最高指導者が理解しないなら国際的な舞台に参加する資格はない。
イランもパレスチナもイスラエルも戦争や紛争に巻き込まれ被害に合い抑圧に苦しんでるのは国民である。解決の方法は極めて難しいのはわかっているが、いつの日かどの国も民主的な普通の国になってもらいたい。
主演のマリエンヌ・マンディは中東にルーツがあるアメリカ人。Netflix「ナイトエージェント」でもアメリカに亡命するイラン人を演じていたがこの映画では本物の柔道家の如く迫真の演技であった。共同監督を兼任したザーラ・アミールも苦悩の柔道チームの監督を演じ素晴らしかった。2人合わせて主演女優賞を贈りたい。

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アベちゃん

4.0風上にも置けない

2025年3月7日
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あんな理不尽なプレッシャーの中よく闘い抜いた(20分超速ダイエット秘訣を知りたい)体力的にもなんてタフなんでしょう
メダル、アスリートは国の栄誉じゃないらしい しかしスポーツマンシップに政治は無用ですよ〜 対戦相手も八百長で勝っても嬉しくないだろうに
監督はイラン·イスラエル協働 映画ならではかな?の嬉しいお話
モノクロに和太鼓みたいなサウンドは渋くて良かった 通路を歩き廻るシーンが多いのだけど今度は誰だ?何持ってきたんだ?と意外にスリルがあった
そしてきっと訳せないんでしょうね、技が日本語そのままなのが面白かった

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ゆう
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