「生き地獄、無駄な長回しが多い」若き見知らぬ者たち だるまんさんの映画レビュー(感想・評価)
生き地獄、無駄な長回しが多い
なかなか救いのないストーリー。
実話なら目を背けたくなるでしょう。
胸糞悪いストーリーではありますが、途中までは演者も演出も映画っぽくて好きなほう。
予告通り、主人公が死ぬと思いながら鑑賞しましたが、ちょっと予告詐欺かな。拳銃出てくるなら、、、とか思ってしまったけど。
あのシーンは不可解。なぜアルコール?警察は検死も誤魔化せるのか?血溜まりは?とか、ちょっとリアリティが無く引っかかる。いいシーンなのに勿体ない。
無駄な長回しが多く観ているのがちょっと辛い。
特に、試合シーンはさすがに意味不明。約10分、格闘シーンが長回しされますが、眠くなる。何かあるのか、、、と思いつつ、10分は長い。ボクシング映画でも長すぎる。演者が10分間、カット無しの長回しで戦うのは確かに凄いことだけど、それは撮影の都合で、観客無視。その後も体感で3分くらいの無言のシーンとか意味不明。早く終われよ、、、って思ってしまった。マイナス1点。
試合のシーンまでは、救いのない切ないストーリーですし、主演2人の演技はとても良かった。
最後の20分間、あんなに苦痛に思う映画も珍しいけど、ストーリーもそうだけど、後味悪い。あれが無ければもっと高評価かも。
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