サイエン 死の砂漠のレビュー・感想・評価
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社会派ヒロイン・アクション映画
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珍しいチリ映画、住民を欺き自然破壊、水資源の独占やリチウム採掘を目論む悪徳業者や政治家に立ち向かう孤高の女戦士サイエンのアクション映画。
本作は「サイエン 復讐の森」の続編です、三部作らしく、その第2弾ですので終わり方も完結ではありませんから、これで終わり?とがっかりしないでください。
確かに貧しい国にとって外国企業に喰いものにされると分かっていても頼るしかない悲しい現実、単に悪党を葬ればことが済むわけではないのはよく分かります。そんな社会派サスペンスですがアクション映画としてみるとヒロインが屈強な男たちを次々となぎ倒すのはリアリティに欠けているかもしれません。
アレクサンダー・ウィット監督は社会派ドラマの巨匠リドリースコットの映画の撮影監督を務めていたことから彼の影響を受けているのでしょう、また、バイオハザードの 2 作目「バイオハザード アポカリプス」で監督デビューしていますからミラ・ジョヴォヴィッチのような無敵のヒロインものに惹かれていたのでしょう。
主役のサイエンを演じるラレン モンテネグロさんはチリの女優、頭を丸刈りにして奮闘していますがミラほど強くは見えませんでした。スポンサーがアマゾンですから予算はついたのでしょうがハリウッドものに目が肥えた人から見ればチープな感じは受けるでしょうね・・。
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