デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章のレビュー・感想・評価
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世界中の敵でも、君の味方
待ちに待った、デデデデ後章。
前日に前章見てから、公開日に後章に挑もうと思っていたら、前後章同時上映という神イベントが前夜祭として開催。こんなの行くしかないだろ!てか、これ普通にやってくれ!4時間の総集編で上映してくれ!
前章。
この映画、やっぱりすごい、、!!!
前後編ものの前編でここまで興奮させるって、ガチのバケモン。前章だけでちゃんと面白いし、伏線回収もエグい。演出の全てに惚れる。過去パートへの導入とか、マジで痺れるもんな。何十回と見れるクオリティの高さ。なんでこれが興行収入2億なんだよ...。でも、続けて見れてよかった。最高だった。
後章。
えーっと、何から話そうか、笑
まず一言。クソやばかった。この映画、面白いとかいう域超えてる。全てが衝撃的で理解が追いつかず、ストーリーどうこうの前に映画として作り込まれすぎていて、あまりの驚きから涙出てしまう。
前章と対比させるかのように、作品のカラーがガラリと変化。これまたビックリ。青と赤。青空と鮮血。青春と熱意。ポスターの色には、それぞれの思いも込められていたのか...。単体でも、後→前の順でも楽しめる、異様な二部作。繋がっているのに、全く別の映画見ている気分。見応えで溢れてるぞ...深すぎるぞ...。
母艦破壊によって東京に降り注いできた侵略者を駆除し、人々を安堵させようと試みる政府。その行いを非人道的だと批判する学生団体と、更に殺戮を続ける過激派グループ。そして、大学生になって何気ない日常を送るおんたん達。前後編にも分けようとも、地球崩壊関連全ての要素を全回収するのには難航しているように思えたし、現にまだまだ描けていないなと感じるところも多かった。だけど、本質はそこではない。この映画は、地球滅亡を描いたSFものでも、現代社会に一石を投じる社会風刺映画でもない。主人公の小山門出と中山凰蘭という、何処にでもいるフツーの少女2人が、恋について話して、友達と遊んで、時に母艦が影響で不思議なことが起こるけど、仲良く慎ましく日々を過ごす、何気な〜い青春謳歌なのです。
『僕は君の絶対だから』『君は僕の絶対だから』
「絶絶絶絶対聖域」のラストが、この作品1番の伝えたいこと。君が世界中の敵になろうとも、僕は君の味方であり続ける。4時間かけた壮大なSFの後の、このド直球な愛のメッセージは、全身ズタズタボロボロになるほど響く。何があっても変わらない、門出とおんたんの強い友情と絶対に味方でいてくれるおんたん兄の存在。それでも必ず、君を守ってみせる。自分もいつか、そう思いたくなる人が現れるのかな。
とまぁ、正直まだまだ語り足りないけど、長くなってきたので簡潔にまとめると、自分がこの映画が大好きな一番の理由は、
《あのちゃんの声色とおんたんの性格がどストライク過ぎるから》
でした。ちゃんちゃん。(長文レビュー、締め方迷走しがち...。)
前章と比べると展開はう〜ん…も見応えはある!
原作未読です。前章は東京上空に鎮座する巨大な母船の不気味さや、目玉おやじ型異星人、門出の秘密などなど謎だらけで、且つ、立ちまくったキャラのやり取りの面白さと併せて文句なしの星5つでした。
後章が答え合わせと伏線回収になるのは仕方ないので予想はしていたけど、とっ散らかった感が否めず、またストーリーもわかりにくかった。
前章ほど、おんたんや門田に感情移入できず、没入感が得られなかったのは、やはり前章との辻褄を合わせようと考えながら見ていたせいで、ぼくの理解力もあるし、前後編の構成のバランスにも要因があると思う。
ラストは原作と結末が異なるらしいけど、前章であそこまで世紀末感を盛り上げたわりに尻すぼみだったなぁと感じた。
上記は物語に対する感想だけど、作画と声優陣は前章に引き続き素晴らしかったし、記憶を辿る描写は凄すぎて感嘆しました。
総じて面白かったし、スクリーンで見ておいて良かった。
DVDで前後編を一気見してみたい。
よく分かりませんでした
前章の主題歌「絶絶絶絶対聖域」が凄すぎた。
そして後章の期待も高まったが、それ以上のものは無かった。
ストーリーもよく分からなかったし、vs侵略者の「画」としての見せ場も無かったと思う。
声優「あの」はとても良かったが、「ano」は今作では聴かれなかったのは残念。(feat.anoではなくanoとして)
ハリポタ以来の透◯マント?
前章の何が何だかわからないあのドキドキ感はなかったが、ただ映画のために勝手に2つに分けただけなのでそれは仕方がない事だと思う。
後章は主におんたんと大葉のお話になって行くが、夏休みに田舎で青春している間に都市部ではとんでもないことになっている、というこの作品の肝であるギャップと不安感と不気味さはしっかりと押さえてあり面白く鑑賞できた。
おんたんのした事は純粋に友情のためで、おんたんにしてみれば起こってしまったことはあくまでも結果なのだが、ことの重さは計り知れないほど大きい。
はっきりとはわからないが、何となく悲劇を予感していた兄貴の妹に対する深い愛情が最期までカッコよかった。
あのちゃんの声や並行世界の見せ方なんかは本当に秀逸で、それだけでも劇場で鑑賞するに値する作品だと思う。
これ、面白いの?
前編を見て、後編でどういう結末を迎えるのだろうと期待していたんだけど、、、なんか、判ったような判らないような、スッキリしない結末だった。
世界観は嫌いじゃないけど、話自体はウーンという感じ。
ただ前編でも思ったけど、あのちゃんは上手いね。
クソみたいな人類に
ほんわか気味の前半から怒涛の後半へ一気に加速ー!
いやいや疲れる程です(笑)
滅亡免れた人類も2次侵攻に合えばひとたまりもなく…?
って国立など投げっぱなしも多いのは残念。
あのちゃんイクラちゃんコンビに期待します。
劇場版オリジナルも期待できる終わり方だけど…
興行的に厳しそうorz
アーン惜しい!
前章の時はワクワクな展開とか沢山あったから2回見に行ったんだけど後章は私の中でちがーう(^ω^)
もっと主役にスポット当てて展開して欲しかったぁ!
もちろんキュンキュンするシーンもあったけど時間がなくて収まらないなら良いところだけを映画に詰め込んで終わらせて欲しかった!
映画見た後もんもんして急いで11.12巻を買いに行ってどこが違うか照らし合わせてみた!
なんだょー!全く違うやんけー!
話がぁー!
12巻の途中もお父さんの話ばっかで頭混乱してたけど最後に門出と桜蘭のラストが描かれていたんだからそこ入れちゃえばよかったのにぃ!
せっかく絵柄も演出も主題歌も最高だったんだから構成をしっかりして欲しかった!
私が監督な訳じゃないけどめちゃ悔しい!
あそこをこーしてこーしちゃえばスッキリだったのにぃ!って凄いモヤモヤした!
是非映画を見たそこのあなた!
絶対に映画見た後11.12巻購入して読んで下さい!
スッキリします笑
言いたい事は良くわかりました!
浅野いにおさん!
つまり日本の政治はクソと言う事ですね!
いっぺん滅びて初めからやり直した方が良いって事ですよね!?
私もそう思います!
とりあえずみんな映画を見るのだ!
百合の間に男を挟むな!というのは半分冗談にしても、視点が多くなり...
百合の間に男を挟むな!というのは半分冗談にしても、視点が多くなりすぎてとっちらかった感は否めない。前半に面白い要素を詰めすぎて、後半が単なる答え合わせに終始しているペース配分ミス?今時、世界の命運に絡む荒事は男に任せて、女の子たちは互いの心の決着だけつければいい、というのはちょっと。混沌としていながらパワーと破滅の予感が漲っていた前章の方が数段面白かった。
中途半端な結末が大きなカタルシスとなりました。
結末のカタルシスが最高でした。エヴァオマージュが入りますがエヴァの轍は踏みません。とはいっても、すっきりとわかりやすい結末かというと、決してそんなことはなく説明不足だしハッピーエンドともいえるしバッドエンドともいえるような中途半端さなんですけど、非常に納得感がありました。
つまり、物語の最後のリセット的なわかりやすい結末が排されることで、より実感がこもる感じで胸にグーっと来ました。リセット的なすっきりとハッピーエンドの物語の結末って先がどうなるかわからないですので、逆にそこが始まりなのに…などと思ってしまいます。本作のような中途半端な結末が映画鑑賞後の余韻を残してくれます。
本作は、日常や恋愛の場面がメインとして描かれるディザスターSFです。いつ災害が起こるかわからない日本の現状でもあり、事なかれ主義の大衆でもあり、無能なお上でもある。現在の日本のリアリティです。
そして特に前章の内容はオマージュがたっぷりで、正義、友情、恋愛、いじめ、孤独、別れ、絶望等々が、難解に見えて実はわかりやすい話の中に展開してゆきます。そこもまたリアリティなんだと思います。
そして、そんな状況が進展し、結末にたどり着くまでの布石とか物語の積み上げをガラガラと壊しつつ、でも、今まで積み上げてきたものの上に結末の先がある感じが、非常に胸を打ちました。そしてメタ的にも物語論の否定…というか物語による救済の無意味さのようなものも感じました。
アニメの技術も素晴らしかったし、内容も素晴らしかったと思います。1回しかみてないので、咀嚼しきれていないとは思いますが、コミックスを大人買いしてしまったので、先にそっちを読んでから、もう1回みるか考えます。
クソヤバい傑作なのでは…
むむむむ…これは、クソヤバい傑作なのでは…
前編の日常系+SFから、ハードSF+セカイ系切ない物語への進化。
東日本大震災・コロナ禍からウクライナ・ガザ、現代日本のネット世論や世情から正義の暴走、陰謀論まで網羅した極めて現代的な問題設定と厨二病的な心持ちまでがごちゃ混ぜに詰め込まれてるかと思えば、この世界と引き換えにしてでも君を救いたい、という切ない思いまで詰め込んだ超過剰な物語…
一方でCGアニメはCGアニメとして実に有効に活かされているし、実にSF的な画作りもあり、アニメ作品としても隙が無いように思える。
またなによりも、幾田りらとあのちゃんが声優として素晴らしい。特に、おんたんを演じられるのはあのちゃんでしかあり得なかったのではないかと思われる。
国産アニメもいにおもどちらも苦手なところを観に行って良かったと思わせられた。
コレは観ておくべき。
少し詰め込み過ぎたかな?
前編を観て、こ、これは!と期待して後編を初日に観に行きました。原作を読むのも我慢して新鮮な感覚で鑑賞。
で、感想ですが、とても丁寧に作られているのは分かったのですが、少し内容を詰めすぎで、観る側の理解が追いつかないような印象を受けました。もう少しエピソードを幾つかカットしてストーリーをシンプルにした方が良かったような気がしました。
良かったのてすが、少しモヤモヤが残った感じ。。。
違和感とか酷さを感じつつ、楽しめた
サイエンスフィクションらしさ満載で、引いた目で見ると無理がある展開が結構あるけれど、独特な台詞回しとかキャラの絡み合いで色んな違和感をまとめて楽しめた気がします。
酷くて酷い表現がたくさんあった割には、意外と軽やかに観賞できた気がします。
前編をしっかりと引きずった後編だったけれど、もしかしたら後編だけでも楽しめるのかもしれません。
期待通りに楽しめたけど、自分的には後々まで心に残るような作品ではなかったかなー、良くも悪くも─。
非常にがっかり。
前編がとても良かったので後編も期待していたが非常にがっかりだった。
尺の都合かもしれないが話がかなり早く強引な上、とにかく合理的ないし納得できる理由が分からない。なぜ政府は侵略者を虐殺するのか、なぜ侵略者は対話もしなければ、反撃もしないのか全くわからない。政府側にも侵略者の奴隷になった日本人のシフターとかがいるとかそういう納得できる理由が欲しかった。
また前編では正体不明なUFOと女子高生の日常が奇妙な共存しているのが面白かったが、実際に悲劇が起こった後にも女子大生になった主人公たちがのほほんとしているのは違和感があった。
爆発するかどうか分からん、爆弾かどうかもわからない異物であるならば、日常と共生できるだろうが、本当に爆弾が爆発した後も日常的に脳天気な態度でいるのは非常に違和感があった。
結局これはただの作者のもやもやした思想をぶちまけただけであって、SFとしての思考実験が全くなされてないのだと思う。
前半の素晴らしい雰囲気は作者が実力以上のまぐれで作り上げた世界観であって、後半化けの皮が剥がれたのかなと感じた。
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