「少女監禁事件もの」二人静か カールⅢ世さんの映画レビュー(感想・評価)
少女監禁事件もの
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5歳の娘が行方不明になり、街頭でチラシ配りをしながら情報提供を待つ夫婦とチラシ配りの手伝いを申し出る妊婦の莉奈(ぎぃ子)。ぎぃ子出演の映画は連続4本目。
ぎぃ子お目当てで観たんだけれども。
監督はピンク七福神の坂本礼。
夫婦役の身長差がエグい。
成田の一軒家で何年も軟禁されていた経験を持つ妊婦(ぎぃ子)が夫婦に接触する動機がわかるようなわからないような。
どんな心境たったのか?
一方で脅迫状を送る気持ちが闇。
筆跡から確信した母親がそれを赦して一緒に成田に向かう気持ちは謎めいていて、ちょっとわからなかった。
だけれども、失踪したり、意識不明のままの子供を持つ親は次の子供に期待するなんてできないね。
心を解放させてあげたいけど、そんなことは他人が言えるわけがない。
レスになるのは想像にかたくない。
それができるようになるのはどうしてなんだろうと思ってしまった。
とにかく10年後に発見されてよかった。
思い出したのは、監禁されていた女子中学生が犯人の隙をみて逃げ出して、東中野駅の公衆電話から自宅に電話して助かった事件のニュース。駅に貼られていた情報提供を呼び掛けるポスターがいつの間にかなくなっていて、この子だったんだと思ったわけで。とてもきれいな娘だったから、毎朝ポスター見るのを楽しみにしていたんだけどね。いけないねぇ。馬鹿だねぇ。
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