「消費される“開放的”な女性キャラクター」緑の夜 A子さんの映画レビュー(感想・評価)
消費される“開放的”な女性キャラクター
期待値は下げていたけれど、イ・ジュヨン演じる女性が名前を与えられず、謎の緑の女性止まりなところがもう。「あなたに許される必要はない」というメッセージを言いたいだけ。抑圧からの解放のために、“開放的な女性”アイコンで消費しないでほしい。
この映画に描かれる抑圧、切実さを否定するつもりはない。それは描かれるべきものだったと思うからこそ、そのために他を消費して主題がぼやけている。
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