劇場公開日 2024年2月2日

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熱のあとにのレビュー・感想・評価

全38件中、1~20件目を表示

2.5サイコな人々

2025年7月22日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

2019年の新宿ホスト殺人未遂事件にインスパイアされて製作したフィクションの映画だが、あくまでインスパイアされただけで映画自体は全く架空の話とのこと。僕は事件自体を知らなかったか聞いたとしてもすっかり忘れている。事件の概要を検索して読んでも何も思い出せない。

うーん、これはちょっとなあ。主人公を含めて、登場人物たちに全く共感できない。主人公はサイコパスとしか思えないし、それが伝染したかのように周囲の人物もみんなちょっとずつサイコパスになっていく。娯楽映画的なサイコパスではなく、一般的な文字通り「狂ってる」という意味でのサイコパス。現実の事件に配慮してストーリーだけでなく人物像なども変えてあるようだが、そのため非現実的な人物や行動になってしまっているように感じた。それと肝心のホストが少ししか出てこないので、なぜ主人公がそこまで狂ったのかが曖昧になってしまっている。全く出てこないならまだしも、少しだけ出てきて深掘りはされてないんで、彼女が狂ったのがそのホストのせいなのか彼女自身のせいなのかがブレてしまっているように感じた。

映像も暗い場面が多く見にくいし、車の中のシーンは車の音がうるさくて台詞が聞き取りづらいところがあるのもマイナス。俳優陣は主演の橋本愛、夫役の仲野太賀、隣人役の木竜麻生、夫の後輩役の鳴海唯と若手演技派勢ぞろいで、それぞれ素晴らしいんですけどね。それだけでは映画の欠点を補いきれないというか。橋本愛と仲野太賀はもちろんだが、この映画ではやっぱり木竜麻生が非常に魅力的。個人的には脇役で出てる鳴海唯目当てで観たんだが、終盤までちょろっとしか登場せずチョイ役か?と思ったら終盤にちゃんと出番がありました。

ま、とにかくすげー暗い映画でした。主人公は自業自得だけど、周囲の狂わなくてもいい人たちが狂わされて主人公よりひどい結末迎えるのはやっぱりちょっと納得できなかった。

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バラージ

3.0ラストが好き

2025年5月18日
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鑑賞方法:VOD

知的

「私と他者のちがいは?」「愛とは?」と
主人公が深く深く考えに耽る話、結構好き。

とてもとても、激重な愛。

ラストを見ると一気に「熱のあとに」という
タイトルが鮮明になります。

…そして、

“あとに”のあとに、
このタイトルってこういう意味だったんだ、と
僕は胸のあたりが熱くなりました。

自分は変わっていないと思っていても
人は変わる、年月がそうさせる。

出会う人や、環境や、見たものや感じたことで。

過去は、過去のあのときの自分だから、
過去を生きられたんだ。
今の自分で、過去を生きるのは難しい。

過去の人と再会して気づけたこと。

60秒の見つめ合い…
雲で覆われていたフロントガラスが晴れていく。

ふたりの今、そして未来が始まる気がした。
熱のあとに。

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羊

4.5率直にいうと怖い

2025年5月5日
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鑑賞方法:VOD

まずいうと愛の正体や愛がなんなのかがわかる映画ではなくて、文字通り形なんてないという事を教えてくれる映画。
とても一方的な価値観の押し付けも愛だし、それを受け容れようと努力することも愛だろう。
普遍的なものにしたいという方が無理なはずなのは冷静に考えれば分かるのに。
ただ普通というのは社会通念上に当てはめた時で、そのフィルターを通して見たものだけが愛なのか?それを疑い始めるととても、とても怖くなる。受け入れきれないのだ。

ほとんど死に近い所で愛が動いてる。覚悟はいいか?そう問われているように感じた。

とても面白かった。

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DOne

3.0変わる愛の形

2025年4月11日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

殺してしまいたくなる愛の形も、
死にたくなる愛の形も、
過去になってしまった愛の形も、
これからの愛の形も、
時とともに少しずつ変わっていく。
きっかけは、60秒見つめ合うことからなのかもしれない。

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上みちる

1.5ダラダラしてる

2025年3月25日
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観た直後なのに「ラストどうなったっけ?」って感じであまり印象に残らない

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クゥラン

3.0キャストはすばらしい。

2025年3月17日
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冒頭からいきなり事件現場。そういうこともあって、全編に
不穏な空気が漂っていて、何か悲惨な出来事が起こるんじゃないかと
思いながら見ていたので、疲れました(笑)。あまり心地の良い
映画じゃないですね。「愛」とは?というのがテーマなのかも
しれませんが、もう一つピンとこない。正直、あまりおもしろく
なかった。
ただ、キャストは良かった。橋本愛も仲野太賀も、この役柄に
ドンピシャ。そして、ラストのひと言。うまいですね。

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tochi06

1.5全然おもろくない

2025年3月2日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

WOWOW視聴より。
題材はいいんだけどシリアス感があった方が面白かった。
どちらかと言うとヒューマンドラマだった。好きじゃないジャンルでした。

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ノブ様

5.0鑑賞日記若しくは記憶より

2025年1月4日
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鑑賞方法:映画館

🥰🥰🥰今日は、新宿武蔵野館で橋本愛さん主演の「熱のあとに」(舞台挨拶付き)を観ました。小さな劇場なのでELEVATORを降りたらすぐ券売機です。券売機近くの部屋から女性の大きな笑い声がして響いていましたが数分後に本人が現れてその声の持ち主は橋本愛さんでした。以前、記事で能年玲奈さんが天真爛漫な性格だと語っていましたがなるほどよく解りました。映像作品はImage通りcoolbeautyそのもので台詞が無くても力強い眼差しで観客を引っ張っていました。                    🤩🤩🤩新宿武蔵野館で開催された「熱のあとに」のtalk&teach in に行って来ました。作品を理解する上で良い補完になりました。天真爛漫の一方、映画と向き合う切っ掛けになったのが過激な愛憎劇だった橋本愛さん 「熱のあとに」では彼女の本来持っている内面の翳りを垣間見る事が出来ます。新たな地平を切り開いたかも知れません。脚本のイ・ナウォンさんや山本英監督は当初から橋本愛さんを想定していたようです。お二人は近年、横浜に新設された東京藝術大学大学院映像研究科出身なので何か新しい時代の息吹を感じます。

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麻婆春雨と担々麺 大盛

3.5タイトルなし

2024年12月23日
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鑑賞方法:VOD

ちょっと面倒い映画。太賀、橋本に宛書かと思うくらい、キャラクターが立っている。特に橋本がいい。
とはいえ後半、しんどい。橋本もワンパ。太賀もいまいち。脚本がイマイチなのかよくわからない。最後まで見るのしんどい。独りよがり。

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Emiri

ボソボソ喋る

2024年8月29日
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鑑賞方法:映画館

 愛憎のもつれで男を殺してしまった女が、6年後に理解ある別の男と結婚して穏やかな生活を送れるかと思いきや、というキツめの作品です。橋本愛さん、仲野大賀さん主演と言うだけで期待が膨らみます。しかし・・

 それは登場人物の個性であり内面の表象だから仕方ないかも知れないのですが、「ボソボソ喋る」という日本映画特有の(?)僕の大嫌いな建付けに苛立ちが終始抑えられず、作品の入り口をすら通る事ができませんでした。やっぱりダメだ。録音・整音の問題なの?

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La Strada

2.5『台風クラブ』以来のわけのわからない笑えない茶番劇

2024年4月28日
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鑑賞方法:映画館

難しい

2024年映画鑑賞30作品目
4月27日(土)フォーラム仙台
リピート割引1200円

山本英監督作品初鑑賞
イ・ナウォン脚本作品初鑑賞

粗筋なんてあってないようなもの
嫌韓ではないが客観的に言っても脚本が酷すぎる

ホストにハマって貢いで破滅した女の再生?
りりちゃんなら共感できるかな?

映画に共感を求めがちの人にとっては地獄

橋本愛や仲野太賀のファンで彼らの芝居を楽しみたい人にはお勧めかな
懺悔室での橋本愛が特に良かった

映画館で鑑賞中のお喋りは厳禁だがプラネタリウムはセーフなのか
橋本愛の長台詞に幼女のツッコミ
終わると何事もなく退席する観客と沙苗を抱きつく望月は印象的

木野花が初登場したときの台詞無しの長めの間に吹き出してしまった
いつまでも成長しない同じことの繰り返しのネット民みたいにコーヒーは吹かないけどね

教会で登場した4人のおばさんのコーラスだが口があまり開いてなかった
ああいうのはくどいくらいの表現力で歌うもんじゃないのか
女性4人コーラスといえばLA DIVAを思い出すがそれに比べるとあれはあまりにも酷すぎた絵的にも

結局ライフルに撃たれて死ぬんじゃないのかよ
ナイフで刺されて死んだんじゃないのかよ
人ってなかなか死なないもんんだよ

交差点で右折せず停車したまま車内で60秒見つめ合う沙苗と健太
こんなラストシーンを他の映画作品かテレビドラマで観たような既視感があるがそれがなんなのかタイトルがどうしても思い出せない

配役
ホストの望月に対する殺害未遂で服役し出所したばかりの園田沙苗に橋本愛
沙苗とお見合い結婚した林業の小泉健太に仲野太賀
ホストの望月の妻の足立よしこに木竜麻生
よしこの息子に森田湊斗
沙苗の母の園田多美子に坂井真紀
沙苗のカウンセラーの藤井圭子に木野花
健太の同僚で赤いマフラーを編んでいる宇佐見美紀に鳴海唯
健太の同僚の佐々本宝
健太の三枚目の友人にアベラヒデノブ
健太の男前の友人に松澤匠
健太の眼鏡をかけた友人に望月めいり
居酒屋で夫が社会主義だと愚痴る居酒屋の客に田中佐季
沙苗に殺されかけたホストの望月隼人に水上恒司
新宿の新人ホストで望月と同様に金髪の詩音に楽駆

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野川新栄

2.5大分乱暴でしたが

2024年3月2日
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鑑賞方法:映画館

怖い

難しい

軟着陸出来た感。個人的には太賀くんが刺されて終わりで良かった。プラネタリウムの明かりじゃ原稿は読めん、シラノみたいに覚えてるの?
あと心療医と教会を茶化した感じは好きでした。
橋本愛さんの取扱、どの作品も作り手が美女を捻くり回そうという意図しか見えない。正直、不幸な人と思う。

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トミー

1.5愛は全部同じ?

2024年3月2日
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鑑賞方法:映画館

橋本愛の新たな魅力発見と流石の仲野太賀の安定感で
俳優の演技はすごく良かったと思います。

愛について考えさせられる内容ですし、
劇中のキャラクターもそれぞれ考えて動いているの
ですが、どのキャラクターとも共感できなかったので、
感情移入もできず、没入感は私にはない作品でした。

ラストは、あーそれが伏線だったのかとは思いましたが
かなり無理があるんじゃないかと感じた次第です。

展開が読みづらいという意味では
面白かったですね。

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ひでちゃぴん

2.0酷かった

2024年2月23日
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興醒めするような台詞が多く
展開も携帯小説のよう

もっともっと知りたかった
早苗の人物像を知りたかった

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JYARI

3.0一般的にいう、地雷系。

2024年2月18日
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鑑賞方法:映画館

推しのホストを刺した過去を持つ女が普通に結婚はしたもののグズグズしてる所に、謎女登場して話が暗転して行く。
一種のPTSDだと思う。
刺さなきゃ愛じゃないんじゃないか?という呪いを自分にかけてしまったんだな。殺せなかった事も何か傷になっているのかも知れない。自ら結婚という檻でわけわかめ自分を拘束してみたが中から腐ってしまった地雷女と、わかって結婚した仲野夫偉い。

役者陣の頑張りで見応えある。
橋本は全力でやり切ったと思うが役の深みにハマって重く見ずらい感じがしてしまった。全体設計、見せ方にも関わるので監督の整理ができてなかったのかも知れないい。
もっとグッとくる演出が出来たようなきがする。

木滝はどっかで見た顔だなと思ったら「私達は大人」の変顔ポスターの子じゃった。

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masayasama

3.0言葉に踊らされて

2024年2月17日
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鑑賞方法:映画館

2023年。山本英監督。過去に熱烈に愛した男を刺して重傷を負わせた女性は、その後に出会った男と結婚するが、過去の男(というより愛の記憶)を忘れられず、問題を起こしながら死んだように生活している。そしてついに決着をつけるときがきて、、、という話。
人生を賭けた本当の愛①と、日々の幸せな生活②が対比され、葛藤が高まったところで最後の決着と解決策の提示③へ、という黄金パターンに沿っているのだが、①~③のいずれも映像的に表現されず、登場人物の言葉による説明に終始しているのは残念な限り。しかも、言葉で構築されたそれぞれの形象がいかにも弱く相対的であり、イメージの力強さに欠ける。「人生を賭けた愛」はホストに入れあげた一方的なものだと暴露されるし、「日々の幸せな生活」は夫がほかの女にもなびくことで崩壊しているし、「解決策」となるはずの決め場面はじっと見つめる時間になっていない。なんということか。
人生を賭けた愛に憑かれた女の物語を描くなら、それを映像として描いてほしかったし、物語の展開も映像としてつむいでほしかった。残念無念。

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文字読み

1.5幸せな結婚と自然死

2024年2月17日
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鑑賞方法:映画館

うーん…話も断片的でいる?っていう要素やノイズも多く、なかなか入り込めなかった。
「必ず最後に愛は勝つ!」とはいうが愛の捉え方のクセが強すぎて…しかしラストで愛を疑ったて揺らいだ。そして60秒見つめ合ったことでその先に行けたのかな…わーやっぱりなんだかな…橋本愛さんのスーンとし佇まいと仲野大賀さんの熱演に⭐️と水上恒司の贅沢な使い方に星半分⭐️

②F-5

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shige12

4.0無敵な純愛

2024年2月13日
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鑑賞方法:映画館

《熱のあとに》
それが狂気かどうかは周りが決めることは出来ない。"受け入れられる"事を求めない愛の何と無敵なこと。エゴのひと言で済まされない説得力は 橋本愛 の怪演ゆえ、間違え無く彼女の代表作となるだろう。精神科診察シーンと不条理描写を織り交ぜて"現実"と"本当"の間が見えてくる。でもやっぱり 橋本愛 演じる沙苗に惹かれる、なんて言ったら世の中の女性を敵に回すのだろうね。仲野太賀 木竜麻生 鳴海唯 皆ベストキャストの賜物。セリフは舞台的にも感じたが不条理シーンは映画だからこそ。脚本と映像のバランスは好感。60秒のラストは正に"熱のあとに"でした。傑作!

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つっちぃ

2.5期待しすぎてしまったかも

2024年2月13日
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期待しすぎてしまったかも

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jung

2.5プラネタリウムの恐怖

2024年2月9日
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鑑賞方法:映画館

怖い

一見まともに見えて言っていることが全く理解できない人物というのが、想像以上に怖いと思い知らされる。

過去に殺人未遂を犯し服役していた女性に橋本愛。彼女の究極の愛の形が相手を殺すことというロジックが最後まで腑に落ちなかった。

かつて愛していた想い人を見つけ、プラネタリウムで思いの丈を吐露するシーンがとにかくヤバい。

静かな場所で何物騒な話をしているんだと思っていると、作中で2人の後ろにいた少女が恐怖で泣き出すという演出がよくも悪くも印象に残った。

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ku-pa-
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