劇場公開日 2024年5月31日

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「演出力の不足か、私の理解力が足りないのか」わたくしどもは。 羅生門さんの映画レビュー(感想・評価)

2.0演出力の不足か、私の理解力が足りないのか

2024年6月2日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

難しい

話の骨子は定番か。涅槃までの冥土での彷徨を描いているのだろうが、ピリッとしない。ファースト・カットと次の鉱山から出てくる大竹しのぶ登場のクレーンワークは何の意味があったのか?松田龍平のワンパターン演技はどうにかならないか。折角の小松菜奈の煌めきが煤けて見える。やはり大竹しのぶは怪物だ。次のステージへ送られるのだろうが、涅槃はまだまだという段階を演技を押さえながら表現してのか?キリスト教文化圏ならば煉獄からの解放と解釈するのなのかな。とにかく突出していた。

羅生門