「パパのレシピ」リンダはチキンがたべたい! レントさんの映画レビュー(感想・評価)
パパのレシピ
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母子家庭のリンダはママにパパの手料理だったパプリカチキンが食べたいという。料理が苦手なママは、というか料理以外もなにかとダメダメなママは弱り果てる。
とりあえずチキンを買いに行くも町はストライキで店は全部閉まってる。そしてママが養鶏場から一羽の鶏を盗み出したことから一大事に。ダメダメなママにダメダメな警官が追いかけてきて、トラックの運転手はママに一目惚れ。普段からママの尻拭いをさせられてきたママのお姉さんはカンカン。
団地はチキンをめぐって大騒動へと発展。事態が収まりチキンをなんとか捌いて団地の広場でみんなでパプリカチキンを食べる。この騒動で助けてくれたトラック運転手が新しいパパになる予感で物語はおしまい。
アマゾンプライムで鑑賞。吹き替え版しかなくてそれが結果的に失敗だったかも。物語は日常を描いてるようで非日常を描いたファンタジー。でも吹き替え版がとてもリアルな口調で、特にリンダのお母さんが今風の日本の若いお母さんをリアルに演じていたので登場人物のリアルさと物語とのギャップに最後までついていけなかった。これはフランス語で見たかったな。フランス語は聞いてて非日常な感じがするしこのファンタジーな作風と非常にマッチしていたと思う。絵柄も良かっただけに少し残念。この監督の前の作品のDVDをメルカリで安かったから注文した。
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