デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章のレビュー・感想・評価
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全ては予定調和、だけど。。。
前章は☆5をつけたんですが、後章は期待に応える内容とは言い難いです。
結論とか、伏線回収の内容に不満はないんです。
原作見てませんが、こんな感じかなあ?って想像をはみ出ることは無く、侵略者が取り返しに来たんだってとこはイマイチわかりませんでしたが、平行世界が行き来できるっていうスペシャル能力がある世界ならもはや何でもあり設定だから深く追求できませんし。
なのでこの予定調和を前作並のブラックジョークや主人公たちの絡みで楽しませてくれることを期待したんですが、全力でネタバレに終止してて、クスッと笑える場面が少なく、時間が経つのが長い長い。
疲れました。
前章が良かっただけにこの期待外れ感は辛い。
もし前章見てなかったら見なくても大丈夫。
前章見てたら結末だけ確認するつもりで。
なんだろうな~5月24日公開って呪縛でどこか端折ったんですかね。
残念です。
テレビのワンクールものにした方がダレなくて良かったのかもしれませんね。
12話分あればもう少し丁寧にできたかも。
主人公二人の恋模様も何か中途半端。
良かったのは人類がクソだってテーマくらい。
前編に比べると…
原作未読ですが前編は非常に楽しめ、後半も見て来ました。
正直なところ期待していたほどではなく普通といった感じ…。
原作の作風が不明ですが恋愛より侵略者側とのやり取りをメインで見たかったかな。
なんというか全体的にストーリー中途半端な印象を受けました。他にも挙げている方が居ましたがスポットを当てるキャラクターをもう少し絞ったほうがよかったのではと思います。
アニメーションや演出などはよく出来ていたと思います。
なんかやべー日常系SF!
前章での女子高生の日常が徐々にSFチックな非日常に侵食されていき、遂に今回の後章では地球規模の危機に!
「侵略者」と呼ばれる謎の宇宙人たちの目的や衝撃の秘密が明らかになりいよいよ物語はクライマックスへ――
一見すると何気ない日常描写や社会風刺まで後あと思わぬ伏線になっていてかなり意表を突かれました。
SFにお約束の要素をちりばめつつも主人公たちの学生生活や友情もていねいに描いていて、終盤の門出からおんたん(凰蘭)へのセリフはすごくエモくてゾクッと来ました!
ゆる~い女子高生ライフとSFという奇妙な掛け合わせなのに絶妙な味わいになっています。
原作マンガとは結末を変えているらしいので、原作ではどんな終わり方だったのか気になるところ。
陰謀論とか政府の欺瞞とかそういう話題が好きな人にもおすすめ。
前作は必ず観ておくべし!
前回の振り返りも何もなくストーリーが始まるから、前章の鑑賞は必要!
「侵略者を保護すべき」との世間の声がある中で、政府は侵略者狩りを前章とは違い公然と行う異常な中で主人公たちの日常が続く。人間に扮した侵略者との合流とラブコメがちょっと退屈気味だったけれど、その中で何故侵略者たちが地球に来たのか、門出とおんたんの小学生時の不幸な事件等々、前章の宿題が次々と解決され、人類の破滅の日が迫ってくる。その頃にはすっかり画面に夢中になってました。
侵略者の母星により世界中の主要都市の人々が死に絶える中での巨大宇宙船の大爆発!
東京在住の主人公たち所縁の登場人物が次々と死んでいく中でまさかのエンディング。
やっぱ門出とおんたんは殺しちゃだめだよね!だから満点つけちゃいました。
終わって見回したら劇場は8割方埋まってたのでそれもまたびっくりでしたね。まぁ今週はビッグタイトルの公開が多いから、観た劇場では日に3回しかやってなかったかもしれませんね。もう一回行くかは検討中。
イデ◯ン
2ヶ月前に前作を観ていたのだが、記憶に不安があるため(アラフィフおじさんなもので‥)前日に大森まで行き再確認
観ておいてよかった( ´∀`)
何人か記憶から抜けていたキャラがあり、新作のように観てしまった
老いるショック‼️(@みうらじゅん)
主人公2人が属する女子グループが話の中心で、いつの時代も教室の隅で3~4人いつもワチャワチャ何やってんだか⁉集団(決してクラスの中心ではない)はありますが
高校時代彼女達から「LA‐PPISCH(レピッシュ)を盛岡に呼ぼう!」という署名嘆願ノートが回ってきたことを思い出し、キュ~ンとなった5月…オワリ!
マルチバース何でもありだから嫌い。
原作未読のため、良かったのか悪かったのか映画用変更点はわからず。
前作からの闇堕ちマルチバースの説明などあり、まあ腑に落ちた様な気にはなるが完全にはわからずじまい。
侵略者を可愛く描く事で色々偽装しているが、ダラダラとした生活と愛と友情とちょっとの瞬発力で地球をまあなんとか救う話は脱力系少年ジャンプ。
アベンジャーズのように暑苦しくならないのが今風若者である。
顔が回るイケメンの頑張りが今一つわからなかった。
2人が助けた宇宙亀が地球を救う的な話なのかも知れない。
友情のタイムリープ。
3年前の8月31日東京上空に突如現れた巨大な宇宙船(母艦)、その母艦が浮遊してるのが当たり前の日常となった住人達と小山門出とおんたんの話。
小学5年の頃、未確認飛行物体を目撃し異星人と交流のあった門出とおんたんの過去と現在。
~前章の続き~
~母艦爆発で人類滅亡まで1ヶ月~
前章公開から約2ヶ月経っての後章だけど、前章の終わりを覚えてなく…、冒頭に前章の終わりの回想シーン位は欲しかったかな。
前章観た時は続編気になる!って、なってたけど2ヶ月空いてちょっと冷めちゃった。
侵略者のキャラが個人的に可愛くて「誰か助けてあげて~」ってなってました。
間空けるならちゃんと編集して分かりやすくしてほしかった。
統合力が抜群の一作
今年3月に公開になった「前章」に続く待望の「後章」でした。原作漫画は未読でしたが、本作の世界観に惹かれていっぺんにファンになりましたので、当初の予定より1か月ほど公開が遅れましたが、早速観に行って来ました。
東京上空にUFOが襲来し、そこに潜む宇宙人との会話なき対立という超マクロでSFチックなテーマと、普通の現代女子高生(本作では大学に入学して女子大生)の揺れ動く細かい心情の部分にスポットを当てた超ミクロなテーマを見事に融合させ、破綻のないお話に創り上げた統合力が凄いと感じました。また、福島第一原発の事故とか米軍基地問題をはじめとする日米の非対称な関係、グローバル化を進めたことによる在日外国人の増加とそれによる地域社会との軋轢と言った、まさに現実社会の重要テーマを、時に明示的に、時に暗示的に観客に提示しつつ、それでいて決定的な結論を押し付けない作風も、実に上品な仕上がりで良かったと思います。さらに、ドラえもんのオマージュであるイソベヤンの存在も、個人的には非常に刺さりました。後章ではイソベヤンそのものの登場機会が殆どなく、その点ちょっと残念ではありましたが、タケコプターオマージュが大活躍だったので満足出来ました。
声優については、ダブル主演の幾田りらとあのちゃんの2人が、門出と凰蘭の絵柄とか動き、性格に至るまで、非常にマッチしていて、見事なキャスティングだったと思います。テーマソングもこの2人が唄っており、本作がもっと話題にならないのが不思議というか残念なところではありました。
そんな訳で、本作の評価は★4.5とします。
前章は退屈だったので星3評価をしたが、後章の本作は面白かった。 相...
前章は退屈だったので星3評価をしたが、後章の本作は面白かった。
相変わらず、門出とおんたんの学生生活と東京上空の宇宙船の2つのストーリーが展開されていく。
門出が飛び降り自殺した世界線と生きている世界線があるようだ。
おんたんは門出が死んだ世界からやってきた。門出が死んで侵略者の宇宙人に相談したところ、平行世界を移動できるということがわかった。おんたんは門出が男子にいじめられている日に移動してきて、キャラ変してイジメを防いだ。そこで未来が書き換えられて門出の未来の行動が変わったのだろう。
大葉はの中身は宇宙人。宇宙人は瀕死の状態であったが、仲間の宇宙人が彼を救うべく、近くで倒れていた大葉の体に入れた。
宇宙人の素顔は2度写される。人間の顔と同じだが、青くて怖い。
F元素という新たな元素が見つかった。F元素によって宇宙船は浮いているそうだ。宇宙船の動力炉は爆発寸前である。爆発すると地球が破滅する予定であったが、大葉が宇宙船に戻り復旧しに行く。しかし動力炉は復旧しなかった。もしかしたら安全に停止しようとしたのかもしれないが、わからなかった。
宇宙船は爆発し東京は崩壊した。エヴァンゲリヲンのようだった。
宇宙船爆発の前に、天から大きな指が現れたり、生命が触れると爆発する赤い玉が世界中に降り注ぐなど世紀末な展開が面白かった。
殺戮を繰り返していた小比類巻が生き残ったのが残念。
前章から続けてもう一度観たい
浅野いにおさん原作コミックの劇場アニメ化2部作の後編である本作。前章で残された謎がずっと気になっていたので、公開初日に鑑賞してきました。ラスト上映回であったにも関わらず、結構な客入りで注目の高さがうかがえます。
ストーリーは、大学生となった門出と凰蘭が、竹本ふたばや田井沼マコトらと友達になり、オカルト研究会に入って平凡な大学生活を送り、東京各地では自衛隊による侵略者駆除活動が活発に行われていた頃、上空の母艦は白煙を上げて傾き、もし墜落すれば、そこから放出されるF元素によって人類滅亡の危機が迫る中、侵略者が移植された人間・大葉、侵略者駆除を進める政府、侵略者保護団体SHIP、政府とつながるS.E.S社、政府転覆を狙う過激派グループ・青共闘など、それぞれの思惑が絡み合っていくというもの。
冒頭からショッキングな映像で重くなりかけましが、前章同様に凰蘭と門出たちの会話が楽しく、異常な世界の中で紡がれる変わらぬ日常を感じさせます。SFスペクタクルの舞台を用意しながら、フォーカスするのは友情や恋。凰蘭にとって、この平凡な愛すべき日常、かけがえのない親友の門出こそが全てであり、世界中の全人類と天秤にかけても、守るべき大切なものだということが伝わってきます。
映像的には、前章同様、リアルな背景とギャグっぽいキャラの生み出す違和感が、作品の世界観とよくマッチしています。加えて、特殊な装置で記憶を共有するシーンや終盤のデストラクション展開は、圧巻の映像美で魅せてくれます。内容も映像も劇場クオリティで、しっかり楽しませてくれる作品だと感じます。
ただ、前章をちょっと忘れかけていたために、侵略者襲来の裏で暗躍する勢力がわかりにくく、頭の中でつながりが悪いところがあったのは残念です。中でも、S.E.S社や小比類巻に関する描写は、やや端折っていてわかりにくい印象を受けます。機会があれば、前章から続けてもう一度観てみたいし、改めてテレビシリーズでじっくり描いたストーリーも作ってほしいです。
キャストは、幾田りらさん、あのちゃん、入野自由さん、和氣あず未さん、白石涼子さん、内山昂輝さん、竹中直人さんら。前作同様、主演二人のポテンシャルの高さが光ります。
もしトラ(ほぼトラ?)ともし滅
偉そうな顔をしたクソな人間どもに支配されている世界なんて、滅んだっていいんじゃない。
21世紀初頭、科学技術の発達、国際協調のシステムも一応は整えて、飢餓も感染症も大きな戦争もなんとか地球規模で拡散することは回避できるようにはなってきたのに(地域間格差はまだかなりあるし、犠牲者もゼロにはできないけど、つまり完璧にはほど遠いとはいえ)、人類滅亡のリスクは結局はエライ人たちのエゴや欲望に左右されてない?
ウクライナ、ガザ。
だけでなく、もしトラが本トラ(本当にトランプ大統領再選)になって、習さん、プーチンさんたちが、俺たちもそろそろ終わコンだし、なんなら世界も一緒に終わらせちゃおうか⁈
となんらかのキッカケで同期したら、この映画のようなことになりますよね、現実世界も。
だったら、思春期に出会った最高の友達や仲間たちのために〝もし滅〟(もしかしたら人類滅亡するかも)なことを私たちがしたっていいよね?
はい、私はいいと思います。
現実社会では、どこにでもいるような若者が世界を滅ぼす機会に出会うことなんて、そうそうないし(あったら大変困る)、君たちより何十年も前にキクとハシ(村上龍『コインロッカーベイビーズ』の主人公)が同じように破滅に向けて疾走してる例もあります。
ちょっとやり過ぎで危なっかしいのが、若者の特権なのに、最近の若者はなんだか真面目でおとなしい。
若者はもっと怒っていい。
スタートアップとか起業で成功するなんて夢は既存の価値観をなんだかんだと変容させて、今の大人たちが作った経済成長システムに加担するだけで、どこにも反抗や反発の気配がなくて、結局は大人への階段の一歩をおとなしく踏み出しただけのようにしか見えない。
もちろん、賢い人たち(偉そうに見せるのが上手なクソなオトナ)は、君たち、それでいいんだよとほくそ笑んでいると思うけど。
この映画、もっとハメを外してもいいんだよ!という若者たちへの応援歌なのではないでしょうか。
オリジナルだけど
原作はまだ連載中らしいので、劇場版オリジナルのラスト。原作はほぼ知らないので、映画として今作の展開は良かったと思います。まさかの爆発オチ笑。この作品ならありえるし、妙に納得。
ちなみに前作は門出ちゃんメインでしたが、今作は旺蘭ちゃんがメイン。前作の伏線も回収されて満足。日常パートと非日常パートのバランスとして、非日常が前面に出るのは、クライマックスだから仕方ない。主人公達がほぼ何も知らずに、最後まで話が進むのも逆に面白い。(この話らしい)
市民の無関心、観ないフリがテーマなんでしょう。関係ないけど、厨二なお兄さんがイタかった。(悪役の人ね)
※追記 原作は完結してるそうです。あえてオリジナル。
スゴイけど、もったいない!大切な感情が、大事な場面が、駆け足のように過ぎていった。
待ちに待ってた後半戦!
前編の結構大事な内容を覚えていない感じがしてます。
「これまでのデデデデは…」というような本編開始前に、前編のダイジェスト紹介が欲しかったぞ。
ますます風雑化する侵略者と尽瘁の関係が、真実が「駆け足で」次々に明らかになっていく。
が、整理できてないみたいで、話についていくのが精いっぱいで、落とし込む、味わう時間が足りない。
詰め込み過ぎで、実に実に実にもったいない。
TVシリーズの結構良くできた総集編みたいになってる。
全ての要素を残したまま全ての要素をそれぞれ短くしてつないだようだ。
青春の日々。
二人の大事な想いが詰まっている。
言葉のチョイスが個性的なセリフ、きゅんと来てくすっと笑えるけど切ない表現が魅力的。
侵略者たちは実はそれほど強くはなく、実は人類は強くて冷酷なことがわかる。
人間の残酷さ、おろかさ、滑稽さを描いた「宇宙戦略物」というマクロな側面と、友情、恋愛、若き日々を描いた「青春物」という個人的でミクロな面が混在しているのが本作の魅力で、そのそれぞれに大事な想いが詰まっていて、じっくり見せる必要があるのに、じっくり語られずに次々に話が進んでる。
これは、通常とは逆に、本作を元に長くしたテレビシリーズを作ってほしかった。
原作ファンだったら、原作の本当の良さをみんなに伝えられなかったことが、本当に悔しいと思う。
最後にだそくですが・・・突然、竹中直人が出てきてビックリ。すぐに分かった。やっぱ役者ってすごいね。
アニメならではの纏め方
原作はあの後約1巻強分尺があるのでなかなか驚く展開になりますが
アニメはアニメの範囲で綺麗に収めたと言う印象、やや物足りない…や
結局あれは?と思った方は原作を読むことをお勧めます。
個人的には唯一気になったのはヘリのシーンです原作の様に
あそこで人でも侵略者でもない大葉の傷つけた腕を人が掴んで助けた方が情感が
あったんじゃないかと思います、ただ分岐とも言える部分なので判断は理解出来
アニメはアニメでいいと思いますね。
画のクオリティも音も良く高く楽しめた一作、劇場での鑑賞をお勧めます。
傑作!闇鍋だと思ったら精密な寄木細工だった件
最初の予定では、後章は前章から約1ヶ月後の4月末に公開予定だったと記憶しております。
それが何らかの大人の事情、もしくはさらなるブラッシュアップによる質の向上でさらに一ヶ月後の公開と相成りました。
いやぁ、待ちに待ったの後章です!
最初に結論申し上げますと・・・待った甲斐がある、大傑作と断言いたします!無論、個人的な感想の範囲ではありますが、とにかく予想を上回る出来でした。
ストーリー的に前章で広げた大風呂敷はどう畳むのか、とっちらかって複雑に絡みあった利害関係、対立構造はどう決着をつけるのか・・・期待しつつも不安が先行してしまう状況でしたが杞憂に終わりました。
ネタバレしないようイメージで言いますと、前章の段階では「カオス全開の闇鍋」だと思ったら前後編合わせたら「精密な寄木細工」でしたね。
個性的なキャラクターの配置や彼らがストーリーに与える影響度は実は完璧に計算しつくされており、精緻に組み上げられたその総体は実に優雅で美しいのです。
だだ寄木細工だけに、その一つのピースが欠けただけでも全体が一挙に容易に崩壊してしまうんではないか・・・という危うさが常につきまとっています。
この危うさ不安定さには終始注目せざるをえませんでしたし、この作品の最も優れた特質、魅力のひとつだと思います。
リアルタイムで劇場公開時に鑑賞できたことに感謝します。ぜひ、映画館に足を運んでみください!
追記:最初から前章3月と後章5月の公開で予定通りだったみたいです。楽しみにしすぎて記憶改変が起こってしまいました。ごめんなさい(笑)
思った以上に青春謳歌
原作は未読、映画前編は勿論鑑賞。
結構早い段階で前編の時にもやもやしていたものが解決して、後半はポップコーン食べるのも忘れて魅入ってました。
前編からの流れでもっと重い雰囲気を想像していましたが、前編同様に思っていた以上に青春してて個人的に好みでした。
星5はちょっと甘いかなぁと思いつつ、特に減点材料がなかったのでそのまま5で。
余談ですが、帰り道に同じ映画を見てた人たちが「いや原作は〇〇で…」って話をしているのが聞こえてしまって、やっぱ原作漫画も観てみようかなと思ってるところです。
マルチバースなエンディング
ホラーが苦手なので
侵略者の素顔はヒュッとなった。
侵略者の喋り方も前章はゾワゾワしたが、
後章では彼らの視点が多いのもあって、
愛着が湧いてくる。得体が知れないからこそ
嫌悪感を抱くんだろうなと感じた。
原作の巻数から察して、やむを得ずカットしたシーンも多いだろうが、
映画2本にまとめたことで勢いがあったし、
幾田りら&あの による作品にぴったりな主題歌の誕生、
そして鑑賞後 キャラクターの虜になっているのだから映画としてアニメ化したことは成功と思いたい。
すげーもんみた
みんな、世界が終わってもとか、世界を敵にまわしてでもとか、なんだかインスタントに吠えやがりますが、
終末や崩壊には大量の血が流れるのですよ。
でもまぁ結局、世界より君を選んだりしちゃうわけですが。
やはりその結果流れる血や失われる命については描いておくべきなのだろうと
そう思います。
そういうことだ!
素晴らしい作品だが、色んな意味で裏切られた
浅野いにお作品は大体履修しているが、本作品は原作触れずに鑑賞。
結果として高評価だが、いい意味でも悪い意味でも期待を裏切られた。
前編で高まった期待を後編で消化するつもりで臨んだが、始まりそうだったのは予定調和のアツい展開。
なんだかありきたりだぞと思いきやそんなことはなかった。
主人公は自分たちの正義に当てはまることをストンとやってのけて、紆余曲折あってみんな助かるみたいな、ありきたりでありながら大衆が求めている展開。
そういった展開を寒いと斜に構えながら、そこから外されるとどこか気持ち悪さが残る。そんな矛盾をつかれたような衝撃的な作品だった。
幼少期のエゴで変化させた世界、意図的ではないが、結果的にそれを肯定した兄や大切な家族、友達の大切な人を亡くす。
そんな喪失感とそれでも滅んでくれない世界、ここに1つの世界線をみた。
世界を敵に回す、これは視聴する私たちすらも敵に回した完全で完璧な2人だけの世界。なるほど確かに絶対だ。
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