「謎の切れ味」左手に気をつけろ Scottさんの映画レビュー(感想・評価)
謎の切れ味
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左利きが媒介する疫病でパンデミックが起きて、しかし子供は観戦しないから、子供が左利き警察を組織して……って話だってことになってんのね。
でも、こども警察、ほぼ話に関係ないんだよね。そこがすごい。
序盤で、手つなぎ鬼とこども警察の「御用だ!」のシーンがあるんだけど、ここで小さい子の手をひいてる女の子がいるのね。小さい子は早く走れないから、手つなぎ鬼の集合に遅れてくるし、「御用だ!」にも付いてけないんだけど(法被も小さいのないから着れないし)、それでもいるの。なんか可笑しくて。
「この子は小さいから、今回はね、ちょっとね」で外れてもらってもいいところだと思うんだけど、入れてきた。その辺、よかったな。
話は、失踪したお姉さんを探すうちに、謎の占い師の言葉に幻惑されて、恐らく大して好きでもない男を追いかけちゃうの。でも彼女持ちだからね。
しかし、その彼女が左利きだと気付いた主人公は、こども警察に通報してしまう。
この辺、なんか、ありそうでいいね。
しかし改心した主人公は自分が左利きだと偽って、左利きの共同体にこども警察によって連れられてくのね。そこで「左利きの国は右利きを差別しない」みたいな一言が出てラスト。
ここの切れ味がなんかいいんだよね。スパッと切ってもらった感じで。
最後の切れ味を出すためだけに存在した映画だと思うと、けっこういいなと思ったよ。
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