さなぎの猫のレビュー・感想・評価
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猫島紹介映画
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舞台は瀬戸内海の猫島として人気の高い佐柳島。人口50人余で猫100匹以上、周囲7kmの小さい島、島に大阪からお墓参りで帰郷した千佳、その夫の清と千佳の幼馴染、靖の3人が花子と言う白いドレスを着た少女と遭遇、何と花子は宇宙ネコでワームホールを伝って島にやってきたというSF展開、花子の無くした白いカプセルは生き物以外は何でも複製できる レプリケータ(複製装置)、それを拾ったのが千佳夫婦、なんとカプセルには大量の札束、それは1億円の偽札とのこと。3人は花子をかくまうが特に事件は起きず、夫婦は偽札を持って大阪に帰り、花子はどこかに行ってしまい、島には靖が残り、以前と変わらぬ寺参り。劇中でも靖が「宇宙人に出会ったのが、わしらだと、この程度で終わるんやなぁ」と言っていましたから、何も起きないのは確信犯、単なる猫島紹介映画かしら。せめて、花子を故郷の星に帰してやるETのようなファンタジックな展開があっても良かったのに・・。登場人物も悪人ではないが魅力なく、特に靖役の浅雛拓さんの荒っぽいセリフ回しが鼻に付きました。野村有志さんの作家性なんでしょうが好みに合いませんでした、クラウドファンディングで応援したファンの方ごめんなさい。
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