デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章のレビュー・感想・評価
全93件中、61~80件目を表示
前章は退屈だったので星3評価をしたが、後章の本作は面白かった。 相...
前章は退屈だったので星3評価をしたが、後章の本作は面白かった。
相変わらず、門出とおんたんの学生生活と東京上空の宇宙船の2つのストーリーが展開されていく。
門出が飛び降り自殺した世界線と生きている世界線があるようだ。
おんたんは門出が死んだ世界からやってきた。門出が死んで侵略者の宇宙人に相談したところ、平行世界を移動できるということがわかった。おんたんは門出が男子にいじめられている日に移動してきて、キャラ変してイジメを防いだ。そこで未来が書き換えられて門出の未来の行動が変わったのだろう。
大葉はの中身は宇宙人。宇宙人は瀕死の状態であったが、仲間の宇宙人が彼を救うべく、近くで倒れていた大葉の体に入れた。
宇宙人の素顔は2度写される。人間の顔と同じだが、青くて怖い。
F元素という新たな元素が見つかった。F元素によって宇宙船は浮いているそうだ。宇宙船の動力炉は爆発寸前である。爆発すると地球が破滅する予定であったが、大葉が宇宙船に戻り復旧しに行く。しかし動力炉は復旧しなかった。もしかしたら安全に停止しようとしたのかもしれないが、わからなかった。
宇宙船は爆発し東京は崩壊した。エヴァンゲリヲンのようだった。
宇宙船爆発の前に、天から大きな指が現れたり、生命が触れると爆発する赤い玉が世界中に降り注ぐなど世紀末な展開が面白かった。
殺戮を繰り返していた小比類巻が生き残ったのが残念。
オリジナルだけど
原作はまだ連載中らしいので、劇場版オリジナルのラスト。原作はほぼ知らないので、映画として今作の展開は良かったと思います。まさかの爆発オチ笑。この作品ならありえるし、妙に納得。
ちなみに前作は門出ちゃんメインでしたが、今作は旺蘭ちゃんがメイン。前作の伏線も回収されて満足。日常パートと非日常パートのバランスとして、非日常が前面に出るのは、クライマックスだから仕方ない。主人公達がほぼ何も知らずに、最後まで話が進むのも逆に面白い。(この話らしい)
市民の無関心、観ないフリがテーマなんでしょう。関係ないけど、厨二なお兄さんがイタかった。(悪役の人ね)
※追記 原作は完結してるそうです。あえてオリジナル。
スゴイけど、もったいない!大切な感情が、大事な場面が、駆け足のように過ぎていった。
待ちに待ってた後半戦!
前編の結構大事な内容を覚えていない感じがしてます。
「これまでのデデデデは…」というような本編開始前に、前編のダイジェスト紹介が欲しかったぞ。
ますます風雑化する侵略者と尽瘁の関係が、真実が「駆け足で」次々に明らかになっていく。
が、整理できてないみたいで、話についていくのが精いっぱいで、落とし込む、味わう時間が足りない。
詰め込み過ぎで、実に実に実にもったいない。
TVシリーズの結構良くできた総集編みたいになってる。
全ての要素を残したまま全ての要素をそれぞれ短くしてつないだようだ。
青春の日々。
二人の大事な想いが詰まっている。
言葉のチョイスが個性的なセリフ、きゅんと来てくすっと笑えるけど切ない表現が魅力的。
侵略者たちは実はそれほど強くはなく、実は人類は強くて冷酷なことがわかる。
人間の残酷さ、おろかさ、滑稽さを描いた「宇宙戦略物」というマクロな側面と、友情、恋愛、若き日々を描いた「青春物」という個人的でミクロな面が混在しているのが本作の魅力で、そのそれぞれに大事な想いが詰まっていて、じっくり見せる必要があるのに、じっくり語られずに次々に話が進んでる。
これは、通常とは逆に、本作を元に長くしたテレビシリーズを作ってほしかった。
原作ファンだったら、原作の本当の良さをみんなに伝えられなかったことが、本当に悔しいと思う。
最後にだそくですが・・・突然、竹中直人が出てきてビックリ。すぐに分かった。やっぱ役者ってすごいね。
アニメならではの纏め方
原作はあの後約1巻強分尺があるのでなかなか驚く展開になりますが
アニメはアニメの範囲で綺麗に収めたと言う印象、やや物足りない…や
結局あれは?と思った方は原作を読むことをお勧めます。
個人的には唯一気になったのはヘリのシーンです原作の様に
あそこで人でも侵略者でもない大葉の傷つけた腕を人が掴んで助けた方が情感が
あったんじゃないかと思います、ただ分岐とも言える部分なので判断は理解出来
アニメはアニメでいいと思いますね。
画のクオリティも音も良く高く楽しめた一作、劇場での鑑賞をお勧めます。
素晴らしい作品だが、色んな意味で裏切られた
浅野いにお作品は大体履修しているが、本作品は原作触れずに鑑賞。
結果として高評価だが、いい意味でも悪い意味でも期待を裏切られた。
前編で高まった期待を後編で消化するつもりで臨んだが、始まりそうだったのは予定調和のアツい展開。
なんだかありきたりだぞと思いきやそんなことはなかった。
主人公は自分たちの正義に当てはまることをストンとやってのけて、紆余曲折あってみんな助かるみたいな、ありきたりでありながら大衆が求めている展開。
そういった展開を寒いと斜に構えながら、そこから外されるとどこか気持ち悪さが残る。そんな矛盾をつかれたような衝撃的な作品だった。
幼少期のエゴで変化させた世界、意図的ではないが、結果的にそれを肯定した兄や大切な家族、友達の大切な人を亡くす。
そんな喪失感とそれでも滅んでくれない世界、ここに1つの世界線をみた。
世界を敵に回す、これは視聴する私たちすらも敵に回した完全で完璧な2人だけの世界。なるほど確かに絶対だ。
なんかスッキリしなかった
なんか見落としてしまったのかもしれないけど、伏線回収してないところがいくつかあったかなと。
また、おんたんの話し方も、中学生のままなので、なんかより違和感が、、、。
原作読んでないのもあって、もったい無いことしたかなという感じでした。
モヤッとした気分に
いやまあ面白くはあったと思う。
ただ前章で期待値上げすぎたのか、ちょっと中途半端なハッピーエンドだなあ…と。
伏線回収で、過去の話しだと思ったのは並行世界の話だったとか…なるほどと思いました。
皆殺しエンドになるかと思いきや…中途半端に大量に死んだ感じ。
お兄さんやマコト、先生とか…。
お兄さんドコに行こうとしてたのか。
門出のお父さんは何か秘密があるのかなと思ってたんだけど(原作では再登場したらしいというのを見た)。
ちょっと原作も気になります。
世界より身近な愛する人
前後編とも鑑賞
オンタン(凰鸞)が意識だけ並行世界へ移行して門出が死ななくて済むようにやり直した為、もっと大きな災厄(侵略者、人類滅亡)がやって来るタイムパラドックスが起こってしまってる世界が前編。
後編では何故そうなったのか伏線が回収されます。
やはり侵略者は人類を滅ぼしに来たのか。
2時間で良く纏めた作品。
顔のズレるイケメンくんの正体、そしてその彼を好きになるオンタン。
彼はアイドルの大場くんの身体に侵略者の意識を移植され、いつか彼を必要とする人が現れるかもしれないと瀕死の状態から生かされた存在。
彼を必要としたのは世界を滅ぼす時間軸を作ったオンタンでした。まあそんな深いことは考えてないオンタンでしょうけど。
作中に出て来る絶対、側にいる、と言う言葉の意味はかなり深く刺さって来ました。
日本政府にとって邪魔になった総理大臣が言った言葉が印象的。
世の中には 偉そうにしている人 と 普通の人 の2種の人間がいると。現実世界も今そうですよね。
オンタンも門出も可愛いが世界が滅びる寸前で東京壊滅だけで人類は終了しなかったのは都合良過ぎか(笑)
原作未読ですが映画としては良作だと思います。
ラストの東京壊滅シーンですが、ガフの扉と十字架状の爆発。完全にエヴァでした(笑)これで劇中に甘き死よ、来たれが流れたら完璧やったのに。
あとオンタンのお兄ちゃんには生きていて欲しいな。
中途半端なハッピーエンド・・・
前編をみて、けっこう、地球外からの侵略者が日常に溶け込んだなかで青春を謳歌する少女たちのゆるいストーリーと、その底に漂う人類破滅への予知というアンバランスなストーリーに魅了されて、待ちかねてみた後編。公開初日に行ってきましたよ。
でも、まあ、期待ほどには後編は私を満足させてはくれなかった。ある程度、前編での仕掛けた物語は回収されたけど、安易なパワレルワールドや、凄いのか凄くないのかわからん侵略者たち、なんの意味があったのか疑問だらけのノアの箱舟計画、過激派グループ「青共闘」の活動など、話が整理されないままでした。めちゃめちゃもやもやさせられて、大勢の人間が無意味に死んだだけで、とはいえ、地球が滅亡することなく、主人公の門出や凰蘭、そして侵略者の大葉くんは生き残って、中途半端なハッピーエンド・・・。だわな。
原作未読だったので、映画とは違う原作のラストはどうだったのかと、少し興味がでたが、全12巻のマンガ本を読もうとは思わないし、いささか期待ハズレだった本作。
前編を観たときの感想で「最終の評価は後編をみないと採点できないが、あえてするなら★3.8かな。後編の出来次第で、3.5になるかも、4.0になるかもしれない・・・」と書いたが、最終の評価は★3.6。ちょっと惜しい映画だった。
居心地の良い二人のグダグダ感
オープニングシーンで前章の回想シーンがたっぷり盛り込まれていないので、(いないと思いますが)前章見てない方は確実に置き去りにされます
あと前章を見てから時間が経ったかも、どこからだったか思い出すまで時間を要します
2部作で制作したため、話の回収パートが増えて詰め込み過ぎ感は否めないですが、ほんわかしているシーンもかなりあるので、見ていて前章並の居心地の良さはありました
最終的にはハッピーかバッドなのかわからない結末でしたが、あくまでおんたんが望んだパラレルワールドの話と考えればハッピーエンドだったのかな…
評価は若干低めにしましたが、今作だけなら★3.5、両方合わせて★4.5という評価という感じです
友情はデストラクションしない
デデデデ二部作第2部。
通常スクリーンで鑑賞。
原作マンガは未読。
前章で残された数数の違和感が回収されるのですが、心地良さは無く、ただ不安だけが募っていき、いったいこの先どうなってしまうのだろうと、ハラハラしっぱなしでした。
門出のためにおんたんが選んだ道と決意に心がギュッとなりました。互いの存在が絶対。友情のためなら世界がたとえデストラクションしたって構わない。ラスト、エモ過ぎです。
シリアス強め×若干のゆるさ×残酷さ=オリジナリティを醸成した見事な出来栄え
前章から引き続き原作は読まずに後章を鑑賞しました。
前作とはちょっとトーンが異なるのは、ゆるさが弱めなんですね。
シリアスさが強めにでているがゆえに、物語の深刻さが増しており
SF作品として、私は好みの展開でした。
演出も、
侵略者が次々に殺されていく、その際緑の血飛沫が降り注ぐ、
人間の血飛沫も降り、前章とは全く異なるシリアスな展開で、
ちょっと気持ち悪くなっちゃう観客もいらっしゃるかもしれませんね。
門出と凰蘭の恋愛要素も多く盛り込まれ、多少辛口ではありますが、
このあたりは気持ちが和んでよかったです。
原作のエンディングは存じ上げませんが、
人類は滅ばないけど、東京は壊滅的な状態となります。
ただ、主人公たちは生き残るんですね。そこが唯一の救いですね。
こういうシリアスなアニメ作品をつくれるのは、やはり日本だけかもしれません。
アニメは世界に誇れる日本だと思います。
見て良かった!もう一度見たいとは思わないが
カドデ、オンタン。2人が最高だった。カドデがいるから、そこが世界の終りであってもオンタンはここにいる。
記憶を失っているのか、本当は思い出したのか、オンタンの心を読む事はできなかったが、オンタンにとってカドデが1番だと言うのが伝わった。
お兄ちゃんも良かった、最後まで本当に妹の味方なんだなぁって泣いた。
大葉君も中身はアレだが考え方もイケメンで良かった。
特典のイラスト、大葉とオンタンに納得できなかった。まあ、わかるけど門出ちゃんを中心にしてくれ
小比類巻、どんだけ行動力あるんだよってくらいいらないキャラだと思った。けど、いないと物語的にはダメなんだろう。
でも、ちょっと仲間集めたりリーダーになるのも早すぎて、無理がある。
ただ、面白いのに悲しいから、もう見たいと言う気がしないだけで名作だと思います。記憶を失ったら、もう1度見たいです!
青春11(12?)✕2 中途半端な感じが残るのは何故?
公開前日に前章・後章一挙上映が有り、思わず行こう!と思ったが、諸般の事情により公開初日にTOHOシネマズ池袋にて鑑賞。
(原作未読、前章鑑賞済)
前章で広げた風呂敷を丁寧に畳もうとして畳んではいるのだが、ちょっと折り目が違うかな。
全12巻の原作を前・後章4時間に(しかもエンディングを変えて)まとめるのは難しい。
兄ひろしもっと出すべき、小比類巻出過ぎ、須丸光の存在が意味不明(説明不足)、門出のパパはどうした?(原作にはあるのかな?)
前章でハードルを大きく上げた分、回収されてもストンとは落ちてくれない。
物語が門出からおんたんに、そしてラストでは大葉へと移ってしまったのが残念か。
本当は、二人の「絶対」の物語なのでしょう?
これがキミが選んだ「絶対」
原作も未見だがなんとなく気になって
観た「デデデデ前章」
非常に面白かったのでそりゃ後章も
観てみたわけで
大田区上空に侵略者の母船が浮かぶ
異様な日常でも普通に動いてる感じ
原作者浅野いにお氏は自分と
世代が近いのですが
地下鉄サリン事件
同時多発テロ
福島原発事故
とんでもないことが起こっても
しばらくするとなんとなく
回っていった日常を落とし込んだ
作品にも感じました
その無関心さや危機感を感じない
感覚って哀れかもしれませんが
ある意味強いんですよね
その「侵略者」ですが
前章でもわかってましたが
小柄で「弱い」
超テクノロジーな
ガジェットは持っているのに
すぐ自衛隊に殺されてしまう
そもそも地上に降りようとして
着陸に失敗して地上にいる人類に
被害を与えてしまっただけで
何もしていない
(まぁそれが人間には
脅威なんだけれど)
結局は人間側のエゴで侵略者
とされてしまっている
ただ前章で謎だった
おいたんの性格が何故変わったのか
侵略者の先行部隊のギミックで
大惨事を引き起こしてしまった門出は
その時の記憶をどうしてしまったのか
前章はどちらかといえば門出に
クローズアップしていましたが
後章はそれがおいたんに代わり
まさかの真相が明らかになります
時間軸を超えて過去の自分の中に
入り込むことで未来が狂い
侵略者が地球来襲をやめた
世界線がかわってしまい
大田区に母船がやってきて
「8.31」を迎えてしまう
世界線を生きる事に
なってしまいます
その母船はエネルギー制御を失い
崩壊して吹っ飛べば大田区どころか
東京は完全崩壊の危機を迎えて
いきますがそれでも
おいたんは門出を助けたかった
このへんはさながら「天気の子」
などを思い出すところ
エゴであり思い
この辺は他キャラも同様
小比類巻はキホが侵略者に殺された
からと過激派活動をしていますが
最終的には生き残った人類を
統べる存在になろうとします
中二病の彼
どっちが本当の想いだったのか?
そんな中輸送船墜落時に
犠牲になったアイドルグループ
身体を移植され大葉圭太となった
侵略者の子供はおいたんに
保護されながら野蛮でエゴの塊
だと思っていた人間の一面を
見ることで意識が変わっていき
母船崩壊を食い止めるべく奔走
ストーリーは意外なことに
おいたんや門出を脇に回し
大葉が頑張りますが
結局間に合わず母船は崩壊
門出の恋破れ
実家に戻る渡良瀬先生も
中川ひろしも
合宿で東京を離れていた
いつものメンバー以外の
全てが吹き飛んでしまいます
悲劇なのですがどこか
浄化とも映ってしまう
のはなぜでしょう
そういえば浮上した国立競技場は
どうなったんじゃろ?
まぁあれのおかげで政府機能が
働いてその後の自衛隊の
救助活動とかがすぐ行われた
とでも思っておきましょうか
東京が崩壊してもそれでも
門出とおいたんは手をつないで
世界は回っていく
前章の尖った感じからすると
えらくマイルドに終わっていって
やや拍子抜けな感じもしなくも
ないですが今作もビジュアル面は
大変スクリーンで見ごたえが
ありました
このスタジオ浅野先生の
作品にもまた期待したいですね
やはり恐ろしい映画だった(承前)。
(原作未読です)
まず、序盤で「前章」からの伏線回収がある。凰蘭がパラレルワールドからのトラベラーであるということが明かされた。門出の突然の死に打ちのめされ、その復活を懇望する凰蘭は、みずからの意思で「門出が死んではいない」世界へと移行する。そこは「門出が死んではいない」こと以外、前に住んでいた世界と何ら変わることはなかったが、数年間にわたり東京上空に居座りつづけていた<母艦>に、ある日突然異変が・・・。
後章では、主役は門出(当然のことながらこの世界では過去へのトラウマはない)から凰蘭へと変わる。
自分にとって絶対の存在である門出を死から甦らせたため、意図せず地球を破滅一歩手前まで追いやることとなった凰蘭。凰蘭が寝床で見る悪夢=抑圧された前世界での記憶(事実)-「嘘」が「本当」なのであった。
そして国家権力、国際政治、軍産複合体等の思惑に翻弄され、絶望と諦観が支配する日々のなか、唐突で理不尽な死を強いられる市民たち。人々は破滅の瞬間まで、それを感じることも、信じることもできず、何が正義なのかもわからないままに死んでゆく。
ラスト。宇宙人たち(実は「原地球人」の子孫であることが作中で明かされる)との戦争は終わった。日本では首都圏を中心に数百~数千万、世界で数億人にも達するであろう犠牲者が出た戦争。その戦後は、❝Ocean❞=ノアの箱舟、に乗り一時退避した「上級国民」らの手によってどのような姿に「復興」することになるのだろうか。はたまた、生き残った侵略者達との今後は-徹底的な殲滅?あるいは和解・共存することは可能なのか?すべてにおいて興味が尽きない。
『 「絶絶絶絶対聖域」ano feat.幾田りら』のMVが暗示するような、生き残りをかけて人類が相争うという結末にならなかったことだけが、わずかな救いだ。
ps.明日(26日)、amazonから送られてくる予定の全12巻を一気読みして、さらに理解を深めたい。
期待してごめん、原作未読です、ごめん!
やっぱり、宇宙船が東京の上空で止まっていたり。それが3年以上あるのに普通に東京周辺は普通に生活していたり。宇宙人を助けていろいろ道具を出してもらい、やりたいことを(天誅とか)してみたり。
このあと地球滅亡しますなんて話が盛り上がって前章が終わり。後章に原作者が漫画とは違う結末を用意した改変を制作関与しているとか。原作未読ですけど、後から違う結末を用意するということは普通で出来なかったことをやったという感じが出ていたかは薄いかな?門出とおんたんの友達なら消えないでということを綺麗にまとめた話になっていました。(原作はもっとひどいのか?)だから映画として普通になって、泣かない、笑わない、面白いけど跳ねないんじゃないかな?
大葉くんのどうして作ったかの謎とか、彼女はシフターの意味とか、新国立競技場の中に上級国民を乗せて飛び立つ宇宙船になる動力はとか、回収は完全に出来てました。
「世界の事なんてどうでもいいから、もっとあたしの事だけを考えてよ!!」・・・伏線だったのかな。
「デデデデ」後章。公開日に鑑賞。
前章も鑑賞し、続きが気になったので公開日に映画館へ足を運ぶ。
あらすじはぶっちゃけ「前章を観て下さい」って感じだが、前章で描かれた高校時代から、場面は大学生に。依然として大きな飛行物体が東京の上空に存在する世界で、地上で発見される「侵略者」の駆除が進められている状況。そんな中、飛行物体出現時に死んだと思われているアイドル「大葉くん」そっくりの人間と出会い、物語は結末に向けて進んでいく。って感じのストーリー。正直、続きものなので今作だけ観ても正直訳分からないと思います。
前章が門出にスポットを当て、侵略者との親交や門出が闇落ちしていく様子が描かれていたのに対し、後章はおんたんと謎の青年大葉くんが中心に話が展開。中盤から佳境にかけて、前章からの展開が「あぁ、そういうことか」と、どんどん話が見えてくる。
ネタバレと謳ってレビューを記載しているのでストレートに書かせていただくが、結論としては、予想していた通り「タイムリープ」的な話なのだが、本作の面白いのは「全て丸く収まるグッドエンディング」ではないところ。気になる方は是非前章から通しで観ていただきたい。
なお、原作も気になり、たまたま無料だった序盤を読んでいたら、2巻で前章で亡くなった友人キホちゃんが小比類巻くんに言い放った「世界の事なんてどうでもいいから、もっとあたしの事だけを考えてよ!!」てセリフを発見。正直前章もきっちり覚えてなかったので、暗示してたのかなと思うと読んでて刺さりました。絵の書き込みも凄いし、各キャラクターの背景も深堀りされているので、(最初の数巻しか読んでませんが)原作もおススメです。
前・後章だけでは描き切れなかったことが多すぎる
前章で描かれた主人公2人の幼い頃のエピソードは、物語全体の鍵を握ると思っていたのだが、それが、時間軸の異なるパラレルワールドでの出来事であったことが分かると、「またもマルチバースか・・・!」と思ってしまった。
ただ、その時空を超えたのは凰蘭だし、凰蘭と大葉とのラブ・ストーリーも大きなウェイトを占めていて、前章では凰蘭と門出が同等に描かれていたのが、後章では、完全に凰蘭が主役になっている。
何よりも、門出1人の命を救うために、全人類を滅亡の危機に追い込んでしまった凰蘭の葛藤の深さは心に響くし、それで良かったのだと思えるような2人の友情にも胸が熱くなった。
その一方で、問答無用で「侵略者」を駆除し続ける人間にしても、ただ逃げ惑うだけの「侵略者」にしても、お互いにもう少しコミュニケーションを取って、何とか共存の道を探れないものだろうかと思ってしまう。
キャラが立っていた「青共闘」のリーダーの小比類巻や凰蘭の兄のひろしが、いったい何をやりたいのかが分からないまま、中途半端な活躍で終わってしまったのはもったいない。
人類よりも「侵略者」の方が先に地球に住んでいたというプロットも活かされていないし、国立競技場の「方舟」とか、AIの認証とか、異空間から出てきた巨大な手とか、光の泡のシャワーとか、いったい何だったのかが分からず、理解が追いつかないことも多すぎる。
ようやく入力できた「ともだち」というパスワードが機能しなかったり、その割には、地球全体が崩壊するはずが、東京の破壊だけで事態が収拾したりと、物語の結末にも釈然としないものが残った。
せっかく、前章で、後章に向けた期待が盛り上がったのに、色々な要素を詰め込みすぎた上に、その、どれもが不完全燃焼で尻すぼみに終わってしまったのは、本当に残念としか言いようがない。
期待していたよりもつまらない
吹っ飛んでいる内容でも整合性が保たれている作品はいいですが、本作のようにハチャメチャな上に整合性も保たれておらず、ただ分かり難いだけの作品はあまり好みではありません。また、作画もすごく苦手です。
ただ、前編を観てしまったし、ひょっとしたら後編に驚くような展開やオチがあるかも知れないと思い、僅かな望みを持って後編を鑑賞しました。しかし、残念ながら僅かな望みは叶わず、前編同様ハチャメチャな割には落とし所は以外と平凡で残念な終わり方でした。結局のところ絶対的な友達のためなら世界がどうなろうが知ったこっちゃないという物語ですが、どうせなら全人類が滅びて二人だけ生き残るくらいやって欲しかったです。
あと、必要とは思えないキャラの登場が多いのも話を分かり難くしているだけで、本作にとってはマイナス要素の一つだと思います。
最後にパラレルワールドやマルチバースはここ数年で使われ過ぎていて、またかよと思ってしまいました。まあ、使い方次第だとも思いますが。
全93件中、61~80件目を表示