「敗れざる者たち」若き見知らぬ者たち 機動戦士・チャングムさんの映画レビュー(感想・評価)
敗れざる者たち
皆様のレビュータイトルを拝見。その中に、気になるものがあったので観ました。
実際の事件にインスパイアされた映画とのことですが、どこまで事実なのか、分かりかねます。ただ、この映画が創られたことは、事実です。
一瞬でもいい。煌めく刻があれば、ヒトは苦難を受け入れることができるとか。だとしても、大き過ぎる苦難が、ヒトを潰して行く様を見届けるのは、果たして…。
この映画観ると、結婚は生涯最大のダークイベントに見えてしまいます。夢と希望で踏み出した先に、家族の苦痛しかないように見えます。それこそが、若き見知らぬ者たちなのかな。
私は、あの子たちに、頑張れとは言いません。だって充分頑張っているから。ただあの子たちに、手を差しのべることもないと思います。見て見ぬふりと言われたら、その通りです。私も、自分の家のことで余裕がないからね。それに、あの子たちは、敗者ではない。弱者でもない。きっと今、どこかで、足を踏み出している。その先に、他者の痛みに共感できる、若き見知らぬ者たちが、現れることを願います。
とはいえ、私だったら、どうしよう?。取り急ぎ、地域包括センターで、ケースワーカーと相談、可能なら、ファイナンシャルプランナーと面談。場合によっては、不動産は売却、そのお金を基に、それぞれの生活を立て直す…って、そんなリアルな話、誰も知りたくないよね。
以上、若くない見知らぬ者の、独り言でした。
コメントありがとうございます。
そうなんですよねー。ものすごく、厄介で、あり得ないほど、影響し合うのが、家族なんですよねー。
そんな、おたかさんにオススメは、MOROHA(モロハ)の「ネクター」です。検索してね。
極めて同意😆
映画なんだから、どんなに破天荒だろうが、何の波風も立たない退屈なストーリーだろうが、自由にお作りいただければよいかと思いますが、ほんの僅かな家族の癒やしを得るために、その何十倍もの家族の軋轢がもたらす苦難が伴う事を分かっているが故に、家族を作りたがらない人だらけのご時世に、更にその考え方を後押ししてどうすんねん?って感じでした(~_~;)
実は私めもそのうちの1人(^^ゞなんですが、まさかここまで拒否反応が出るとは思っていなかったので、自分でも驚いています😳