死が美しいなんて誰が言ったのレビュー・感想・評価
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世界初という事に価値あり
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全編Stable Diffusion +モーションキャプチャーで作られた世界初の長編作品ということに興味を惹かれ、正直内容は度外視して鑑賞。
内容は死生観に関するメッセージ性を乗せたゾンビ物という感じで、大枠は伝統的なロメロゾンビ。
噛まれたり感染してから発症するまでの時間と症状に大きく個人差があり、人間の知性を保ったゾンビが存在するのが王道ロメロとの違いだが、派生系含めてゾンビ物を見慣れている方々にはそれもほぼお馴染みで真新しさは無い。
肝心(話題)のビジュアルについては、正直まだ全然商業レベルに達していないと感じた。
質の高いCGアニメも多数ある中で、今の時代に不自然な動きも多いPS1レベルの映像を見せられるのはしんどい。演者の演技も素人劇団臭さがあり、劇場公開作品としてお金を取れるレベルではない。
実験的な作品だろうから、世界初の挑戦に価値を見出せる人だけがターゲット。
間違っても普通のCGアニメ映画を期待してはいけない。
実際、全編Stable Diffusionの冠が付いていなければ長編フルプライスの映画としての評価は0に等しい。
実験映画を集めた企画で短縮版を1本500円ぐらいで観られるなら充分な内容。
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