「他社では危険だよ♥軽くて快適な『氷河期の象』の仕度で挑戦してみ。ガンバ!」トゥ・ザ・サミット 絶壁のレース マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
他社では危険だよ♥軽くて快適な『氷河期の象』の仕度で挑戦してみ。ガンバ!
僕には出来ない事なので、彼らの努力は認めたい。
さて
僕の知合いにはフリークライミングをやっていた者とトレイルランをやっていた者がいた。僕自身はどちらも経験したが、ズボラで飽きっぽいので、どちらも深入りはしていない。
トレイルランをしていた知合いはそれなりの成績を残したようだが、ある日突然理由も告げづにやめてしまった。また
フリークライミングしている知合いはパラグライダーに手を出すなど危険マニアの体があったが、高い所から落ちた。トレイルランをやっている者が、その事故を理由に走るのを止めた訳では無いが、いずれにしても、その事故で、僕自身はやる気が完全に失せた。だから、実にこう言った事が出来る人が羨ましい。
さて、今はゆっくり山を歩くだけに時間を費やしている。
さてさて、フリークライミングの知合いは幸い生きて生還した。そして、懲りずにまた始めたようである。もっとも、複雑骨折をしたので、長い距離は無理なので、ボルダリングに変更したようである。
この映画を見て、
彼らの努力は認めるが、何が楽しいのか全く分からない。旧国営放送の番組をかつて見た時『山で競争するの?』って思っていた。だから、トレイルランの知合いには、そんな話をしていた。(ひょっとするとソレでやめたのかもしれない。)しかし、この映画はその競争を垂直の壁でやると言う。もはや、僕の理解できる範疇ではない。これが現代のアルピニズムってことなのか?僕には極限への挑戦というのではなく、この人達しか出来ない曲芸に感じる。つまり、『サーカスの興行』である。
サーカスのブランコから落ちた者を英雄視する気は全く無い。日本の栗◯史多くんと同じで可愛そうだと思うが。
同じ様に山で死んだ人間はたくさんいる。しかし、その前任者と大きく違うのはタイムトライアルと言う事。登る事に最速を求めるなら、ヘリコプターで山頂におろしてもらえばいいんじゃない♥
僕なら1時間で行ける。アルピニズムの基本は自己満足であった。現在は事故満足なのだ。
あくまでも、僕の感想だが。