悪魔がはらわたでいけにえで私のレビュー・感想・評価
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なんだか最高に狂ってるんだという情報を頼りに鑑賞。
んー…カオスな作品は好きなはずなのに、今作は好きになれなかったです。前半は良いんですが、後半の破綻っぷりが合わず…。
第1章でバンドメンバーの元に訪れたらみんなゾンビになってしまって、タンクトップガールはチェンソー持って大暴れという序章。ここはかなり期待できました。
第2章では音楽プロデューサーが拉致られていて、そこにいた優しそうなゾンビに襲われそうになったところにタンクトップガールが両手にチェンソーを付けて助けてくれるという珍妙っぷり。カオスだなぁとまだニヤニヤしていられました。
第3章がメインで、助けられた音楽プロデューサーがタンクトップガールの元へ訪れたら、チェンソーで畑を耕すタンクトップゾンビガールがいるという中々ファンキーな絵面に声出して笑ってしまいました。ここまで結構良かったと思います。こっからです。
日本語が全く出てこない中盤は本当にどう解釈すればいいんだ?ってくらい何も分からない状態が続いて顔は引き攣っていました笑
これ適当にでもいいから字幕があったらもうちょい彼女らのことが分かったのかなと思いましたが、あっても多分頭の中ごっちゃごちゃだったと思うので、これで良かったかなと今は思っています。
最多出演を果たしたGはこれでもかってくらい出ていましたし、あれが実物であんなウジャウジャいた撮影現場でよく撮りきったなぁと役者も製作陣も本当肝据わってるなと思いました。あんなんリアルこち亀で失神ものですよ。
60分の作品のはずなのにえげつないくらいテンポが悪く、尺稼ぎで特別料金を逃れようとしたのか、笑いどころを作ろうとしたのか、いかんせんただ突っ立ってるだけの映像を10秒くらい見せられるのはモゾモゾしてしまいました。
展開的に何も進まないのはまぁいいかなと思いましたが、それにしても死霊の盆踊りの如く踊りまくるシーンに殺戮が加わって復活して、どくさいスイッチを押して誰もいなくなって、タンクトップゾンビガールが宇宙人と踊るというとんでもない終わり方にはずっこけてしまいました。
何から何まで分からない映画で、この手の作品好きなのになぁとお口もごもごさせながら劇場を後にしました。同じ回に観ていた人が首を傾げながら出ていったという事はそういう事なのかな…と思いました。
鑑賞日 2/29
鑑賞時間 19:10〜20:15
座席 d
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