「愛は普遍でも不変でもない」熱のあとに トラヴィスさんの映画レビュー(感想・評価)
愛は普遍でも不変でもない
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橋本愛と仲野太賀。
強い人間的魅力を持つ俳優の力で
作品にぐいぐい引き摺り込まれました。
その事実に、その問いに
どう反応する?どんな言葉を返す?
ふとしたきっかけで
全てが壊れてしまいそうな緊張が常にあり
スクリーンに釘付けになりました。
一般的なドラマや映画では
比較的解りやすく都合よく描かれる愛。
それらの作品とは異なる
年齢や経験により変化もする
時に歪だったり一瞬で憎悪に変わる
曖昧で不安定な愛が
描かれているように感じました。
自分の経験や価値観を重ねながら
愛という答えも形もないテーマに
どの作品より向き合った特別で貴重な127分。
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