虹のかけらのレビュー・感想・評価
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介護をしながら風俗嬢をする女性のお話
舞台挨拶付きで鑑賞。自宅で母親の介護をしながら、デリヘル嬢をする女性のお話。介護+風俗の組み合わせの作品は「アジアのユニークな国」を最近観たが、僭越ながら比較させていただくと遠く及ばない。「アジアのユニークな国」のヒロインは他にないユニークなキャラクターで色気もたっぷりであるが、この映画のヒロインは面白味がなく、色気もない。(デリヘルの同僚に「面白くない人ですね」と言われる。)ヤングケアラーのお話というと片田陽依さん主演の「イルカはフラダンスを踊るらしい」を思いだすが、この略して「イルフラ」が持つほっこり感もなく、残念ながら乾いた世界が拡がり、途中から観るのがツラくなってしまいました。
この映画では芸人さんがワキを固めているのですね。ならば劇中の小ネタを工夫して欲しかった。脚本通り(の様に見えた)では正直つまらないです。
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仕事しようか
デリヘルで働き認知症の母親と2人暮らしの女性の話。
父親が亡くなっているのはわかったけれど、6年前というのは作中ではうたわれず、デリヘルで働き始めて2年半とか、あまり稼ぎが良い訳ではないのが判る序盤。
そこから30分ぐらい話しを重ねるばかりで殆ど動かず。
やっと動くのかと思ったら、今更そんなことで?そして一応動いたのか?
主人公の幼少期の母親のそれは、娘の為じゃなく自分の為という感じだし、わざわざオープニングに切り取ってみせたものもそれだけ?だし、母親の症状も変化が無くて、主人公のマインドがリセットされただけ?
…とか思っていたら、最後は何とか進んだ感じで何より。
ただ、微妙にその選択に至るにはなんかズレがある様な感じだし、97分はいらなかったかな。
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