「ま キライだが」熱のあとに 北枕寝二さんの映画レビュー(感想・評価)
ま キライだが
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いつもの映画館で
仲野太賀の立ち位置がいかにもな感じで面白そうだと思ったのと
最近観る映画によく出ている木竜麻生がよさそうだった
結論としてはオラには合わなかったな
セリフがところどころ聞きづらく
すーっと話が流れない
仲野が傷を抱えた主人公をやさしく包み
都会から離れた恵まれた自然の中で癒されて自分を取り戻す
っていうのが王道だろうしオラの好みなのだが
全くそんなことにはならない
むしろ仲野がどんどん侵食される
いわゆる普通人とそうではない人
仲野と赤いマフラー女子があのままほのぼのと結びつけば
ちと溜飲は下がるがそれを許さない
プラネタリウムとかラストの交差点のシーン
生理的に嫌な感じになった
子どもが注意するとか泣き出すとかクラクションの音とか
監督とか脚本家の狙い通りなのかも
普通の人はこういうの嫌いでしょ
ここに至っての伏線回収オラには理解不能
木竜麻生とかホストの行動原理も理解できないし
コドモが歌うキラキラ星の意味もつかみ損ねた
後からじわじわあれこれと解釈するような種類かも
実際鑑賞翌日まで引っ張っている
他の人のレビューが読みたくなる一作だ
こういう経験もたまにはいいだろう
ま キライだが
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